第7話「ハルヤ姫」



 今は昔、竹取の保科といふ者ありけり。野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり。名をば、保科伊織となむいひける。


 その竹の中に、もと光る竹なむ一筋ありける。あやしがりて寄りて見るに、筒の中光りたり。それを見れば、三寸ばかりなる人、いとうつくしうてゐたり。




 ……めんどくさいからもうこの先現代語でいいですか? いいでしょ?


 おじいさん役の伊織はその小さな子を家に連れ帰りました。お昼ご飯のカップラーメンにお湯を注いでいたおばあさん役の麻衣子はびっくらもんげぇ。


「ばあさんや、これを見ておくれ」

「伊織、アンタ何幼女誘拐してんのよ。捕まるわよ。ていうかロリコンだったの? キモッ……」

「違うよ!」


 その三寸ほどの背丈しかない小さな子は、それはそれは目に入れても痛くないほど可愛らしい女の子でした。伊織と麻衣子はその女の子を育てることにしました。


 「ハルヤ姫」と名付けられた女の子は、二人の愛情を受けてすくすくと成長し、三時間程で立派な大人になりました。


「早っ!」


 これには流石の麻衣子もツッコミを入れずにはいられませんでした。翌日、いつものように山に竹を取りに行った伊織は、再び根元が光る竹を見つけました。再び幼女が手に入ると思い、伊織は興奮しながら斧を振りました。


「ちょっとナレーター! 僕そんなこと思わないよ! 勝手なこと言わないで!」


 しかし、竹の中から出てきたのは大量の小判でした。伊織はひどくがっかりしました。


「してないよ!」


 何はともあれ、伊織は小判を家に持ち帰りました。それから毎日小判の出る竹を見つけ、伊織と麻衣子はいつの間にか大金持ちになりました。二人は思い切って都に移り住むことにしました。


 ハルヤ姫もますます美しさを増していき、彼女の美しさは都の噂となりました。


「なぁ、聞いたかハルヤ姫様のこと」

「聞いたよ。ありよりのあり」

「でもよぉ、滅多に姿を見せてくれないらしいぜ」


 ハルヤ姫はなぜか伊織と麻衣子以外に顔を見せようとはしませんでした。都の男達は必死に彼女をナンパしようと、彼女の住む屋敷に赴きました。しかし、結局誰も彼女の美貌を拝むことはできませんでした。




 しかし、何としてもハルヤ姫を我が物にしようと、諦めきれない五人の貴公子がいました。満、出男、広樹、陽真、祐介です。他の者達が諦めた中、この五人だけは毎日欠かさず屋敷に足を運びました。


「ハルヤ姫、僕はあの五人の誰かと結婚なんて反対だし、正直今すぐ麻衣子と離婚してハルヤ姫と結婚したいところだけど、そんなことできないからあの五人からテキトーに選んで結婚してよ」

「伊織、本音駄々漏れしてるわよ」


 ハルヤ姫は覚悟を決めました。五人は屋敷に呼び出されました。五人にはそれぞれハルヤ姫の欲しがっているものを持ってきたら、結婚を認めるという条件が出されました。しかし、どの品もこの世で誰も見たことがなく、存在するかもわからないものでした。




 満に持ってくるよう命じられたのは、仏の御石みいしの鉢でした。


「ほっとけみいしの8?」


 違います。満にはその仏の何とかという鉢は、よくわからないようでした。満は自宅で途方に暮れます。


「ねぇ、お母さん」

「なぁに? 満♪」

「お母さんのチューリップの植木鉢、持っていっていい?」

「もちろんいいわよ♪ 満はほんとに可愛いわね~💕」


 満は家にあった母親がチューリップを植えるのに使っている植木鉢を持っていくことにしました。満の母親は彼の頭を撫でます。抱きつきます。頬にキスをします。顔を巨乳に埋めます。


「ちょっと待って、なんで満君のお母さんが出演してんの?」

「そういえば昨年も出演してたような……(笑)」


 舞台裏で伊織と麻衣子は苦笑しました。満は植木鉢を抱えて屋敷の入り口に行き、伊織の前に差し出しました。


「これでいいですか?」

「ダメに決まってるでしょ!」


 門前払いをくらい、満は仕方なく諦めました。しかし、彼は未来で自分のことを待っている恋人がいるので問題ありませんでした。それはまた別の作品で……。




「ふふふふふ……」


 出男に持ってくるよう命じられたのは、蓬莱ほうらいの玉の枝でした。もちろん出男にはどこにあるのかわかりません。そこで出男は工匠こうしょうに蓬莱の玉の枝を作るように依頼しました。後日出来上がった枝を持って、出男は屋敷にやって来ました。


