応援コメント

第4話」への応援コメント

  • 第二話の無欲恬淡について、他のレビュアーさんへのヘイさんからの返答を読んで、この言葉の利用意図に納得がいきました。

     私も自作においてキャラの言葉遣いについて指摘を受けたことがあったので共感する部分がありました。

     私の場合は英会話がそれほど上手ではないキャラが使った表現がビジネス寄りで、旅行英会話程度の実力の者が使う表現らしくないとの指摘でした。この指摘に対して私は、初~中級者はむしろ自分の言語表現がTPOに合っているか客観視する能力が上級者に劣るため、むしろカジュアルな表現とフォーマルな表現の混在が起こり得るであろうと考えてあえて修正しないで放置しています。

     この自分の経験から、難しい言葉遣いをするプライドが高いキャラの演出としての無欲恬淡という語彙の使用はありだと思いました。
     それに無欲恬淡を使い、なおかつ読者にも自然に納得させる手段はあると思います。例えば「難しい言葉を使ってかっこつけやがって……」と他のキャラに思わせれば、むしろ読者も「分からなくて当たり前なんだな」と思えて作中のキャラとの共通認識が生めるのではないかなと思いました。

     他のレビュアーさんの意見に合わせると難しい言葉は一切使えなくなってしまう気がしました。

    自作にも活かせそうな学びができました。

    作者からの返信

     応援コメントありがとうございます。
     確かにその手段がありました……。
     ネットに掲載する小説ということで造語でさえなければコピーアンドペーストで調べられるという傲慢な考えがあったのも事実です。
     指摘はされたのですが、直すつもりが無いんですよね……。
     この点に関しては譲れないと言う点です。この言葉遣い一つでキャラの性質を表現できていると自画自賛してしまっていますので。

     こういった状況下に置かれた場合、難しい言葉遣いやがってと言うよりも、次の意見に移ろうとして割と相手の言葉に感情を動かさないかもしれない……などと言う下手な思考をしてしまいます。
     共通認識に関しての意見、ありがとうございます。とても学びになります。


  • 編集済

    考えさせられる話でした。
    実際、こういう環境の者から従軍していく訳だから……。

    彼は、命令で死ねと言われて、家族を残して死ねるのだろうか?

    作者からの返信

    死ね。
    そう言われて死ぬのは大変な覚悟が必要だと思います。
    何に重きを置くのかという、精神的比重によっても命を賭けられるかが変わるのではないかと思っております。
    彼の場合、それがどうなるのか……。


  • 編集済

    初めまして、バタフライです。

    まずは、企画のご参加ありがとうございます。
    今回、「簡単なSFロボット物」というテーマの元、作られた作品として目を通させて頂きました。

    さて、企画のルール上、しっかりとした批評を送らせて頂きます。

    まず、一点目 非常に読みにくいです。

    と言うのも、空白が開けられておらず、文章がみっちりと書かれてしまっている為、追う際、非常に分かりづらくマウスカーソルを使いながら、ゆっくりと追わせてもらいました。
    勿論、信念を基に、自分の書きたいものを書く。読みたくないなら、見なければ良い。それは通りに適っております。

    ですが、企画に通させてもらった以上、言わせてもらう事をまずはご理解の程、お願い致します。

    他にも、まだまだあります。

    トレーニングルームを出て、阿賀野は一人の教官に出会した。
    というシーン、
    確かにバッタリと会った。ぶつかったようなイメージとして "出会した"という言葉は合ってます。
    ですが、こういった部分にしっかりとルビを振らないと、読者は、でくわした…?で、合ってるのかと感じてしまいます。

    読み手は、存外、雑に読まれる方が多いです。
    出会った なら、あ、であったんだな。と認識されても、
    出会した では、ん?書き間違えかな?と、一瞬捉えれてから、あー、でくわしたか。と思われても、可笑しくはありません。

    丁寧に、造語ルビを振られている反面、こういった読みにくい部分のルビは少なさを感じました。

    (造語ルビとは、ヘイさんの作品に出るものですと、 彼ら という言葉を、連合といった言葉の意味合いに差し替えるルビの書き方です。本来は、 彼ら という言葉は決してそんな読み方をしませんから)

