応援コメント

第3話 自転車泥棒」への応援コメント

  • ここまで拝読しました。

    残念ながら「太陽がいっぱい」は観ておりませんが、「自転車泥棒」は、以前テレビで深夜にやっていたのを観た記憶があります。

    貧しさ、哀しさ、理不尽… やりきれぬ悲哀感。
    そういう印象を受けた気がします。

    話は変わりますが、実は私の七歳下の弟も大学三年生の頃、自転車泥棒で警察のヤッカイになったことがあります。

    大学生どうしで都内の居酒屋で看板まで飲んで、駅に歩いて行ったら終電を逃したと。
    …友人と二人で途方にくれたが、見れば駅前に放置自転車ががしゃがしゃ積んであったと。
    …その中から何とか乗れそうなやつを引っ張り出して、二人で帰ろうとしたと。
    …ところが無灯火で走ってたところをパトロール中の警官に見とがめられたと。
    …警官の尋問を受けてる間に自転車を調べられたら、何とそれには盗難届けが出ていたと。
    …結果、二人は都内の警察署の留置場に入れられ、翌早朝に私家族の家に電話が来て、署まで身元引き取りに来て下さいと。
    …って訳で明け方、私と母親が車で弟を引き取りに行きました。
    …母親は激怒して、出て来た弟に、
    「大学生にもなって親に恥かかせんじゃないよ❗👊」
    と叫んで弟の横っ面をグーでぶん殴りました。
    …警察官もアッケにとられてましたが、「まぁこのお母さんなら大丈夫でしょう。すみやかに皆さんお帰り下さい」とすんなり言いました。

    今となっては良い思い出……って訳も無く我が家の汚点です。

    哀愁もワビサビも無く恥ずかしい記憶でございます。


    失礼いたしました。

    作者からの返信

    森緒さま。
    読んでいただいて、ありがとうございます。
    そして何より、面白い話を書いていただいてありがとうございます。
    弟さん、危なく人生に汚点をつけてしまうところでしたね。いやー、お母様の対応も良かったのかもしれませんね。
    まあ、とりあえずはそれで済んで助かりましたね。

    コメントありがとうございました。

  • これも小さい頃にTVで観たのがはじめで、その後何度か観てます。

    この子供が途中でおしっこがしたくて家に戻りたいが、帰るまでの時間がなく、通行人がいないときに立ち小便をしようと思うが、なかなかできないという、なんとも子供ながらきちんとした家の子供なんだと思ったものです。

    当時のイタリアでの世相として、巡査が立ち小便する者を取りしまるということです。

    日本では、私が子供の頃は道路の電柱などは立小便する人は普通にいましたし、いまでもたまにやってる人を見かけます。

    変なところが気になる私って変ですかね?(笑)

    作者からの返信

    自転車泥棒は、わたしは中学1年生の時に見て、未だに忘れられない映画なんです。

    でも、そうでしたかね。そんな、オシッコしたくなる場面って、ありましたっけ。私覚えてないんです。
    テレビで見たから、案外カットされてたかもしれませんね。
    立小便も、昔に比べれば随分良くなりましたよ。西欧では見られない光景だったみたいですからね。
    日本も、一応先進国として恥ずかしくないようにしないとね。

    別に、そういう話もおかしいとは思いません。どうぞ、思ったことをお書きになってください。

  • この映画はかなり印象に残ってます。
    子供の頃、見た時は『最初に自転車、盗んだヤツ誰だよ! あと、カギしっかりかけろよ』くらいにしか思わず、親子に同情して泣きましたが、ある程度年齢を重ねてから、あらためて観た時には『第二次世界大戦で敗戦したイタリア』と言う前提条件が頭の中にあり、ドキュメンタリーを見ている様でやるせなくなりました。

    作者からの返信

    なるほど、子供の頃でもこの映画は分かりますよね。私も中学1年の時に見ました。
    見る年齢によっても違う感動があるものですよね。
    子供の頃親子に同情して泣くというのは素晴らしい感受性を持っておられたのだと思います。
    やるせない映画ですよね。

  • いかにも古いイタリアらしい映画だったと記憶しております。

    題名がなるほど、そういうことかと見終わって納得した覚えが。本当に大きな物を盗む泥棒ではなく、生活に追われた人々の哀しみや愛。日常の中にある、家族それぞれの微妙な思いが切なく描かれていましたね。

    作者からの返信

    そうですね。ツライ映画かもしれませんが、当時のイタリアの真実を描いた、リアリズムの映画でしょうね。
    二作読まれていかがですか?
    ちょっとがっかり?
    こんな感じです。
    気楽に映画に触れたくなった時にでもまた遊びにきていただけたら本当に嬉しいです。

    編集済
  • 見ていないけど、見てみたい!

    作者からの返信

    グッときますよ。
    是非ご覧になってください。

  • 私は実際に自転車を盗まれたことがあります。
    いつもよく行く隣町で、自転車に鍵をかけなかったところ……。

    その街が好きだったので、どこかで「この街に自転車を盗むような悪い人はいないだろう」という変な思い込みがありました。盗まれたときは「本当に自転車泥棒っているんだ……しかもこんな身近に……」とショックでした。

    そんな自転車泥棒がテーマの映画があったんですね。自転車泥棒が映画になるなんてなんだかすごいです。

    盗みは良くないけれど、自分も本当に困って追い詰められたらやってしまうかもしれない……。と、そんなことを思いました。

    作者からの返信

    月澄さま。
    自転車を盗まれたとは、大変な経験されましたね。
    その自転車泥棒というのは、随分昔からあったという事ですね。
    自転車を盗まれた時は許せない気持ちでしたか?
    この映画を見ていると、盗んだ奴は許せない。しかし、盗もうとしたこの親子は、許してやって欲しいという気持ちになります。
    身につまされる映画でした。
    コメントありがとうございます。

  • 古い映画を沢山取り上げてあるようですのでお邪魔しました。
    自転車泥棒は観たことがあります。父親の行動に思考力がなさすぎて苛立ったのを覚えています。イタリアのレアリズムは痛いですね。

    作者からの返信

    柊圭介さま。
    よくいらしてくださいました。
    そうですか。そういう感想もあるんですね。
    イタリアのレアリズムは本当に痛切ですよね。
    古い映画ばかりしか取り上げられなくて恐縮ですが、良かったらまた立ち寄ってください。
    コメントありがとうございました。