2021ー5/21~ 週刊カクヨム No.51(2周年号)

(企画主からの挨拶)


今回で週刊カクヨムは2年目に突入しました。

前年度はたくさんの参加者のご協力により、多くの企画を行いながら「毎週新しい作品を読める週刊誌」「毎週の楽しみを見つけられる週刊誌」というテーマの土台になるような活動を続けることができました。本当にありがとうございます。

2年目はより活動に力を入れていきながら、よりカクヨムの自主企画と言えばコレ! と言ってもらえるような企画にしていくべく頑張っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。



今週のTOPIC。

1 2年目に突入した週刊カクヨムの新・継続連載

2 告知・「月刊カクヨム」

3 今後の展望について



1 週刊カクヨムの連載



最初に2年目の週刊カクヨムでこれから一緒に頑張ってくれる新連載の方の作品をご紹介。その後、2年目も一緒に頑張ってくれる継続連載作品を紹介いたします。




<ブラッド・ロワイヤル> 作者様 夏沢とも

「教室で、僕の隣席の気になるあの子は吸血鬼でした。」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452220257979626


 吸血鬼×眷属!現代で、吸血鬼同士の王位をかけた争いが始まる!!

 高校2年生の僕が、一人の吸血鬼の少女との眷属して、王位継承権の争いに巻き込み、巻き込まれていく。

「《開戦》」

 吸血鬼同士のその声を合図に、戦闘は始まる。眷属は、吸血鬼の武器と化して火花をちらしていた。

 吸血鬼達の願いはただ一つ。王になること。




<正しい不思議の遣い方> 作者様 蛇足 しろ

「幸せになるのが下手な魔王と何も信じられない少女のいつか終わるための物語」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054934432209


 終わった世界で、終われないものと、終わらないものと。命が紡ぐ。いつか終わりゆく物語。

 幸せになるのが下手な、魔王の物語。




<トリムルティ~まほろばの秋津島に まろうどの神々はよみがえる~第二部 日沈む国から来たる彗星は光輪を蝕む> 作者様 清見こうじ

「再び訪れる神々の争い……愛と怨恨があざなう悲劇の連鎖を断ち切れ!」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452219215421119


 陰惨な流血事件から四ケ月、高天俊(たかま・しゅん)は、思いが通じ合った恋人の遠野美矢(とおの・みや)と平穏な日常を取り戻し、スクールライフを満喫していた。一方、瀕死の受傷から回復した三上加奈(みかみ・かな)は、恋人、井川英人(いがわ・えいと)の大学復学を祝い、誘われてキャンパス見学に訪れる。そこで出会ったイギリスからの留学生、晃=ケネス・香月(あきら=ケネス・かづき)に熱烈なアプローチを受け、拒絶しながらも戸惑いを感じる。

 進路選択の時期を迎え、それぞれが自分の将来について考え始める中、遠野和矢(とおの・かずや)もまた、日本を離れる決断に迫られるが……。


第一部から読むとより楽しめるそうです。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054997257970




<ただただあいせる ーEasy Love, Eazy No-> 作者様 唐紅

「「友達以上恋人円満っ!」」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816410413930990657


愛と友情は紙一重。




<化け物バックパッカー、日差し漏りを防ぐ。> 作者様 オロボ46

「傘はいろんな特徴がある。普通に使う分には雨を防ぐことだけで十分だが。」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452219246847824


「……まったく、ここの小屋は本当にボロ小屋だったようだな」


 大雨の朝、ボロボロの小屋に泊まっていたふたりのバックパッカー。

 雨漏りによって起こされたひとりのバックパッカーは、顔の怖い老人。彼は食事の場所に困っていた。

「ネエ、アソコノ傘、使エソウ」

 見つけた傘を指さすもう1人のバックパッカーは、眼球の代わりに触覚を持つ変異体と呼ばれる化け物だ。

 変異体の少女が見つけた傘を差し、老人はその下で食事をしようとするが……


 2話完結の短編です。


化け物バックパッカーシリーズ

https://kakuyomu.jp/works/1177354054895479999




<小国の王太子、美人だが有能ゆえ男に嫌われる選帝公ご令嬢と結婚する。> 作者様 モモ

「婚約破棄された優秀な大貴族令嬢が小国の王太子に嫁ぐお話」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354055579456760


第2王子アルベルトは本の虫を目指し、王立図書館の司書を狙っていたが兄が死亡し、王太子に任じられてしまった。しかも、王も病で倒れてしまった上に美人だが男に嫌われている選帝公のご令嬢が嫁いでくる事に。

そんな不本意ながらも王太子となった彼が幼馴染みの従者と嫁とともに王国を躍進させ……られれば良いなと言うお話です




<Against 〈Human〉:明奈編 神を墜とす恋色の蝶> 作者 戸﨑享

「人類が想像で創造した地獄をわたしは救う。あなたは神を否定するの?」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054889991705


 想像したものが現実となる。その力の源である万能粒子を人々は『テイル』と呼んだ。その力は全人類に平等に与えられ、不満がない理想の生活を手にする。

 ――はずだった。力とは、必ずしも正しい使い方はされない。想像力は脅威となった。悪として秩序を滅ぼす者、それに対抗する者、その戦いは日常となり、戦いと隣り合わせで生きることが常識となっていった。

 やがて人間は地獄と化した世界を救う救世主を求めはじめ、そして創造する。新たなる人類〈現神人あらがみひと〉、通称〈人〉。人間の上位存在として崇拝の対象となっている。