    三つ目、無欲恬淡について

    お話上、教官である佐藤が、主人公である阿賀野君を戦争に送り出すか、どうかを上官達にお話を振るシーンがあります。

    戦争物などにおいて、最も多くの表現として多いのが、暗躍する上官達による、兵士の弄びがあります。
    云わば、無能が有能を、殺してしまうような掛け合いシーンと言う事ですね。

    確かに、国として命を出された以上、それに準じるのが兵士の役目ではありますが、納得がいかない命令もあるので、これはとてもいい表現の仕方だとは思います。

    ですが、その話の中に、無欲恬淡と言う言葉
    残念ながら、読者はその言葉を知ってるかと言われて、殆どの方が分からない。と答えると思います。
    読み物としては、悪くはないですし。意味合いを知ってれば、確かに意味のある掛け合いになるでしょう。

    ですが、大半の方々は無欲恬淡と言う言葉の意味を知りません。私も長年小説を書き続けてきましたが、知らなかったのですから。
    だからといって、知らないからお前が可笑しいとも言えない筈です。

    何故ならば、わざわざその言葉を出すという事は常識的に知っていても可笑しくないという作者側の傲慢でしかありません。

    難しい言葉を使う事は決して悪くはありません。ですが、それを意図した内容が果たして読者に通じるかどうか、しっかりと考えてみてから書いてみてください。

    読書するのに、百科事典を見ながら読むのは余りに可笑しいでしょう?
    読む本はヘイさんの作品なのであって、意味を知る本ではありませんので。

    さて、ここまでは治してほしい内容、悪かった点です。

    ここからは、良かった所。この企画において、最も大事な信念として、この作品を書きたいという気持ちについてです。

    非常に伝わります。

    戦争やロボットなど、今でいうオーバーテクノロジーを使った物は、想像の範疇でしかありません。
    実在しないロボットを如何に表現するか、という部分に置いて
    戦争や人の表現は非常に優れていると言えます。
    ですが、上記の内容が非常に読みにくさを作り上げてしまっている事実も念頭においてください。

    決して、悪く作品ではありません。面白くなければ、コメントすらしないのが私なので。

    以上です。企画参加ありがとうございました。

    追記です。
    まずは、お返事ありがとうございます。
    確かに、キャラの個性を出す。非常に大切です。

    認識して欲しいのは、作者の考えであって、読み手に求めるものではないと思っております。

    分かって欲しいのは、ヘイさんが
    「読んでほしい!この世界を知ってほしい!」
    という元、作られた世界観、キャラの設定で、それが伝わらない可能性がある。と言う事なんです。

    それでは、勿体ない。

    確かに、作者がこういうキャラなんだよ。と言われれば、認識は出来ます。

    決して、そのキャラのセリフが可笑しいとは言ってません。
    伝えるに当たって、その難しい言葉やカッコつけを別の方法でも伝えれますよ。頑張ってください。
    と言う事なんです。

    否定的な意見として捉えられたのであれば、言葉足らずで申し訳ありません。
    ですが、表現の仕方は一つではないんです。

    少なくとも、作品としての熱意とテーマは強く伝わってきてます。もっと自信を持ちつつ、読み手を意識した書き方をすれば、良くなると思います。

    それでは失礼します。



    作者からの返信

     成る程、有難うございます。
     参考になりました。
     みっちりとしている、というのは確かにその通りですね。web小説には適していないことは理解しております。
     難しい漢字へのルビ振りに関しては気をつけたいと思います。自分で理解できるからと相手に求めるのはしてはいけませんでした。
     無欲恬淡という言葉に関することですが、これは私も態々、調べて書きました。
     これが難しい言葉だからというか、私が絶対に使わない言葉だからです。岩松と言うキャラを表現するために態と使いました。
     地の文では無いので、その言葉を遣うかどうかも、考えました。つまりは「岩松というキャラはこう言うカッコつけを行うだろうな」、と言う事です。
     だから、知っていてもおかしくないだろう、という傲慢さを感じるのもおかしくはありませんが、それはキャラのセリフなので、難しい言葉を遣う個性ということを認識して欲しいです。