「これは……すごい……」

「ほんとに本物なんでしょうねぇ?」

「もちろん! 本物だぜ!」


 その出来映えは誰もがその輝きに見とれてしまうほどのものでした。出男は「これはハルヤ姫ゲッツたぜ」だと思いました。


 その時です。


「ちょっと出男君! お金払ってよ!」


 工匠の蓮太郎が屋敷に飛び込んできました。出男は蓬莱の玉の枝を彼に作るよう頼んでいたのです。出男君は彼にまだ代金を払っていないようでした。蓮太郎君は代金をはらうように催促します。


「出男君、早く払ってよ。8万5000円」

「ちょっ、金額増えてねぇか? 最初1万円って……」

「うちの嫁が増やせって言うんだ」

「こら蓮太郎、金はまだか~!?」


 今度は蓮太郎の鬼嫁の哀香がやって来ました。蓮太郎は完全に尻に敷かれているようです。


「さっさとその男から金たかりなさいよぉぉぉ!!!」

「ひぃっ! すみません!」


 その様子を見た伊織は、この枝が巧妙に作られた偽物であることがわかりました。その後、出男はハルヤ姫を諦めて蛍と結婚しました。




 陽真に持ってくるよう命じられたのは、龍のくびの玉でした。陽真は出男のような馬鹿とは違い、本物の龍の頸の玉を探しに行きました。


「おい!」


 出男君、出てこないでください。陽真は船で海に出て、龍の頸の玉を探しに行きました。しかし、途中で大嵐に遭いました。昔から海で嵐に遭うのは、龍の仕業だと考えられてきました。でもそんなの迷信です。龍の仕業とか何時代だよ。


 平安時代だよ、多分。


「くっ、なんだこの嵐は……」


 嵐は船を破壊しそうなほどの勢いで襲ってきます。しかし、陽真は嵐とは別の、何か禍々まがまがしい気配を感じました。そして、その正体はすぐにわかりました。


「り、凛奈!」


 凛奈のすすり泣く声が聞こえます。陽真の耳ではなく、心に聞こえます。凛奈が泣いています。陽真に会えなくて泣いています。


“陽真君……なんでどこか行っちゃうの……”


 どうやらこの嵐は、自分ではなくハルヤ姫を手中にしようとする陽真に対し、凛奈が嫉妬心で引き起こしたもののようでした。


“陽真君……なんでハルちゃんなの……私じゃダメなの……?”


「凛奈……」


“私、陽真君じゃなきゃ嫌だ……陽真君も私を選んで……”


「わかった」


 陽真は必死に嵐を抜け出し、ハルヤ姫のことなんか忘れて凛奈に会いに行きました。そして凛奈と結婚し、幸せに暮らしました。


「めでたしめでたしだね~」

「いやハルヤ姫はどうしたのよ」




 広樹に持ってくるよう命じられたのは、つばめの子安貝でした。広樹は名前通り燕の巣の中にあるのではと思い、町で燕の巣を探しました。巣を見つけると、はしごを使って登り、巣の中を手探りで探しました。


「ねぇな……」


 その時です。はしごがバランスを崩して倒れました。広樹も地面に落ち、頭を打ち付けてしまいました。不幸なことに、その数日後に広樹は亡くなってしまいました。


 彼の出番はここで終了です。


「おい!」






「どいつもこいつもハルヤ姫への愛が足りねぇなぁ。ここは俺様に任せとけ~♪」


 裕介に持ってくるよう命じられたのは、火鼠の皮衣でした。しかし、裕介は自分で手に入れるつもりはありません。


「おい! 俺の可愛い嫁達よ、我が家からそれっぽい衣を探してこい!」


 裕介は自分に仕える多くの美女に命令しました。彼女達は裕介に無理やり結婚させられたようです。こんなにたくさんいるのに、裕介はハルヤ姫を新たな嫁として迎え入れようとしているのです。


「しかし裕介様、火鼠の皮衣とは一体どのような代物なのでしょか?」

「私達はわかりません。どうやって似たものを探せば……」


 嫁2号の美咲と、嫁4号の万里が裕介に尋ねます。


「うるさい! そんなもの知るか! 自分で考えるのだ!」


 裕介は乱暴に二人を突き返し、衣を探しに行かせます。それを見かねた嫁1号の綾葉が、裕介を説教します。


「裕介、いい加減にしなさい! 夫であるなら、妻が困ってる時に最低限助けてあげなさいよ」

「うるさいうるさい! 俺に指図するなら今夜の行為でお前達の腹に子をはらませるぞー!」


 とても生々しいことを口にする裕介。呆れた綾葉は逃げるように裕介の元を離れていきます。裕介の頭はハルヤ姫との結婚でいっぱいでした。彼女を8人目の嫁に迎え入れようと必死でした。


