2021ー7/25~ 週刊カクヨム No.59 (コンテスト結果発表+連載作品)
今週のトピック
① 『週刊カクヨムコンテスト第4弾』結果発表
② 再来週のお休みについてと夏休みVerコンテストのお知らせ
③ 連載作品紹介
①『週刊カクヨムコンテスト第4弾』 結果発表!
『週刊カクヨムコンテスト第4弾! 名言短編募集』という名前で企画を立てまして、名言を入れた短編を募集いたしました。
まず初めに、今回は条件を満たしていない作品も多く困惑しました。特に『あとがき』を書いていない作品が多いですね。条件を満たしていない作品はコンテストの閲覧作業効率化のため読んでいません。ご了承ください。
そんな裏の波乱があった今回のコンテストですが、素晴らしい作品の参加もあったので、そちらは皆様にもぜひこの場でご紹介したいと思います。
今回の受賞
・恋愛部門から1作品
・現代ドラマ部門から1作品
・恋愛部門
<あなたと家族になりたい> 作者様 清見こうじ
「ここから土岐田家の家族の物語は始まりました。」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816700426045921362
『あなたと家族になりたい』
イケメン高校生男子と箱入り大卒女子のピュア(?)ラブストーリー♪
本屋の店員、美晴の危機を救ったのは、イケメン高校生!
年下だし、私はお見合いを控えた箱入り娘だし。
でも、好きになってしまったの……。
平成ヒトケタ時代のノルスタジックでピュア(ではないかも)ラブストーリーです。
(選評)
今回は名言が生まれた短編集の募集ということでしたが、言葉選びやおしゃれな言い回しを意識せずとも心に残る言葉はある。それを感じた作品でした。壮大じゃなくても熱い恋のお話は、見ていて微笑ましいですね。『あなたと家族になりたい』言われてみたいなぁ
・現代ドラマ部門
<虚無の乗客> 作者様 椰子草 奈那史
「亡くしたものを求め、バスはあの場所を目指す」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452218483093980
記憶も肉体も持たない「僕」は、理由もわからないまま毎日バスに乗り続けていた。ある日、偶然乗り合わせた制服の少女により、「僕」は忘れていた大切な何かを取り戻そうとする。
(選評)
最後の一文をどう締めくくるか、あとがきでしっかりと語って頂きました。今回はあとがきを含めての作品投稿をお願いしていたのを考慮に入れると、参加作品のうちこの作品が一番ニーズにこたえていた印象です、もちろん短編作品としても完成度は高く読後の満足度も十分あります。受賞にふさわしい作品でした。
今回は参加のハードルも少し高めに設定しましたが、次回はもう少し低くして多くの人に参加していただけるようにしたいと思ってます。
次回のコンテストにはぜひご参加のほどご検討ください。
② 再来週のお休みについてと夏休みVerコンテストのお知らせ
来週は通常通り、週刊企画と一緒に週刊カクヨムをやりたいと思いますが、再来週は企画主の仕事+私用がめちゃくちゃ忙しく、企画を立てて読む時間や編集する時間も取れないと思いますのでお休みをまたいただきます。
その間、せっかく休みであれば、お盆も近づいていますし、コンテストをまた開催したいと思います。(再来週の土日を越えてその次の水曜日からは夏休みなので、十分審査の時間は取れます。ご安心ください)
今度はハードルはめっちゃ低いです。特別何かを書いてもらう必要はありません。
『戦闘描写』コンテストを開催したいと思います。
詳しくは次週までに要項を考えておきますが、皆さまご準備をお願いします。
今決まっている方針だけ言っておきますと、
◎今回は戦闘シーンの部分だけが審査対象となります。前後の設定や物語性などは参考にしますが審査には含みません。
・元々ある連載や短編で参加する場合は、「~話の戦闘シーンで参加します」という参加表明が必要です。新たに募集企画作品として整え、規定のタグ「戦闘描写コンテスト②」を入れたもので参加していただけたら、参加表明は不要です。
③ 連載作品紹介紹介
ゲスト参加<転生マッスル〜異世界フィットネス〜> 作者様 メリアの夢
「剣と魔法の世界で異世界フィットネス!!」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452221467494905
伝説のボディービルダー中村武志は、ある日大会に向けて減量中に追い込み過ぎて餓死してしまった……。気が付くと物を見るとカロリーとタンパク質量がわかるという特殊能力を持って、剣と魔法のファンタジー世界に赤ちゃんの姿で転生していた。
ファンタジー溢れるその世界で中村は、剣も魔法も興味を持たず前世で培った知識とトップアスリート精神で筋トレに明けくれ変わり者と言われて孤立していた。
そんな中、魔力0のエルフの少女をイジメられているのを救い、いつしか仲良しになる。冒険者にも魔法学にも興味がなかった中村は15歳の成人を果たし、いつしかこの異世界にフィットネスジムを作るべく魔力0のエルフの少女シャルロットと筋トレ布教の旅に出るのであった…
剣と魔法の異世界で異世界フィットネス!を目指すのである。
新連載<乙女ゲームの最強ラスボス魔王だけど、平和的解決を望みます!> 作者様 夏まつり
「お父様は、とっても優しい魔王様。」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452220697807843
私は気が付いたら、乙女ゲームのラスボス魔王、ディアドラの子供時代の姿になっていた。
ゲーム通りなら先代魔王の父親を殺して魔王になり、残虐非道の限りを尽くして人間を恐怖に陥れることになる。
けれどまだ先代魔王は生きているし、なんとか回避できないかな?
