異世界転生の教科書 設定

ムミョ~ん

第1話 趣味用です

なろうの教科書

 主に異世界、魔法の存在する世界観での用語や設定について自分なりに考えてみました。


1. ギルド

冒険者登録や品物の売買、掲示板など様々な機能があるが、自分はこれを商業施設と町役場の合同施設だと考える。ある程度の手数料を払いランク(つまりは技能レベル)を判定しそれ相応の地位を与える。要は一種の身分証明書と住民票を兼ねているのではないかと考える。更に全国的に出店しておりその広大なネットワークから地域のコミュニティセンターや世界情勢を知ることができるため、連日多くの人で賑わう。そこで地域や全国規模な商会が場所代を払い、施設内で買取、飲食、宿泊などの商売を行い、地方の活性化に繋がっているのではないかと考察する。


2. ダンジョン 主に自然に出来た洞窟や森、遺跡、古い地下水道などが後天的に変化する事が多い。差はあるが、これらにある一定の魔力が加わると化学反応に似た現象が起こり変化するもだと考えられる。中心部や深部に行けばいくほど強力な魔物が増える理由は中心部に行けばいくほど魔力濃度が濃くなり、それに耐えることができる強力な力を持つ魔物がすむからだ。逆に離れた場所に弱い魔物しかいないのは、強力な魔物は濃度が薄い場所では衰弱してしまうからである。例外あり(深海魚が浅瀬で暮らせないのと同じ)


3. 冒険者

結局のところ家督を継げない次男坊や三男坊、まともな職に付けないろくでなしがその日暮らしと一攫千金を目指す職業として確立している。(そもそも職業といえるのか?)。主にダンジョン攻略、掲示板の依頼、護衛、要は何でも屋として生活をしている。最近では貴族や豪族、騎士団の子供が武者修行や社会貢献や職業訓練の一種として行うことが多い。(兵役に近い)

魔法や医療魔法などを使える聖職者や魔法学校出の人は教会や病院、公務員として給料がかなり出るので、わざわざこんな危険な道を進むものは少なくとても少数なので、実力と経済力、知名度があるパーティーぐらいにしかいない。それとよく異世界転生者が凄まじい量の魔力を保有していて、簡単に魔法を使えてしまう事があるが、それは野球の才能があるからといって初めてバット持たせた子供がホームランを打てるか?と言ったようなものでそうやすやすと扱える訳がない。最低でも転生後3ヶ月間は訓練しましょう。(3ヶ月という理由にソースなし)


4. 魔力

この世界に存在する未知のエネルギー、この世の全てにまんべんなく存在しており、道端の石にも含まれている。しかし、濃度が濃すぎると生物には毒であり、命を落としたり魔物に変換してしまうことがある。(これによってダンジョン爆誕)人間も例外ではなく、逆に自由自在に操れる人間が世にいう魔法使いである。

地下空間で長い年月と圧力によって魔力が高濃度に含まれる岩石を魔石と言い、人間が魔道具に加工するなど便利な反面ダンジョン化への引き金になる。動物も小さいながらも魔石を体内に保有し、生命エネルギーに変化させている。基本魔石の大きさや濃度は宿主の体格や年齢に比例し、魔物にもあてはまる。

動物に含まれる魔石のレア度 小動物<体格の良い、長生きの動物=魔物<凄い魔物


5. 魔法

魔力をコントロール又はコントロールされている者が魔力を変化させて起こす現象。魔力は興味深い性質を持っていて訓練をすれば、簡単な魔法ぐらいなら素人にも扱える。生命エネルギーの一種でありながらもとても不安定な魔力は、少し回路をいじくれば肉体強化、視力増加、炎、水、氷、闇、光等々かなり応用がきく性質がある。(ポケモンのイーブイを想像して欲しい。)生命エネルギーなだけあって使いすぎると下手したら死にます。酷使した後は休養と消化の良い食事をして身体を休めましょう。

食事などから栄養を吸収→体内でじわじわと魔力に変化→詠唱や魔法陣(化学反応)により魔力の性質を変化させる→魔法として使用(予め式を施しておいた魔道具を使えば時間短縮、魔石の力で威力アップ。)


6. 魔物

魔力によって変化した動植物又は違う世界から来たされている生物。強力な魔力と高い生命力と攻撃力を保持しているおり、時々人里などに出没し、人や家畜に危害を加えるため絶対に駆除しなければならない。毛皮や臓物魔石は高値で取引される。よく肉は霜降りでサイコ~とか言ってる馬鹿がいるが、野生の無駄のない筋肉を持つけもの臭い動物が、雨風しのげて美味しい食事、天敵がいない為ストレスもなく、至れり尽くせりの国産黒毛和牛よりもおいしいわけないだろ。馬鹿。それに高濃度の魔力と人を食べた可能性がある魔物を良く食べる気になるな。


