煙を題材にした官能的な短編小説

五感に訴えかけてくる作品。
人としてクズな先輩が吸うタバコの匂い。嫌いな匂いのはずなのに、その匂いを嗅ぐと先輩のことばかり考えてしまう。それが例え、愛する人に抱かれている時でさえも。
揺れ動く女性心が見事に表現されており、惹きこまれるように読んでしまいました。匂いが読者の想像力をも掻き立てる。良い作品でした!

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