第4話「気になったから押す、それはダメだって」
ティル 「お、アレじゃねーのか?」
ミヒロ 「えへへ、私取って来るね!」
フラッド「!!!!」
ティル 「あ、ずりーぞ」
ミヒロ 「へっへーん、ねぇ、なんかスイッチあるよ?(ポチッ)」
フラッド「逃げて!!!!」
ティル 「フラッド? チッ、何かやべぇ気配がする、逃げるぞ、ミヒロ!」
ミヒロ 「え? え? お宝目の前何に何で? わっ、腕引っ張らないでよー」
ティル 「宝箱の付近から青白い光が集まってる、すげー嫌な予感がするぜ」
フラッド「
フラッドの放つ魔法が青白い光周辺を襲う!
フラッド「ダメッ」
ティル 「分かった、逃げるぜ、ってフラッドお前も逃げろよ!」
フラッド(フルフルフル)
ティル 「魔法力が高い自分じゃないとダメだって? 馬鹿野郎! 後衛のお前がそんなこと言うな、そう言うのは前衛の俺の仕事だ!」
フラッド(フルフルフル)
ティル 「物理攻撃と魔法攻撃じゃ勝手が違う? わーった、お前に任せる」
フラッド「
フラッドの放つ魔法が同じ場所を襲う、その直後フラッドに対し雷属性の魔法が放たれた。
女魔族 「ふむ、大層な歓迎じゃのう」
フラッド「ティル君、ミヒロさん、逃げて、魔族だ」
ティル 「魔族? だからなんだよ! お前を見捨ててむざむざと逃げて溜まるか!」
ミヒロ 「う、うん、分かった、ごめんね、絶対生きて戻って来てね?」
女魔族 「ほう? 主は魔術師とやらか、魔力を持ってるだけ我の事が分かるか」
ティル (くっ、この状況下、不謹慎かもしれねぇが、この魔族ってやら、物凄く美人でスタイルも抜群、下手すれば国のアイドルを超えてるぜ)
フラッド「二人とも死んだら元も子もないって」
ティル (正攻法で行っても絶対駄目だ、なら一か八か!)
ティル 「大丈夫だ、俺に考えがある!」
女魔族 「ほう? 物理的な力なら我に対抗出来ると思ったのか?」
ティル 「フッ、そこのお姉さん」
女魔族 「どうした?命乞いか?」
ティル 「良ければ俺と一緒にお茶でもどうですか?」
フラッド「!!」
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