さて、そこのあなた。たとえば十代真っ盛りの頃、たとえば二十歳そこそこの頃、たとえばもう三十になっちゃったなぁなんて言いながら何がどう変わったのか、さっぱり見当もつかない頃に、ですよ。たまたま気になった人と信じられないくらい話が噛み合って、枯れ木に花さえ咲くような幸福感を確かにわけあったと確信するような出来事もあったかと思うんですけど、そんな気持ちになれる作品です。幽霊は明日を歌わない。あなたもどんでん返るといい。
8話時点で物語の核は見えないけど、そういうのも有りかなって。例えば日常系の日本映画のような感じです。それが作者さんの書きたい物なのかなと思いました。⇒最終話まで読んで感想リライト。星2 ->星3ネタバレなので深くは語りませんが、まぁやっぱり、小説は最後まで読んでから評価しないとダメですよね。