「さてと、その間に嫁6号と嫁7号との結婚式を済ませねばな!」


 裕介は新たに凛奈を嫁6号に、蛍を嫁7号に迎え入れていました。二人は強制的に連れてかれ、結婚させられようとしていたのです。


「さぁおいで、俺の新しい嫁よ♪」

「こんなの嫌だ……」

「助けて陽真君……」


 泣きながら夫の助けを呼ぶ二人。


「裕介様、これなんかどうです?」


 式の最中に嫁5号の玲羅が赤い衣を持ってきました。早くハルヤ姫との結婚に移りたい裕介は、テキトーに品定めをしました。


「うん、もうこれでいいや。おい嫁3号! 今すぐ伊織を呼べ!」


 嫁3号の哀香は舌打ちをしながら、ハルヤ姫の屋敷に向かいました。彼女も既に蓮太郎と結婚していたものの、無理やり裕介に連れ去られ、彼と結婚させられていたのです。




「火鼠の皮衣を手に入れたのですね? どうか拝見を……」


 伊織が裕介の自宅にやって来ました。後ろには駕籠かごに身を隠しているものの、ハルヤ姫の影が見えます。彼女もわざわざ付いてきたようです。


「これが火鼠の皮衣……?」


 本物を知らない伊織は、渡された布を見ても判別がつきませんでした。とりあえず布をハルヤ姫に見せることにしました。


 その時です。


「おい裕介……」

「テメェ、何やってんだ!」

「哀香は僕の嫁だぞ!」

「美咲が危ないと聞いてやって来た」


 裕介の自宅に陽真、出男、蓮太郎、広樹が飛び込んできました。それぞれ自分の嫁が拐われたことに気付き、裕介の仕業と思ってやって来たようです。


「なんでわかったんだ!?」


 裕介は驚きました。


「家に染み付いた蛍ちゃんの匂いが薄くなってたからな。すぐにわかったぜ」

「凛奈のメガネに発信器を付けてある。それで位置がわかった」

「僕は……その……三人に付いてきて……」

「愛の力だ」


 それぞれ気持ち悪いほどの執着心で嫁を取り返しにきたようです。裕介は歯軋りします。


「行くぞ陽真!」


 出男の呼び掛けに対し、陽真は刀を持って構える。


「おう! 神の呼吸、拾壱の型、変態滅殺斬!」

「また鬼滅ネタかよ!? 前回もやっただろ!」


 裕介のツッコミも虚しく、陽真は裕介の首に斬りかかる。必死に抵抗する裕介。


「今だ凛奈!」


 陽真の合図に合わせ、凛奈は裕介に向かって手をかざす。


「うん! 血鬼術、爆血!」

「凛奈ちゃんに関しては技の名前そのままパクってる!」


 バァァァァァン

 裕介の家は家事になり、跡形もなくなってしまいました。嫁達は全員無事に解放されました。そして、火鼠の皮衣と偽った布も燃えてしまったため、裕介の嘘は明確となり、ハルヤ姫との結婚のチャンスも失いました。よかったよかった。




 結局どの貴公子もハルヤ姫との結婚は叶いませんでした。そして、ハルヤ姫の噂は帝の元にまで届くようになりました。


「うーん、これって俺が結婚しなきゃいけない感じ?」


 帝の直人はハルヤ姫のことが気になり、彼女の屋敷に向かいました。伊織と麻衣子は、ハルヤ姫が会いたがらないと言っているために、彼の入室を断りました。


「いいから入れろ、俺は天才だぞ」

 

 直人は二人の制止を振り切り、強引に屋敷に突入しました。部屋の襖を一つ一つ開けながらハルヤ姫を探します。


「ここか!」


 直人はハルヤ姫のいる部屋を突き止めました。いきなり入ってきた直人に驚き、ハルヤ姫は萎縮しました。


「ハルヤ姫、俺と結婚しt……」

「嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


 ドォンッ!


