第5話 レベルアップ1

登場人物

主人公  富田裕翔

親友   柿崎佑

幼なじみ 佐々木優香

幼なじみ 渡邊飛鳥




「さぁ、みんな集まったことだし、バーベキューの準備をしていきましょう!

私と裕翔は料理、佑と飛鳥は火の準備とかをしといて」


~料理組~

どん!、「裕翔、これが海鮮類、魚捌けるよね?」


「おぉ、捌けるぞ、父さんに教えてもらった、そにしてもすごい量だな、俺らだけで食べれるか?」


「やっぱり、できるわよね。裕翔のパパは料理のすごい人だもんね。

 でも、こんなの全然すごい量じゃないわよ。4人で食べたらあっという間、

ていうか1人、富田裕翔って言う大食いの人がいるのよ」


「そんなに大食いか?、そんなこといいや。 焼くようと料理用は勝手にこっちで分けるからな」


「うん、よろしく。私は食後のデザート作ってるから」


「っておい、こいつらまだ、生きてんじゃねえか」


「えっ、当たり前でしょ。 海鮮は鮮度が命よ」


その頃、~飛鳥と佑は~


「よしっ、セット完了。 あとは火をつけて、テントを張って終わりかな」


「ゆうー、私は何をすれば良いの?」


「あっ飛鳥、ちょうど頼みたいと思ってたんだ、 今から火をつけるから

うちわで風を送って!、意外ときついからね。頑張って、僕はテントを張ってくる」


「うん、わかった。」

よし、テント張り終わった。 

久々だったから意外と時間かかっちゃたな。

飛鳥は火をつけられたかな?


「飛鳥、火はどんな感じ? って

大丈夫?、なんで泣いてるの?」


ぅーん、ぐすっ、「だって、だって、火が消えちゃったんだもん、頑張って、

うちわやってたのに消えちゃった。

でも、佑はテントやってて、私どうしたらいいか分かんなくて、」


「ごめん、ごめん、火をつけるの最初は難しいんだよね。だから大丈夫だよ。

一緒にもう一回、火をつけよう」


~裕翔~


よしっ、とりあえず。


このアワビとかホタテはみんなで焼くだろ、エビもそうしよう。


この鯛は刺身にして、蟹は食べやすいように中身だしとくか。


うゎー、鯛も蟹もまだ生きてんなー、

茹でる前の蟹って赤くないんだな、

さっさっとやっていこう、お腹空いてきたし。


「裕翔ー、終わった?」


「佐々木はもう終わったのか、俺ももう少しで終わる。 

よしっ、終わったぞ、持っていこう」


「わ~、すごい、プロみたい!、綺麗に盛り付けてあるわね」



「裕翔ー、優香ー、準備終わったから手伝いに来たよ、何か手伝うことある」


「佑、ありがとな、今から食材運ぶから手伝ってくれ。 あれ?、渡邊は?」


「わー、すごい量だね。 飛鳥は今、火を見ててくれてるよ」

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