第6話 レベルアップ2

「じゃあ、俺が海鮮類、佑が肉と野菜を焼いていくから、渡邊と佐々木は先に食べてていいぞ」


「うん、焼いてるから、先食べてていいよ」


「わかった、ありがとう、私たちも後で焼くからね、じゃあ先に食べてましょ、飛鳥」


「うん、」


そして、裕翔が帆立を焼いているとき。


(レベルが上がりました。 成長促進lv1にの効果でスキル移動術lv0を獲得しました)


レベル上がったー!?、なぜだ!?


(経験値が貯まりました)


いや、だからなんで?


(生き物(小)、そして生き物(中)を倒したためです)


倒した?、えっ、こいらか? 焼いただけだぞ


(はい、生きている者の命を奪った場合に経験値を獲得できます)


生き物、小とか中の違いは?


(生き物の大きさです。 大きさにより取得経験値が異なります)


へー、どのくらい違うの?


(通常ですと

生き物(極小)ー 1 exp

生き物(小) ー 5exp

生き物(中) ー 20exp

生き物(大) ー 50exp

となっております。

裕翔様は 経験値取得up lv2を持っていらっしゃいますので 通常の4倍の経験値を取得できます。)


ありがとう、ステータスを見てみよう、


富田裕翔

種族: 人間

種族レベル8 (EXP 951、次のレベルアップまで920)


スキル

言語 1lv

成長 1lv

魔法 1lv

料理 0lv

体術 0lv

New! 鑑定lv0

New! 移動術lv0

残りポイント80pt


あれ?レベル8?

一つ上がってレベル7じゃないのか?


(はい。先程、生き物(中)を倒したときにレベルが上がりました。

しかし、裕翔様が大変、集中して生き物を切っておりましたので控えさせていただきました)


そういことか。


…うと?、裕翔ってば、聞いてるー!?」


おぉ、


「ごめん佐々木、聞いてなかった。なんだ?」


「そろそろ変わってあげるから、裕翔も食べなさいって言ったのよ」


「おぉ、ありがとうな」



「はぁー食った食った。もう無理だ。食べられない」


「えっ、まだ私のデザートがあるんだけど」


「何言ってんだよ、佐々木、

デザートは別腹に決まってるだろ」


そして、その夜

(※ 4人はテントに泊まっています)


テント男子組


「なぁ、佑

俺、死ぬかもしれない」


「えっ、何、急に」


「食べすぎた」


「なんだ、いつも通りだね、いつも言ってるよね」


「話は変わるが、魔法ってあると思うか?」


「まだ、研究してるの?ないと思うよ」


「じゃあ、もし、あったら使いたいか?」


「うん、一回ぐらいは使ってみたいけど」


「ソウキテミマエ ステータス」


「なに?」


「ソウキテミマエ ステータスって言ってみ」


「なにそれ?」


「いいから言ってみ」


「うん、そうきてみまえ ステータス」


その頃、

テント女子組


「飛鳥って彼氏とかいる?」


「んー、まだいない」


「なによ、まだって、いい感じのひとがいるの?」


「うーん、いい感じかは分かんないだけど、告白しよかっなって」


「えー!、誰々?、飛鳥の学校の人?」


「うんうん、違う。 佑。 佑に告白しようと思う。」


「えっ、えー! でも、頑張って!

いつ告白するの」


「明日!」


「明日か、じゃあ私も(裕翔に告白しちゃおうかな)」


「じゃあ私も、何? そこから聞こえなかった」


「いいから、いいから。私のことは、それより

どんなところを飛鳥は佑のこと好きなの?」


「えーと、ねぇ、いっぱいあるんだけど...

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現実世界で魔法使い始めました? ピリパ @piripa

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