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2021年5月20日 10:31
まさに黒澤明監督と三船敏郎のタッグですよね。レネさんと同じく、ジュリアーノ・ジェンマやフランコ・ネロ、クリント・イーストウッドなどのマカロニウエスタンを観て、後年、ようやく世界の黒澤を観はじめた口です。「羅生門」などは登場人物のセリフから各人それぞれの物語を形作っていく手法で、当初は意味がわからず退屈な映画だと思ってました。それに比べて「用心棒」は劇画風と言えばいいのか、見せ場があり、羅生門に比べればわかりやすかったです。それから後年、「羅生門」の裏にある怖さに気づきましたが。この「用心棒」よりももっと古い1950年代に公開された「七人の侍」の方がエンターティメントとしては好きです。劇画的な見せ方としては、より見せ方を考えられてる。そういう意味ではカクヨム的なテキストとして題材として選ばれたレネさん、さすがですね。
作者からの返信
何と言っても、確かに七人の侍は、黒澤作品の代表作と言っていいと思います。すごいですよね。「用心棒」は、ジャイアント馬場を使ったり、仲代達矢や加東大介のちょっと頭の弱いヤクザなど、確かに劇画的娯楽要素がたっぷり入ってますよね。でもここで忘れてはならないのは、劇画がそれに影響されてずっとあとに出てきたのであって、「用心棒」の方がずっと先だということだと思います。やっぱり黒澤明は本当にすごいと思います。
まさに黒澤明監督と三船敏郎のタッグですよね。
レネさんと同じく、ジュリアーノ・ジェンマやフランコ・ネロ、クリント・イーストウッドなどのマカロニウエスタンを観て、後年、ようやく世界の黒澤を観はじめた口です。「羅生門」などは登場人物のセリフから各人それぞれの物語を形作っていく手法で、当初は意味がわからず退屈な映画だと思ってました。それに比べて「用心棒」は劇画風と言えばいいのか、見せ場があり、羅生門に比べればわかりやすかったです。それから後年、「羅生門」の裏にある怖さに気づきましたが。
この「用心棒」よりももっと古い1950年代に公開された「七人の侍」の方がエンターティメントとしては好きです。
劇画的な見せ方としては、より見せ方を考えられてる。
そういう意味ではカクヨム的なテキストとして題材として選ばれたレネさん、さすがですね。
作者からの返信
何と言っても、確かに七人の侍は、黒澤作品の代表作と言っていいと思います。すごいですよね。
「用心棒」は、ジャイアント馬場を使ったり、仲代達矢や加東大介のちょっと頭の弱いヤクザなど、確かに劇画的娯楽要素がたっぷり入ってますよね。
でもここで忘れてはならないのは、劇画がそれに影響されてずっとあとに出てきたのであって、「用心棒」の方がずっと先だということだと思います。
やっぱり黒澤明は本当にすごいと思います。