「間違いだらけの世界」  作者 みりあむ  様

十七作目の感想は、みりあむ様の「間違いだらけの世界」https://kakuyomu.jp/works/1177354054889644437 についてです。


みりあむ様の作品を読むのは、これで二回目になりますね。

以前読んだ作品にも圧倒されましたが、今回もうーんと唸りました。

登場人物、今回は主役のアメヌイの複雑、難解な気持ちが書かれていて、もしかしてこれはあのフラグか?と思って、読み返したくらいです。


古代の物語ということで、世界観など通常の作品であれば、詰め込まれるのですが、さらりと書かれていてストレスを感じることなく読むことができました。

こういう部分は読み手としては大変ありがたかったです。


キャッチコピーからわかるように、天才建築家アメヌイの子どもの頃の話。

奴隷制度、人を人と思わない時代の理不尽な世界で起こる、ある事件。

最後にレンナンに約束したように、彼が時代を少しでも変えてくれていたらと、願うばかりです。


この度は自主企画に参加いただきありがとうございました。


次回、十八作目の感想は、烏川 ハル 様の「ころしや探偵の事件簿「記録に残されたアリバイ」――転生先は探偵助手――」https://kakuyomu.jp/works/1177354054889174898についてです。



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