「ぐはっ!」


 ハルヤ姫は謎の波動弾を放ち、直人を屋敷の外までぶっ飛ばしました。彼女から拒絶されたことが非常にショックとなり、直人は彼女との求婚を諦めかけました。


「まぁいいか……俺には友美がいるし」


 しかし、心の中でどうしても諦め切れない気持ちが残っていました。






 それから三年ほど経った頃、ハルヤ姫は毎晩夜空を眺めてすすり泣くようになりました。伊織と麻衣子が気になって訳を聞くと、ハルヤ姫は衝撃的な事実を口にしました。


「私は地球から遠く離れたテトラ星という星の住人なのです」

「……は?」


 ハルヤ姫はテトラ星という星の住人で、8月15日にその星から迎えが来るというのです。ハルヤ姫は地球を離れることをひどく悲しんでいたのです。


「嫌だ! ハルヤ姫がいなくなるのは嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

「伊織、うるさい」


 伊織は帝の直人に頼み、ありったけの兵士を雇わせました。そして来る8月15日の夜、兵士を屋敷に配置し、いつでも戦えるように備えました。


「さぁ来い! テトラ星人! ハルヤ姫は渡さないぞ!」


 そして、空から雲に乗ったテトラ星人が見えてきました。とうとう迎えの使者が、ハルヤ姫を連れ戻そうとやって来たようです。


「花音、やれ!」

「了解! 野郎共、放て~!」


 直人の部下の花音は、大勢の兵士と共に矢を放ちました。しかし、矢は空中で止まり、兵士達に方向を変えて飛んできました。


「なんでやねぇぇぇぇぇん!!!」


 どうやらテトラ星人達が念力を使って矢を跳ね返してしまったようです。その後も様々な攻撃を仕掛けましたが、テトラ星人の超能力にはどれも叶いませんでした。


「わぁぁぁ! ハルヤ姫ぇぇぇぇぇ!!!」


 とうとうハルヤ姫が雲に乗ってしまいます。伊織と麻衣子は為す術がありません。伊織は滝のように涙を流します。


「ハルヤ姫ぇぇぇ……」

「大丈夫だよ、伊織君。私はいつでもテトラ星から見守ってる」


 チュッ

 ハルヤ姫は伊織の頬にキスをしました。


「あ、あ……あぁ……///」

「離れていても、心はいつも一緒だよ」


 ブシャァァァァァ!!!

 ハルヤ姫のあまりの可愛さに興奮し、伊織は鼻血を噴射して気絶しました。相当嬉しかったようです。


「アンタら恋人じゃないでしょ」


 麻衣子が呆れたような、満更でもないような笑みを浮かべながらツッコミを入れます。ハルヤ姫を乗せた雲は空へ飛んでいき、高く登っていきました。




 そして伊織はいつまでも遠くのハルヤ姫を思いながら生きるのでした。めでたしめでたし……。



      *   *   *




七海町立葉野高等学校 3年2組 演劇「竹取物語」


かぐや姫:青樹ハル



翁:保科伊織


媼:鶴宮麻衣子


石作いしづくりの皇子:青葉満


車持くらもちの皇子:気合出男


右大臣阿倍御主人うだいじんあべのみうし:桐山裕介


大納言大伴御幸だいなごんおおとものみゆき:浅野陽真


中納言石上麻呂足ちゅうなごんいそのかみのまろたり:派江広樹



石作の皇子の母親(?):青葉咲有里


車持の皇子の嫁:河村蛍


工匠:紀村蓮太郎


工匠の鬼嫁:黒田哀香


大伴御幸の嫁:清水凛奈


石上麻呂足の嫁:谷口美咲



阿倍御主人の嫁第1号:空野綾葉


阿倍御主人の嫁第2号:谷口美咲


阿倍御主人の嫁第3号:黒田哀香


阿倍御主人の嫁第4号:藤野万里


阿倍御主人の嫁第5号:品川玲羅


阿倍御主人の嫁第6号:清水凛奈


阿倍御主人の嫁第7号:河村蛍



帝:遠山直人


帝の部下:村井花音



照明&音響:石井流歌


総監督&脚本:保科伊織




   * * * * * * *




「3年2組演劇、『竹取物語』はこれにて閉幕です。ありがとうございました。演劇の項目は以上になります。みなさん、これからも引き続き文化祭をお楽しみください」


 ステージの幕が降りる。観客は雨垂れのような拍手を生徒達に送る。舞台袖では担任の石井先生が、死んだような目付きで生徒達を見ていた。


「何だこれ……」


 石井先生はポツリと呟く。これだけしか感想が出てこなかった。まさに『何だこれ』である。しかし……




「ほんと、何だこれ……」


 一番何だこれと感じていたのは、脚本を担当した伊織だった。伊織は隣に立っているハルに頭を下げる。


「ごめんねハルさん、こんなめちゃくちゃな劇にしちゃって……」

「ううん、そんなことないよ。すごく楽しい劇だった」


 チュッ


「……え?///」


 ハルは伊織の頬にキスをした。


「伊織君、ありがとう……///」

「あ、あぁ……///」


 ブシャァァァァァ!!!

 伊織は盛大に鼻血を噴射して気絶した。彼のおかげで文化祭は大いに盛り上がった。3年2組の生徒達は笑いに包まれた。


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コスモガール 番外編 KMT @kmt1116

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