リリィ視点⑤


久々に書いてみました。いろいろと思い出しながら書いたので、至らぬ点が以前以上に随所に散見していると思いますが……。最後までお読みくださると嬉しいですm(__)m


──────────────────────────




 本当にありえない! スキルだと言うのなら、尚更ありえない!


 発動者の能力をあまりにも無視し過ぎている!


 でも鑑定結果は先輩には魔術の適性がないと示している……。


 じゃあ、なんなの?


 おパンツ桜ブルース幻影ッてなに?!


 ねえ、どういうこと?!?!


 答えようのない結果はまるで、これまで学んできた魔術の全てを否定されているように思えた。


 唯一わたしが誇れるもの。それは魔術を除いて他にはない。


 だから認めるわけにはいかない。


 考えたくはないけれど、先輩とわたしの間には鑑定結果を偽装できるだけの実力差があった。


 悔しいけど、目の前の現実(鑑定結果)を偽りだとするのなら、これ以外に答えはない。


 ……はぁーあ。


 嫌な奴だった。で、片付けてこの場を去ればいい。簡単な話だ。


 なによりわたし自身、リーサルウエポンの娘だということを隠している。


 先輩のことをとやかく言える資格はない。


 でも。……でも。


 ぱんつ見られた。


 おぱんつ見られちゃった。


 ううん。おぱんつ見せちゃった。


 この人にならいいかなって。そう思ってしまった自分がどうしても許せない。


 リーサルウエポンの娘として、末代までの恥だ。


 だから……。だからせめて──。


 おパンツ見たさに嘘を吐いたことを認めさせて、謝罪させる!


「えっとですね。では、スキル『おパンツ桜ブルース幻影ッ』について詳しく教えてください!」


 回りくどいやり方だけど、これが一番近道で効果テキメン。


 ──質問攻めで逃げ場を無くす。


 どんなに実力差があろうとも、魔術の知識だけなら先輩には負けない。


 リーサルウエポンの娘として、知識だけは負けられない。


 そもそもスキルとは魔術との融合体だ。


 魔術の適性を持たない先輩がスキルを使えること自体、理に反している。


 とはいえ鑑定結果が示している以上、認めざるを得ない。たとえ偽りであろうとも、偽りと証明する術がないのであれば仕方がない。


 だからこその質問攻め。


 少しでもボロを出せば言ってやるんだ!


 ──「ブッブー! 残念でしたー! それ、違いますからぁッ! 先輩の大嘘つきーッ! ごっめんなさーいが聞っこえなーいー!」って!!


 だというのに──。この期に及んで尚、先輩は自信有りげに、嘘のような当たり前をぶつけてきた。


「ん?『おパンツ桜ブルース幻影ッ』はスキル名じゃないぞ? 単に『伍』ノ型ってだけだからな? スキル名は『ラッキースケベ流(る)』って、言わなかったか?」


「あっ……。聞いてました。すみません……」


 って、そうじゃない。そうじゃなくて!!


 名前なんてもう、どうだっていいから!

 

「それよりも型……? って、なんですか?」


 大切なのは質問攻め!


「ああ、それな? ぜんぶで拾壱の型があるんだよ。零から拾までで拾壱だな! たとえば『零』ノ型なら『紅一閃。キミのおパンツにズッキュンキュン』ってのがあったりする」


 ありえない。ネーミングセンスがありえない。…………って、そうじゃなーい!


 単一スキルでの形態変化なんて、聞いたことすらないから!


 ひとつのスキルを習得することで拾壱の型をゲット!


 ひとつで十一倍お得的な?


 ないない。絶対ありえない!

 

「じゃあ、他の型も見せてもらえたりしますか……?」


 おそらく肉体強化系統のスキルだと思う。だからきっと『型』などと言ってはいるけれど、そのどれも似たり寄ったりな攻撃なはず!


 ひとつの嘘を隠すために、さらに嘘を積み重ねる。いいですよ、先輩。ボロとはその先で必ず、出てくるものですからね!


