ハッピーエンドロール

 これから始まるのは、始まりの物語。


 遠い遠い、現実のような、幻の、物語。


〜この話は、今までの話を読んでから、

それから読んでくれると、嬉しいな〜











 「大丈夫?」と聞けば、「大丈夫」と答えるよね。


 「頑張れ」と言われたら、「もう頑張ってる」って答えるよね。


 どうしようもなくなった時に、じゃあどうしたらいいんだろうか?


 ん?どうにもならない?


そうかな。そうかもね。




 今までの物語見てきて、どう思った?


 苦しいと思ったかな?

 

 同じだと感動した?


 何か感情が動いてくれたらいいな。



 全部、今までの人生が積み重なって、出来たもの。


 君が君であるための、気持ち。


 その気持ちは、君の重りとなって、足を引っ張るけど、君は捨てられない。


 そういうものだよね。それが君なんだから。


 今までの物語、実は僕が、毎日傷ついて、毎日痛みを吐き続けた、結果なんだ。


 つまりは、僕の人生を描いた物語、という事になるね。




 何かを見て、何かを思い出してしまう。

 

 全て消えてなくなれって思うけど、





僕が消えるしか方法はない。





 それなら、





どうせなら綺麗なものにしちゃえ、って、



同じような物を持ってる人がいるなら、



その人たちの物も一緒に綺麗にしちゃえ、って、




そう、思ったんだよ。




 どうだったかな?


 同じ物、一つでもあった?


 そうじゃなくても、綺麗だなって、


そう思ってくれたかな?



 誰も知らない色。


 僕ですら知らない、


僕の絶望と希望の色。


 あなたには、どう見えましたか?



〜この物語がフィクションかノンフィクションかは、是非とも読んでくれた、あなたに決めてほしいな〜


 

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誰も知らない色 碧海雨優(あおみふらう) @flowweak

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