応援コメント

第3章 手向けの花」への応援コメント

  • こんにちは。

    ディルさんは、とても不運でしたね。
    母親に続き、父親まで事故で亡くすなんて……。

    葬儀の悲しみで胸が引き裂かれそうになりました。

    立派な花をくれたのは、誰だったのか……。
    そして、ディルさんは何を見てしまったのか。

    作者からの返信

    こんばんは。

    相次いで親を、それも健在だった父を事故で突然失ったディルのショックは大きいものでした。
    彼の悲しみを感じていただけて嬉しいです。

    正気を取り戻すきっかけになった花、しかしディルはくれた相手や花そのもののことを考えるどころではない事態に……。

  • 母を失い、そしてまた父を失ったディルの心の傷と衝撃が、ものすごく丁寧に描かれていて改めて彼の境遇にうう……ってなっていたのですが、ニーム、はて……と先を追って「餌」という言葉にハッとしてしまいました。

    途中で改めて禁書屋の方も読み返してきたのですが、エルムの曙光と呼ばれたバルサムは「彼」だったのか、それとももっと別の誰かだったのか、そちらもますます気になってしまいました。

    そして百合(であってますかね?)の花とともに世界が再び色を取り戻し、心がほどけていくディルの様子にまたうるうると……まわりの大人の優しさもこころに沁みますね。

    運命の出会いと再会を果たした二人、読めば読むほどあちこち気になってしまいますかじっくり楽しませていただきます〜

    作者からの返信

    「餌」という言葉は実はこちらが初出でした。
    バルサムが何者かは禁書屋の中でもうちょっとしっかり提示できたらよかったなというのが、あちらでの心残りです。

    ここで出てきた花は原種のタイプのチューリップですね。百合を持ってきたかったけれど季節が合わなくて代わりに持たされた、というちょっとややこしい背景があります。

    ディルの心象、かなり気合を入れて書いたところでしたので、こうして色々感じていただけて感無量です。

    禁書屋に通じる記述はこの先も時折現れますので(宣伝?)、ごゆっくりお楽しみくださいませ!

  • 「大人も楽しめるファンタジー」企画への参加ありがとうございます。

    冒頭からとても細やかな筆致で、企画に相応しい作品だと思って読ませていただきました。文体が優しく丁寧なので、自然と物語に入っていけます。

    心理描写も濃密で、本話では父を失った語り手の痛みがありありと伝わってきました。これが誰の回想シーンなのかが気になります。

    二人の旅の行く末が気になり、続きも読んでいきたいと思いました。

    作者からの返信

    お読みいただきありがとうございます。

    企画の詳細を拝読して非常に感じ入るところがあり参加させていただきましたので、相応しい作品と思っていただけて大変嬉しいです。

    丁寧なご感想までありがとうございます。とても励みになりました。

    ぜひ、お時間のあるときにでも続きを読んでいただけましたら幸いです。

  • 企画ご参加ありがとうございます。
    極限的な状況で、出会った二人。
    ヴィーとディルが強張りながらも、打ち解け合っていく所が素敵です。
    ヴィーの人柄の親しみやすさを起点に、少しずつ打ち解け合っていく過程が丁寧に描かれていて、とても感情移入がしやすく世界観に入り込めました。

    ディルが理由を知りたがって食い下がり、しかしヴィーは断固として口を割らない所で、笑ってしまいました。
    そりゃそうだよね、言えないよねと思いましたっ(・v・)

    作者からの返信

    こちらこそ参加させていただき、またご感想に星までありがとうございます。

    その場面で笑っていただけて嬉しいです。ディルとしては自分の身に起きかけたことですから、知りたいのは当然……とは言え、訊かれたほうにとっては非常に困る質問です笑

    編集済