 それなのに、先輩は何故か……。


「俺は構わないんだけど、さ……。な?」


 頬を人差し指で掻きながら、気まずそうに言ってきた。


 ……ん?


「一日に使える回数が決まっているとかですか?」

「いんや。条件さえ満たせば何度でも使えるけど、……な?」


 またもや頬を人差し指で掻きながら、気まずそうに言ってきた。


「なんなんですか。はっきりしないですね! 早く言わないとちんちん燃やしますよ?!」


 そうして先輩は、また──。


 嘘のような当たり前をぶつけてきた。





 +


「え⁈ それって本当なんですか? パンツ見たさに嘘を吐いたんじゃなくて?」


「ば、ばっか! 俺がそんな奴に見えるのか? ていうかお前な、パンツ見たさに嘘を吐いちまったってんなら、そらもう犯罪だからな? 詐欺行為で牢屋にぶち込まれちまうよ! タイーホだぞタイーホ!」


 ……確かに。冷静に考えれば、詐欺行為に他ならない。学校だって退学になるし、前科だってつく。


 この先の人生『パンツ見たさに嘘を吐いた男』として生きていかなければいけなくなる。


 でも。わたしクラスの可愛い子のパンツを一瞬でも見られるのであれば、超低リスク超ハイリターンなのでは?


 うん。人生をBETするだけの価値は十分過ぎるほどにある。


 でも。そうじゃない。先輩はわたしと出会う以前から、隠していた。


 本当は強い自分を隠していた。


 これだけ強大な力があれば富だって築けるし、お金にモノを言わせてパンツだって見放題だ。


 それだけじゃない。


 スキルを披露すれば公爵家の令息や令嬢たちのお眼鏡にも適う。縦社会が出来上がっているこの学園内であれば、それなりの地位を確立できる。


 少なくとも、魔術適性ゼロのバカ呼ばわりはされていないはずだ。


 つまり──。わざわざ、本当は強い自分を隠すメリットがない。


 だとすれば……。


 もしかして……。


「超絶ミラクルスーパー美少女のパンツじゃないと、条件を満たさないとかですか?」


 もうこれ以外には考えられない。


 先輩の強さは限定的。


 極端に厳しい制約の中でのみ発動する力。


 世界で五本指。ううん違う。世界でいっちばん可愛いわたしクラスのパンツを見なければ発動しない、摩訶不思議な力!


「うーん……。当たらずとも遠からずだけど……まぁ、そんなところかな?」


 少し言葉を濁したような返答だけど、こればかりは仕方がない。


 先輩はいつだって先輩ヅラをしてくる。わたしのことを超絶ミラクルスーパー美少女と認めてしまっては、今後の関係に優劣をつけてしまうもんね。


 でもそっかぁー。


 なんて不自由なスキルなんだ。


 とはいえ納得いかない部分はある。


 というか殆どに納得できていない。


 パンチラがスキル発動の条件だなんて嘘みたいな話、信じられる道理はどこにもない。


 それでもわたしは納得した。

 そしてホッとしてしまった。


 先輩との関係がここで終わりではなく、この先もずっと続くことを──。


 願ってしまったんだと思う。


 理性とはべつに、感情が先に結論を出してしまったんだ。



 きっと。このときにはわたしは、もう──。









 ++

 

 それから──。

 わたしは恥じらいながらもスカートをつまんでピラーンとめくった。たっくさん。


 先輩はその度に、嬉しそうにしながらスキルを披露してくれた。


 ひとつのスキルで拾壱の型。


 そのどれも規格外で強大な魔力を帯びていて、一貫性がなかった。


 炎や氷を纏っていたり、光の速度で進撃したり、重力を操作したり。


 魔術の適性を持たない先輩が発動しているのだから、こんなのはもう奇跡の力だった。


 世の理から反し、理の外にある力。


 だからなのか、込み上げてくる感情を抑えられなくなってしまった。


「なんでこの力を公表しないんですか? 先輩、影でなんて言われているか知ってますか? 魔術適正ゼロのバカって言われているんですよ? バカって! それともなんですか? 卑下されて蔑まれることに喜びを感じるドM野郎なんですか?!」