っていうかこの体の父親が好みすぎるので、「お父様」って呼んでもいいですか?
<トリムルティ~まほろばの秋津島に まろうどの神々はよみがえる~第二部 日沈む国から来たる彗星は光輪を蝕む> 作者様 清見こうじ
「再び訪れる神々の争い……愛と怨恨があざなう悲劇の連鎖を断ち切れ!」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452219215421119
陰惨な流血事件から四ケ月、高天俊(たかま・しゅん)は、思いが通じ合った恋人の遠野美矢(とおの・みや)と平穏な日常を取り戻し、スクールライフを満喫していた。一方、瀕死の受傷から回復した三上加奈(みかみ・かな)は、恋人、井川英人(いがわ・えいと)の大学復学を祝い、誘われてキャンパス見学に訪れる。そこで出会ったイギリスからの留学生、晃=ケネス・香月(あきら=ケネス・かづき)に熱烈なアプローチを受け、拒絶しながらも戸惑いを感じる。
進路選択の時期を迎え、それぞれが自分の将来について考え始める中、遠野和矢(とおの・かずや)もまた、日本を離れる決断に迫られるが……。
第一部から読むとより楽しめるそうです。
→https://kakuyomu.jp/works/1177354054997257970
<Against 〈human〉:『想像/創造』世界の神を墜とす恋色の蝶> 作者 戸﨑享
「神人が支配する絶望の幻想世界。だからこそ、彼女の微かな希望は光り輝く。」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054889991705
想像したものが現実となる。その力の源である万能粒子を人々は『テイル』と呼んだ。――人々はそれを力として使い戦争を起こすに至ってしまった。
人々は地獄と化した世界を救う救世主を求め創造した。人間と同じ見た目でありながら、頭脳、身体能力、万能粒子への適合度が高い〈
日ノ本も戦乱の世。12の〈人〉の一族が島国を十二分し、思想の違いから争いあっていた。
この物語は、1人の少女の恋と旅立ち、絶望の時代の終わりまでの戦いを書く。
<俺のオヤジはクズでした> 作者様 有城佳音
「人生丸ごと嘘だった『地獄に堕ちたオヤジ』を、俺は、捨てることにした。」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452220457744071
「あんた、いったい、誰やねん……」
オヤジの葬儀で何が言いたかったのか、ようやくわかった。
俺のオヤジの人生は、嘘まみれだった。無限の隠し子を持ち、あちこちで人格の違う人生を送り、オヤジの嘘を辿っていくと、俺が生まれる前まで遡った…。
俺よりひとつ年上の義姉、俺と同学年の義妹! 晩年作った年の離れた義兄妹……。しかし、殆どの子供の認知から逃げ、最後は坊さんまで騙して、極楽に行こうとする。
俺はオヤジの嘘から生まれ、俺と母はその嘘を土台として生き考え、母は何も知らずに「三人家族」と思ったまま死んでいった。しかし、それで母の人生が嘘になるわけではない。貰われっ子だった母がずっと追い求めて来た家族を、もう一度人生を辿り直し、嘘を土台にした物語ではなく、正確に近いオヤジ抜きの家族の物語を書かなければならない。
母のために。俺のために。幼児虐待、自殺未遂、精神不安定、現代の病巣である人間と家族の重いテーマを、軽やかに描く。
毎週1話ずつ短編で参加しているオロボ46さんの作品は、先週お休みだった分、今週は2話掲載です。
<化け物バックパッカー、地上絵が消える瞬間を見る。> 作者様 オロボ46
「黒歴史は、生涯永遠につきまとう。後悔すればより濃くつきまとう。」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452221090197687
「ドウシテ消シチャッタノ? トテモ素敵ナ絵ダッタノニ」
山の中にある谷。そこにあった地上絵が、一晩で消えてしまった。
その翌日、ふたりのバックパッカーは消えた地上絵のあった場所を好奇心から訪れた。
バックパックを背負った顔の怖い老人に、その隣にいるのはローブを身に包んだ少女。
この少女は、変異体と呼ばれる化け物だった。変異体の姿を普通の人間が見ると恐怖に襲われるために、変異体の少女はローブで姿を隠して老人と旅をしていたのだ。
消えた模様があった場所で、ふたりは奇妙な足跡を見つける。
その足跡を手がかりに、少女の鋭い爪で掘り起こした先にあったのは……
<変異体ハンター、ジグソーパズルをあきらめる。> 作者様 オロボ46