7. 国家構成について

   王国 異世界と言ったらやっぱりこれ、基本世襲制。よく異世界から来た馬の骨を国王にしたりするが、下手したら内戦になるので止めましょう。中枢は王族、国家形成時からの有力貴族が固めている事が多い。

   帝国

  皇帝が統治している国家、王国から軍拡を経て帝国に変化する場合もある。理論上は国王よりも偉い。よく悪の帝国と異世界では思われがちだが、名前だけの場合もある。(大韓帝国) ローマ帝国には国会に似た元老院があり、皇帝を弾劾したこともある。

   公国

  貴族が収める国、ヨーロッパにも幾つか残っており、かつての貴族領が数々の戦乱をのがれて生き残っていた。ドイツも多くの国と公国、自治領などが統一してできた。

   皇国

  宗教上のトップが自治する国家、教皇領とかバチカン市国とか、異世界では高確率で悪の総本山。

   共和国

  要は選挙によって国を動かす民主国家、弱点としては有事の際にもたつく。


8. 人種

 人

最も多い人種、大体国のトップ総 他に言うことは無い

 エルフ

少数民族 寿命は人の5~10売程度、人種の中で最大の魔力を保有し強力な魔法を使う。回復魔法などのサポート系を得意とする。

 ドワーフ

そこそこ多い民族 寿命は3~5倍、丈夫な肉体と鍛錬された職人民族であり、スーパーゼネコン。異世界では定番の鍛冶職人である。あまり魔法は使えない。

 獣人

結構多い民族 ケモ耳 寿命は同じぐらい。人間と同じで雄は毛深く、雌は手足耳尻尾局部以外は薄い。卓越した身体能力を用いた肉体戦が得意、異世界恒例の奴隷層。大体主人公が「俺は人種差別しない!」とか言ってるくせに隣にいるのは大体人とケモ耳の美少女。魔法は人と同じレベル。


9. 食事(冒険者)

  大麦小麦を使って作ったパン、基本硬い。異世界御用達の白い柔らかいパンなんて結構最近できた。保存食の場合は硬いしそこまで美味しくないかも。

 スープ 言うことなし

 ワイン ブドウを発酵させたやつ。保存がきくので水の代わりに用いられる事も多い。料理の調味料に用いられる事も。

 チーズ これも保存と栄養がある事から、保存のためしょっぱいがそこそこ美味しい。


 干し肉塩漬け肉類

保存のきく貴重な動物性脂とタンパク質。しょっぱい、ワイルドな味の固めのビーフジャーキーだと思ってほしい。焼くなりあぶるなり煮るなりして食べよう。

 穀物類 干し果物

保存のきく貴重な甘味類。豆や穀物はおやつやいざという時の保存食、おやつにもなる。

 イモ類

無いとは思うがサツマイモは旅中で不足しがちの食物繊維を補える。保存もききそれに腹持ちもいい。料理も万能、最悪植えて増やせる。

 魚

干し魚とかあまり聞かないけどどうなんだろうか?普通に便利で美味しいと思うけ

ど。


10. ポーション?要は魔法薬

 よく魔法薬を何も考えずに絆創膏出す感覚で乱用してるが、原材料とか考えてるのかな?そこで自分なりに考えてみました。

 魔法薬 主に薬草に魔法を加えた回復量がえぐい薬。魔力自体が生命エネルギーなので、要は体に浸透しやすくエネルギーを直接患部に送り込むことができる分薬を飲んで効果を待つより効率が良い。そこに滋養強壮剤、解毒剤、などと併用すればとても効果が高まる事から、いざという時には優先して使おう。効果や値段の差は魔力や薬草類の純度、作った人の腕前に左右される。要は大量量産はまず無理。あと使い捨てなのに割と凝ったガラス容器に入れる謎 入れなおすのかな?


11. 貴族

没落貴族に関しては国家形成時からの名門でも没落する時はある、菅原道真とか。例外を除き、余程やらかすか政戦に負けたり周りから貶められるなど、人にそれなりの恨みを買われないと没落はしないと思うけどな。あと遊んで暮らしてるように見えても意外と仕事してる。要は自分の領地を経営する社長さんなんだから、転生したての高校生にはまず無理。税収、治水工事、不作の時に領民を餓死させないように気を配ったり、名産品の輸出、開墾、その他諸々まぁ大変ですよ。フランス革命前のめちゃくちゃなやり方でなければ反乱は起きないとは思いたいけど。


12. 服装

 まぁ普段着に関しては中近世のヨーロッパ世界の服装にしておけば無難。やたらと露出してたり、世紀末間ヒャッハー!な格好をしてるとかなりの確率で寒いです。高確率で冷え性な人が多い女性の普段着が年中高露出だったら救いようがないやん。