 何故だかとっても、悔しくなってしまったんだ。


 これだけ強大な力を持っている先輩が、わたしよりも優れた力を持っている先輩が──。バカにされている現状に納得がいかなくなってしまったのかもしれない。


 すると先輩は、今日何度目かわからない哀愁を漂わせた。


「爺ちゃんと約束したって言ったろ? このスキルは『スケべ』の上でしか成り立たない。本当はこの世界に存在しちゃいけないスキルなんだよ。だからスキルを使うときは、本当に見たいと思うパンツを見て、その人のためだけに使うようにしているんだ。だからもし良ければ、これから先も末永く、定期的におパンツを見せてくれるとありがたいな、なんて」


 ……ん? なんだろう……。もしかしてわたし、遠回しに告白されてる?!


 だとしたらロマンチックにも欠けるし、プラグマチックにも欠けている。


 俺の味噌汁を作ってくれ。みたいなノリでおパンツ見せてくれだなんて、及第点にも程遠い。


 なにより、故人をダシに使って告白なんてダメですッ!


 ってことで。


 ここは丁重にお断りをして、またの機会に出直して来てもらおう。


 って思ったのに、先輩はペラペラと喋り続けてしまった。


「爺ちゃんはさ、三年前に人知れず、国を救ってるんだよ。こんな話をしても、誰も信じてくれないだろうけどさ。エルグラフト・R・マカクロフ。それが俺の爺ちゃんの名前だ。…………国を守るために無茶なスケベをいっぱいして、牢屋にぶち込まれた英雄の名前だ……」


 ……え。……あれ?


 ……もしかして……?


 告白じゃ、ない?!


「でも爺ちゃんはその日が来ることも、最後を牢屋で迎えることもわかっていたんだ。俺を河川敷で拾ったときにさ『やれやれ。とんでもねぇスケベなガキを見つけちまった。残された時間は長くねぇってのに。これもパンチーラの導きか』って言っていたんだ」


 しかも話がやたらと重たい!


「それにこれは俺の力じゃない。爺ちゃんから譲り受けたスキルだ。だから守らないとな。爺ちゃんとの約束。じゃないと俺は、お天道様の下を歩けなくなっちまう。同意無きスケベは単なるセクハラでしかない。これは爺ちゃんの口癖だ」


 言っていることは無茶苦茶だけど、一定のモラルはある。


 ──同意無きスケベは単なるセクハラ。


 そのとおり!


 って!! そんなことよりも!! 

 スキルを、譲り受けた……? そんなの聞いたことがない。


 スキルは他の人に譲渡したりはできない。


 でも譲渡された力だと言うのなら、説明のできない今の状況に、一応の整合性が取れる。


 あまりにも無茶苦茶過ぎるけど……。


 さすがにこれほどまでに理に反したスキルともなれば、嫌でも疑ってしまう。


「……あの。もしかして、このスキルって神話に出てくる七大スキルのひとつですか……?」


 って、わたし。なにを聞いているんだろう。


 傲慢、嫉妬、憤怒、怠惰、強欲、暴食。そして色欲。


 実在しているはずなんて、ないのに。


「……は?」


 先輩は口をポカーンと開けて停止してしまった。やがて意味を理解したのか、またお腹を抱えて笑いだしてしまった。


「んな馬鹿な! あはははは! パンチラを拝まないと発動しないような卑猥極まりないスキルが神話の七大スキルって!! おまっww 腹痛いっww やばいww 笑い死ぬ……ww」