「順調にピースを埋めていたとしても、いつかは手は止まってしまう。」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452221090197687
「どうしてだろうねえ。同僚に趣味はあるのかって聞かれて、それに答えられなかったってだけで、好きでもないジグソーパズルをやっているんだろお」
とある駐車場に駐車しているココアカラーの車。
その中の運転席に座る女性は、スマホにかかってきた電話を切ると、食事を買いに車を降りた。
彼女の頭の中では、食事の後に行うジグソーパズルが思い浮かんでいた。
人生で初めての、そして特にやりたいとは思わないジグソーパズルを。
しかし、戻ってきたときに出会った思わぬ客人によって、完成することはできなかった。
1話完結の短編です。
化け物バックパッカーシリーズ
https://kakuyomu.jp/works/1177354054895479999
<ブラッド・ロワイヤル> 作者様 夏沢とも
「教室で、僕の隣席の気になるあの子は吸血鬼でした。」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452220257979626
吸血鬼×眷属!現代で、吸血鬼同士の王位をかけた争いが始まる!!
高校2年生の僕が、一人の吸血鬼の少女との眷属して、王位継承権の争いに巻き込み、巻き込まれていく。
「《開戦》」
吸血鬼同士のその声を合図に、戦闘は始まる。眷属は、吸血鬼の武器と化して火花をちらしていた。
吸血鬼達の願いはただ一つ。王になること。
<訳あって異世界で宝飾師に弟子入りすることになりました> 作者様 蜜蜂☆
「ふて寝から目覚めたら異世界。魔力ゼロだけど、のんびりまったり働きます」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452219812206144
異世界でゼロから始めるほのぼのお仕事物語。
仕事にも人生にも疲れたホタルが迷い込んだのは、全てのアクセサリーが宝飾師という能力者によって生み出される世界。
宝飾師に弟子入りしたものの、異世界モノにお約束の特殊能力が何もないどころか、魔力ゼロのポンコツ状態のホタル。しかし、ある日、店に持ち込まれた壊れたネックレスをきっかけに、ホタルはこの世界にアクセサリーを直すという概念がないことを知る。
元の世界の知識を使いアクセサリーの修理に成功したホタルは、異世界で修理屋を始めることにする。
「あなたの大切なアクセサリー、私が直してみせましょう!」
※魔法と剣と精霊の世界ですが、モンスターやバトルはありません。基本ほのぼの、スローライフなお仕事物語です。
<小国の王太子、美人だが有能ゆえ男に嫌われる選帝公ご令嬢と結婚する。> 作者様 モモ
「婚約破棄された優秀な大貴族令嬢が小国の王太子に嫁ぐお話」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354055579456760
第2王子アルベルトは本の虫を目指し、王立図書館の司書を狙っていたが兄が死亡し、王太子に任じられてしまった。しかも、王も病で倒れてしまった上に美人だが男に嫌われている選帝公のご令嬢が嫁いでくる事に。
そんな不本意ながらも王太子となった彼が幼馴染みの従者と嫁とともに王国を躍進させ……られれば良いなと言うお話です
<正しい不思議の遣い方> 作者様 蛇足 しろ
「幸せになるのが下手な魔王と何も信じられない少女のいつか終わるための物語」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054934432209
終わった世界で、終われないものと、終わらないものと。命が紡ぐ。いつか終わりゆく物語。
幸せになるのが下手な、魔王の物語。
<ただただあいせる ーEasy Love, Eazy No-> 作者様 唐紅
「「友達以上恋人円満っ!」」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816410413930990657
愛と友情は紙一重。
<未来エレベーター> 作者様 美羽
「エレベーターの26階の正体は……?」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054935840935
高校1年生になった結月はある日、幼馴染の恭と一緒に誰も足を踏み入れたことのないエレベーターの26階のボタンを押してしまう。
倉庫があると思っていた先は屋上でも倉庫でもなくて……?
更に26階の先には衝撃的な事実が2人を待っていた……!
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