 戦闘服も騎士が装着しているようなシンプルな鎧にマントでもつけとけば無難。下手に凝った者にすると後々作画崩壊します。一から考えるよりその手の歴史資料集図書館から2週間借りてくる方がいい。あと女性がやたらと胸とお腹露出してるけど、やたらと突出してる胸と、内臓を守ってくれる最後の盾である骨のないお腹を切られたら出血多量臓器不全感染症水虫インキンタムシとかで死にます!出血多量とバックリ切れに関しては強力な魔法薬でもまずむりでしょ。適当

非力な女性陣も身を守るためにも鎖帷子ぐらい着てほしいものです。

重要器官の頭を守る重要なもの。ついでに顔も守れるといい、戦闘以外は上に上げられる奴。特に目は優先で

丈夫かつ動きやすいもの。常に着続けるので自分の体力と相談して選びましょう。特に首、又、脇、は設計上守りにくいので注意。

  盾

   相手の技を受け止めつつカウンターを狙えるので出来れば装備しましょう。でかくなくてもそこそこ大きめの資料集ぐらいの大きさのものでもよい。最悪机に代用

  剣

   一番オーソドックスな武器、癖がなく使い易く万能。欠点は欠けたりなまくらになったりしたら最悪。敵を切ったら手入れを欠かさないように。(整備してる奴見たためしが無いけど大丈夫か?)女性陣は護身用の鋭いナイフでも常備しよう。

  槍

   中距離からつつくようにして相手を攻撃する。剣のように近距離で振りかぶる必要がなく一方的に戦える、切りかかれても何とか防げる。長すぎると狭い通路では不利。

  弓矢

   遠中距離から一方的に攻撃出来る。先制攻撃、援護射撃と何でもできるが、殺傷能力は低いので敵が迫ってきたら味方の背後に隠れつつ攻撃しよう。

  マント

   上着、雨合羽、顔隠し、布団と万能。肌触りがよく水をはじくものが良い、ローブの一種、敵に見つからないような地味な色合いなものが良い。

  腕輪 すね当て

   手首、足首を守る大事なもの。馬鹿にしだちだが、真冬にバレーボールとかサッカーボール当たるとくそ痛いだろ?そういう事。それに手首痛めて武器持てなくなったらどうするつもりですか。

   アクセサリー

  魔石とか強力な魔法が封じ込められた備品。ひ弱な女性陣は優先してみにつけよう。

  爪とか牙

   近接武器、場合によっては剣よりも強いかもしれない。切るというよりはさしたり引っかいたり切り裂くイメージで。

  

13. 異世界の国境、村境、都市構想

よくでっかい大陸にテキトーに線引っ張って国を4つぐらい造って終わり!な人が多いが、ユーラシア大陸にクッソでかい国が4つしかなかったら違和感半端ないだろ馬鹿。基本的に国境などは一部を除いて山脈、河川によって引かれています。なんにもない大草原の中心とかはあまりないので下手な国境線や村境は作らないで欲しい。あと下手に大陸を出すよりも大陸の一部地域、みんな大好き中世ヨーロッパに絞り込みましょう。

良く周りに何も無い森の中心とかにそこそこ大きめの都市が描かれているが、そんな不便な立地には余程魅力的なものが無ければ都市は作らないので、っていうか作りたくないから何も考えずに作らないように。わざわざダンジョンの付近に街を造って、「モンスターの群れが街を襲撃~」とか馬鹿にも程がある。

都市の構造も中心付近に領主のやたらでっかい城が建ってて、申し訳程度の城下町とやたらと薄い城壁が囲っている自称人口20万人の大都市。城壁の高さを20mと課程すると、どう考えても端からは端まで1kmもないんですがそれが。因みに高層ビルがそこまで建っていないパリの人口は215万人、人口密度は20000人/k㎡(2020年)細部まで描く自身がないなら遠方から見た都市を画面いっぱいに少し雑でも良いから描くなどの工夫をしましょう。


14. 通貨

 馬鹿どもは銅貨=10円、銀貨=100円、金貨=10000円、レベルでやりがちだが、じゃあ金貨で銀貨一枚分の買い物したらおつりで銀貨99枚帰ってくるんですかね?お前ら10円100円10000円だけで生活できんのかよ?なにも考えないから起こる悲劇、せめて○○銀貨、□□銀貨とか同じ銀貨でも大きさや絵柄を変えて違う値段の通貨を作りなさい。


疲れたから終了


後書き、転生後間髪入れずに冒険者として魔王討伐とかさせられる事が多いけど、この世界での常識、気候、宗教などの最低限の常識ぐらいの座談会レベルで良いから教えてくれないから後々いざこざが起こるんだよな

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