 ほんとうにこの人は、ふざけた人だ。


「はいはいそーですか! そーですね! 聞いたわたしが悪かったですよ!」


 ……でも。このスキルは普通のスキルとは明らかに違う。リーサルウエポンの娘だからわかる。


 それに色欲だとするならば、可能性はゼロじゃない。


 けど──。どんなに考えたところで、今のわたしには解き明かす術はない。


 考えるだけ、時間の無駄なのだ。


 そんなことよりも今は──。



「ちょっ待てってww 腹痛いってww 俺が伝説の七大スキルホルダーってww」


「もぉ! いつまで笑い転げてるんですか!」



 先輩と一緒に笑っているほうが、もっとずっと、楽しいに決まっているから──。



 







 +++


 ひとしきり笑い転げると、いつの間にか漂っていた哀愁も消え去り、普段の先輩に戻っていた。


「んじゃ、パンツ見せてくれたお礼にコロッケパンでも奢ってやるよ!」


 嬉しい申し出だけど、パンツのお礼と言われれば、どう考えても足らない。


「ふたつ。わたしのパンツはコロッケパンひとつで見れるほど安くはありません!」


 とはいえ先輩のお財布事情を考えれば、あまり多くは望めない。


「……ふたつはちょっと持ち合わせがないな。俺の分がなくなっちまう……」


 あれま。それは困る。先輩のお金で、先輩と一緒に食べるご飯が美味しいんだから。


 とはいえパンチラの対価。


 ここでおいそれと引き下がってしまっては、超絶ミラクルウルトラハイパー美少女として、あまりにも安過ぎる。


 一度でも安売りをすれば、すぐに付け上がる。男ってそういう生き物だ。


 う~ん。どうしたものか…………。


 すると先輩は、少し気まずそうに続けた。

 

「今日のところはひとつで勘弁してくれよ。な? 俺さ、お前が美味しそうに食べる姿を見ながら食うのが好きなんだよ。せっかくなら一緒に食べたいじゃんか?」


 ……おぉ。なーんだ。先輩も似たような理由だったんだ!


「まっ。いいですよ。仕方ないので、今日のところは貸しにしておいてあげます。今日だけ、特別ですからね? 次回三割増しで返すこと!」


 こんなに嬉しい貸しなら、いくらでも貸したいくらいだ!










 ++++


 そして──。


 コロッケパンを食べながら、お礼にひとつ。先輩に忠告してあげることにした。


「ていうか先輩。あまり自分の秘密をペラペラと喋り過ぎないほうがいいですよ? 発動条件がこれほどまでに限定的なスキルなのであれば、裏を返せば弱みにだって成り得るわけですし。聞く人によっては、セクハラやワイセツと感じられて訴えられる恐れもありますからね」


 それにもし今後、その力を誰かに向けて使ったのであれば──。その矛先は怨み嫉みに変わり、先輩のもとに返ってくるかもしれない。


 だからこんなふうにペラペラと喋るのは、危険な行為だ。


 まぁ勿論。わたしレベルの超絶ウルトラハイパーミラクル美少女を前にしたら、話したくなっちゃうのは仕方がないとは思うけど。


「う~ん。なんかお前さ、俺に似てるんだよなぁ。授業サボるし、馬鹿っぽいし。お金持ってなさそうだし。加えて、いつも腹を空かせてるしな! 悪い奴には見えなかったから! むしろ、な!」


 うっ……。

 それはわたしが思っていた先輩のイメージだ。


 先輩もわたしのことをそんな風に思っていたなんて……。


「い、言っておきますけど! お金には困ってませんから! 先輩のお金で食べるご飯が好きなだけですから! タダ飯サイコーってやつですから!」


「はいはい。そういうことにしといてやるよ」


 くぅっ。……でもそっか。やっぱり似ているんだ。わたしたち。


 わたしもレオンくんのこと馬鹿っぽいって思ってた。


 じゃあ、おあいこだ! それでいい!


 でも。それを本人に直接言うのは、ムカつく!