 現在日ノ本は十二の〈人〉の一族が島国を十二分し、思想の違いから争い権力が日ノ本全土に及ぶよう天下統一を目論む第二次戦国時代の真っただ中であった。

 この物語は1人少女の旅は恋から始まり、やがて彼女は京の都に語られる英雄となる。


Ⅰ 『無知故の白き羽は、戦いと思慕で紅色に染まる』

――The girl was left behind――

 13歳になった少女、四十番もまた、その争いの兵士となるように育てられ、成人式を契機にいずれかの〈人〉の下で奉仕をするために売られることになる運命だった。しかし、彼女を買収したのは16歳の旅人。彼らは行方不明となった友人を見つけるための旅をする傭兵。

 彼らの弟子となり、『明奈』という名前を与えられた彼女は、主となった2人との生活の中で、自分の生きる意味と希望を見つけていく。

「私、先輩と一緒に生きて、お手伝いがしたいです」

 その言葉は、彼女を、少年2人が抱えていた運命との戦いに巻き込み始める。




<虚構黙示録 「神技(じんぎ)使いのカプリッチオ(狂想曲)」 Joker's Apocalypse "The Sacred Guardian's Capriccio"> 作者様 嘉白 狐猫 (かしろ こねこ)

「チート?魔法?異能力?そんなんじゃ無い。これは、自然現象だ」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054916023813


  現在「第一幕 神樂道樂 ~蟲毒~ The sacred game -Battle royal-」の「第一節 ファンシーにファンキーを添えて。」の

「第三話 スポンジケーキにトッピングをつけて」 を連載中。



 これは長編の物語がまた連なってできる、超長編の物語だ。(現時点では長編小説を四幕書く予定です。)こうご期待を。


 【それぞれの幕】

 第一幕 神樂道樂 ~蟲毒~

     The sacred game -Battle royal-


 選ばれし13×2人の若人達がそれぞれに「神技(じんぎ)」を与えられて集められた。少年少女は希望を秘めていたが、チーム対抗の殺し合い(サバイバル)に勝利し、生き残らねば「力」は得られないと知り、苦悶し、狂いゆく。この神の作りし道楽(ゲーム)に踊らされ、プレイヤー達はどう楽しませてくれるか。狂戯曲が今、開演する。さて、主人公は誰でしょう?

※和やかなシーンも有ります。  


第一節 ファンシーにファンキーをそえて。  (概要)

 ある二つの「部屋」にそれぞれ、13人と13人の少年少女が集められた。自己紹介の後にいきなり、デスロワイヤルに参加させられた事を告げられる。戦慄の沈黙が走る。このプレイヤー達はどの様な初動をするのか…

劇場案内人 嘉白狐猫より…「この節ではこの戯劇についての基礎知識が書かれているので、読んだ方が後々分かりやすいと思います。ぜひ見ていって下さい(^O^)/」


  「デスゲームだよ。これは。」

    「意地でも生きてやる!」

  「やだよ…殺すなんて…」

      「考えろ…考えるんだ、俺の頭!」

(一部抜粋)




2 告知・月刊カクヨム


週刊カクヨムとは別に、月刊別冊カクヨムもそろそろ始めようかと思っています。現段階では以下の内容で考えています。


「毎週末の楽しみと新しい作品との出会い」をテーマにする週刊と違い、月刊は、「1か月の1回、新しい物語の始まりから終わりを見届けられる」をテーマにしてます。


・連載作品枠は設けない。(お試し期間3か月の後連載の有無は再検討)

・短編、長編の「完結」作品が主に参加可能。

・参加は全て自主企画で行い、近況ノートへの報告は不要。


6月の第2水曜日を創刊日、それ以降は毎月第2水曜日を予定。完結作品を持っているけど、もう日の目を見ている様子はないという方はぜひ、その作品で参加をご検討ください。



3 週刊カクヨム今後の展望


(1)2年目の新たなルールや制度について。


 1年目はコンセプトの達成。毎週新しい企画たテーマで作品を集めつつ、新しい作品との出会いの場に、そして毎週追ってくれる人には、連載を追いながら毎週の楽しみにしてほしい。

 そのコンセプトはそのままに2年目はさらに「もっと読まれるような工夫」をしていきたいと考えています、もちろん限られたルールの中ではありますが、こちらが工夫できることからいろいろと施策していきます。まだ構想段階のため、すぐには動けませんが、少しずつ読んでもらえるような環境を整えたいです。


2年目の週刊カクヨムについて


連載作品について

これまで制限は設けませんでしたが、これからは連載できる枠は10人までとし、それ以上は新しい参加表明が出た時点で参加率が悪い方を連載辞退という形で外します。全員の参加状況が極めて良い場合のみ、別の方法をご提案させていただきます。


企画について

これまで通り平日は毎週の企画に合った作品を募集しますが、大型企画は時々2週間かけて(コンテスト等)募集をかける場合があります。その場合は週刊カクヨムが1週お休みになったりすることがあります。


次回コンテストについて。

週刊カクヨムではこれまで3回コンテストを行ってきましたが、第4弾のコンテストももうすぐ開催予定です。今度は短編作品で行おうと思っています。


7500文字~22500文字以内の『完結』作品を募集。


・フィクション部門(現代・異世界ファンタジー・SF)

・恋愛部門(恋愛・ラブコメ)

・現代ドラマ部門

・ノンフィクション部門(歴史・随筆・エッセイ)


ただし、そのエピソードに関連した『名言』を生まれている抱く品。そして作中の何が名言か、そこにかけた思いについて語るあとがきがある作品。(これを含めて22500文字まで)


以上を募集予定です。

募集予定 6月下旬~7月下旬(詳しい日程は決まり次第週刊カクヨム内でお知らせいたします)



そのほかにも毎週様々な企画をやっていくのでよろしくお願いいたします。

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