あらすじに書かれているとおりに、まさにアンチラブコメの物語である。恋愛が禁止されている学校で、それを取り締まる主人公たちを題材にした作品。青春時代の恋心と、少し恐くて醜い所も描かれていてとても印象的な作品だった。
いつから日本は恋愛至上主義の国になったのだろう恋愛を人間における最高の価値と位置付ける、このシステマティックな思想もどきは、社会のあらゆる面から、絶えず思考停止するよう同調圧力をかけてくるようにな…続きを読む
校則で恋愛が禁止されている学校が舞台で、主人公は校則委員という立場で取り締まる側の立場です。ラブコメする側ではなく、なんとその逆です。恋愛の良い側面と悪い側面がみごとに描かれていて面白いです!また…続きを読む
恋愛が禁止された学校で、恋愛を取り締まる側の活動を描くというのが、斬新で面白いと思いました。文章もわかりやすく、展開も次はどうなるのか気になり、読ませられます。単純に恋愛讃歌でもなければ、完全に…続きを読む
完全にプロの作品だと思いました。 小説の舞台は男女の交際を徹底して取り締まる校則に厳格な学園。そこに繰り広げられる物語は、決して派手なものではなく、常温で生きている十代のドラマでありながらも、筆…続きを読む
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