 だから──。


「先輩はデリカシーがないですよね。もう、ヘンタイさんでいいかな」


「ははっ。ぐーのねも出ないな。パンツを見ないとスキルが発動しないってんじゃ、変態野郎と言われても仕方がない。こればかりは仕方がない……」


 やっぱり。色々と引け目に感じているんだ。


 そりゃそうだ。おパンツだもんね。


 べつに。先輩になら、パンツくらいいくらでも見せてあげるのに。


 うん。じゃあこれからはヘンタイさんって呼んであげようかな。それを当たり前にしてあげればきっと、引け目も和らぐだろうから。


「じゃあ今日から先輩は変態さんです! これからも末永く、よろしくお願いしますッ!」







 +++++


 それからもたびたびパンツを見せてあげた。


 よほどスキルを使う機会がなかったのか、先輩はすごく嬉しそうな顔をしてスキルを見せてくれた。……そんな先輩の姿を見ると、わたしも嬉しくなった。


 だからこの人に負けずとも劣らない、強さを身につけたいと思った。

 このスキルは七大スキルの『色欲』かもしれない。今のわたしの実力ではパンツを見せるだけで、隣を並んでは歩けないから。


 わたしは鍛錬に励んだ。

 これでもリーサルウエポンの娘! この国一番の魔術師くらい、なってみせる!


 それからはあっという間だった。

 二歳差。レオンくんはすぐに卒業してしまった。


 就職先は見付からず、冒険者になると言っていた。「やっぱり授業に出ていないから内申点がなぁ」とボヤいていたけど……。


 ただ単に、魔術適性がないからレオンくんを欲しがるギルドも施設もなかっただけだと思う。だって、魔術が使えないのであれば、普通の人だもん。


 そのことはあえて、言わないであげたけど。



 でも、後になって知ったことは、一、二年生のときは稀にサボる程度で授業にはちゃんと出ていたってこと。


 三年生になって、サボる頻度が極端に増えたらしい。


 わたしが彼を変えてしまったのか、はたまた学校生活に飽きたのか。色々考えてはみたけれど、わたしに付き合ってくれていただけのような気がした。


 だって、レオン君の居ない学校生活は退屈で、辞めちゃいたくなるほどにつまらないものだったから──。


 わたしには学校で学べることはなにもない。


 でもきっと、辞めたらレオン君は怒る。


 なんせ魔術適正がないのにも関わらず、三年間も学校に通って卒業してしまったくらいの変わり者だ。


 だから──。それならと、飛び級して翌年に卒業してやった。少しでも早くレオン君に会いたい。その一心で──。


 わたしはたぶん。好きなんだと思う。……レオン君のことが。


 ううん。たぶんとか、嘘。……大好き。……違う。大大大好き。


 この気持ちを本人に言うことは叶わない。だってエリシアさんがいるから──。

 

 あーあ。エリシアさんを紹介されたときは驚いちゃったなー。


 レオンくんと一緒に冒険ができるって思って心ウキウキだったのに。わたしがレオンくんを世界最強の冒険者にしてあげるんだー! ってウキウキのワクワクだったのに……。


 それなのに、あの人……。


 一見、仲悪そうに見えるけど違うんだよね。


 急に喧嘩し出したかと思えば何やら通じ合っている風で。ああいうの、前世から結ばれているとか、そんなふうに言うんだろうなー。


 幼馴染って言ってたし。


 もうそんなの、チートキャラじゃん。


 それでも、わたしの気持ちは変わらない。


 ただ近くで、見ているだけでいい。


 ううん。これからは、レオンくんが元気ならそれでいい。


 好きだよ、レオンくん。大好き。


 これからも、ずっと。ずっとずっと──。



 だから、ケジメは自分でつける。


 たとえそれで、レオンくんの側にいることが叶わなくなったとしても、後悔はしない。



 レオンくんの笑顔は、わたしが守る──。

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「ひとりぼっちになっちゃった……」苦楽を共にしたパーティーメンバーがひとり、またひとりと去っていく。後悔しても、もう遅い……。 おひるね @yuupon555

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