僕は小説を書くのが好きで好きで堪らないヤツが憎くて憎くて仕方がない

作者 姫乃 只紫

79

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★★★ Excellent!!!

とある方のブログから題名に惹かれて読ませて頂きました。
私も小説を書くのが好きで仕方なく、誰からも読ませずとも自分の作品が一番愛おしい。
思い込みだったとしてもそういう考えの人間だったもので、この話を読んだときは殴られたような感覚になりました。
彼女の言葉や彼の反応諸々全てが、鈍く痛みのように響いてくる作品でした。
こういうとき、思ったことを表現できる力がないのが今は残念でなりません。
最後に読めてよかったと一言だけ言い残していきます。

★★★ Excellent!!!

僕は今日自分の作品にこんな追記をしました。

追記:
 今日、死のうとしている人に希望を語ってきました。僕自身が生の世界に安定しているわけではないのにも関わらずです。僕に出来る限りのことは書いたと思います。しかし疲れました。疲弊しました。なぜなのでしょうか。

 僕はこれまで絶望という言葉を使うのを避けてきました。絶望という言葉は恥ずかしいです。軽々しく使うなよと思います。だからずっと「失望」と言って来ました。そちらの方がこれまでぴったりでした。しかし、今僕が感じていることははっきりと絶望に近いのです。

 大きな暗闇が僕の心を占めています。僕は色んな作品に救われました。昨日も救われました。けれど、暗闇は全てを呑み込みそのままそこにあります。様々な作品が僕に死ではなく生の方を向けと言ってきます。ありがたい。しかし僕は思うのです。

 そこはもう通り過ぎたよ、と。


でもこれを書いた直後に本作の通知が来て、読みに行ったんです。僕は自分の作品に戻ってもう一度追記しました。


再追記:
 また素晴らしい作品に出会ってしまった。思わず手を上に伸ばしたくなる作品に出会ってしまった。僕はもしかしてこれをいつまでもいつまでもいつまでも繰り返して生きていくのではないか、とそう思った。闇はまた迫って来るのだけれど。

僕にとってそういう作品でした。ごめんなさいね、こんなレビューで。