応援コメント

第20章 春下の蒼穹」への応援コメント

  • こんにちは。

    ……アルテミジア姫、幼馴染だったんですね。
    なのに、ヴィーさんになかなか口をきいてくれなかった。
    それは、「庶子をもうけろ」と命令されてから、口をきいてくれなくなったのか、どうなのか……。

    「きっとヴィーと姫は、同じ世界に生きて同じものを見ていたのだ。だからふたりに接したときだけ、本来窺い知ることもないはずのその遠い世界の気配を、ディルも感じたのだろう。」
    なんとなく、わかる気がします。
    二人は、同じものを見ていた。

    ヴィーさんは、とても身分が高いのですね。コテコテに「尊い身分」が集まってきてしまっているかんじです。

    作者からの返信

    こんにちは。

    アルテとヴィーが出会ったのは本当に幼い頃で、付き合いは長いです。
    お互い別の国に住んでいたので、会う回数は少なかったと思いますが。
    アドベントでヴィーにローズヒップを送ってくれたのが彼女ですね。

    口をきいてくれなかったのは初対面時で、アルテの性格とヴィーの容姿に起因します。
    いずれ機会があれば、当時のことを書きたいですね。

    庶子云々は彼らがずっと成長した後に出てきた話なので、余計にタチの悪い命令とも言えましたが、それこそ二人とも同じものを見、同じ方向を向いていたゆえに、政略としてそれを受け入れたのでした。

    ヴィーは大陸でも指折りの血統であり、実はとんでもない身分であり、地位にある、という人間です。

  • ああ、ここで白百合ではなくチューリップであったことが語られていたのですね。姫様、不思議な雰囲気だったのでもはや幽霊か何かだったのかなと思ったりもしてしまいましたがちゃんと実在してたんですねえ(そういえば司祭様もおっしゃってたし)。

    偶然も積み重なれば必然か運命か……とも思いたくなりますが、ヴィーとディルの運命の交叉、まだまだ始まりに過ぎないのかもしれませんが、なんだかもう胸がいっぱいです……。

    作者からの返信

    白百合は実はアルテの中でヴィーのイメージだっために彼女が好んだのですが、そこはヴィーは知りません……という裏設定があります。そして残念ながら彼女の命日とは季節が合わなかったのでした。
    姫様は実在していましたが、ディルにとってかなり特殊な体験だったので、追憶も浮世離れした雰囲気になっていたかと思います。

    この偶然の重なりのためにお互い、並ならぬ縁を意識し始めたというのはありますね。それを結果的に、運命と呼ぶのかもしれませんが……。

  • 今回でだいぶ謎が解けましたね。ヴィーは思った以上に偉い人だった(笑)ここまでわかると、また面白く読み返せそうです。

    それにしてもディルは、相手を思いやってあげられる本当にいい子だなあとしみじみ。賢くて可愛くて優しいなんて将来有望すぎる。グネモン卿に目をつけられる逸材ですし、ディルのここからの活躍も期待です。まずは知恵熱が引いて元気になりますように…(笑)

    作者からの返信

    ようやく、ヴィーが何者なのかを明かせました。あんなですけど。
    自分で創っておいて何ですが、いざ彼に自身の背景を語らせようとしたら思った以上に面倒でした笑

    ディルにも優しいお言葉をいただきありがとうございます。今回はすっかりキャパオーバーで倒れてしまいましたが、彼の今後についても見守っていただけますと幸いです…!