「少女懐胎-Last Tomorrow-」 作者 荷葉詩織  様

次の感想は、十六作目、荷葉詩織  様の「少女懐胎-Last Tomorrow-」です。


時を越えたラブストーリーでした。

聖女の魂を持つ、少女美央の物語。

悪魔と出会ってしまった美央の心境が書かれており、家庭環境、学校での立場の中で苦しんでいく。

美央の成長物語でもあったんじゃないかなあ。


バットエンド、ハッピーエンドのタグが二つ付いている意味も読み終わったら、納得できました。


美しい天使と悪魔たちの描写も綺麗で、人物描写が苦手な私は参考にしようかなと思ったくらいです。


美央の運命の過酷さ、愛の深さ、決意、悪魔アルシエルの苦しみなど、胸を打ちました。


ネタバレ少しするならば、

美央サイドからみたら、とても過酷すぎて、私は辛ったです。報われますが、五反田に打ち明けた通り、辛いですよね。

自分のために、そうしても、うーん。


愛に生きる少女、悪魔の物語。

自主企画にご参加いただきありがとうございました。


次、十七作目の感想は、みりあむ様の「間違いだらけの世界」https://kakuyomu.jp/works/1177354054889644437です。


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