第12回 バトルドッジボール 闘球大激突!&バトルドッジボールⅡ(SFC)
ウルトラマン、仮面ライダー、ガンダムの各ヒーローたちが共演するコンパチヒーローシリーズの一つ。私にとってクロスオーバーの概念を教えてくれた最古の作品でもあります。
前年には「SDザ・グレイトバトル 新たなる挑戦」が発売されており、大好きだった各作品が一堂に会して戦う姿は胸が躍りました。特に今のように簡単に動画で作品を視聴できる環境出なかったこともあり、漫画やこういったゲームがヒーローものの入り口になっていた人もかなり多かったのではないでしょうか。
このゲームでは通常のドッジボールと違い、ボールを当てても選手がアウト・インすることはなく、HPを削り合う戦いの方式です。選手には体力(HP)、ショット力、防御力、ジャンプ力など各パラメーターが存在し、ガンダム系やライダー系、悪役側それぞれで特徴があってチームごとの特色が見えるのも売りです。
ボールをキャッチすればゲージがたまっていき、特定の数で全員攻撃の必殺技の発動も可能になります。(Ⅱでは乱闘でボールを持っている相手に殴り掛かるなんてこともできました)
コートも普通ではなく、氷原ならばキャッチしても威力で外野まで滑って行き、コロシアムなら鉄球がボールなのでダメージが増加するなどコートごとの戦略も必要になってきます。(Ⅱだとボールが爆発して体力を削るなんてのも)
ストーリーモードでは好きなチームを選び、試合で勝ったチームから仲間をトレードし、自分の好きなキャラクターだけでチームを編成することも可能。初代ではパラメータの限界値が全員同じなので結局大差なくなるのですが、Ⅱだとキャラごとの限界値が存在する上、必殺技もダメージ以外のものも存在し、個性が増したこともあって様々な編成を考えられるようになりました。
HPを削り合うドッジボールとルールは単純でありながら、飽きさせない面白さが随所にあったのがよかったですね。パスワードで最強チームを出したりなどの要素もあったのでやり込み要素もそれなりに豊富でした。友人とのやりとりで情報を入手していた頃だったので、お互いに色々と試して発見した裏技を共有したこともありましたね。懐かしいです。
今回はこの辺で。それではまた次回。
趣味世界-プレイ記録と時々レビュー- 結葉 天樹 @fujimiyaitsuki
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