第11回 第四次スーパーロボット大戦(SFC)

「第四次スーパーロボット大戦だー!(歌)」


 CMでは喋っていたのにSFC版ではボイスが入っていない悲しみを味わった一作です(笑)

 スーパーロボット大戦シリーズも現在まで続いており、ロボットアニメの共演という夢の戦いを繰り広げることのできるゲームです。

 私は第四次からプレイしたのですが、ガンダムや勇者シリーズぐらいしか知らなかった私にキャラの名前やロボットの名前の諸々を叩き込んだ一作となっています。

 ロボット大図鑑やキャラクター辞典のお陰で話の概要を知ることができ、主題歌もカラオケモードで学びました。実際に見たことのないアニメはいくつもありましたが、現在は主題歌くらいなら歌えるものも多いです(笑)


■ヒーロー、ロボットの共演

 当時私が見たことのあるロボットものと言えば「機動戦士ガンダム」のみ。ガンダム系の他のモビルスーツ、登場人物も名前だけ知っている程度。住んでいた地域自体があまりアニメを放映しない地域だったこともあり、自分の中にあるロボット像は非常に限られていました。

 マジンガーZ、ゲッターロボなどはテレビ特番でアニソン特集などがあると耳にする程度。だから歌は聞いたことがあってもどんな内容なのかもまるで知りませんでした。

 故に、私の中のロボット世界を一気に広げた作品と言えるでしょう。


 ポケットの中の戦争、0083、Z、ZZ、逆襲のシャア、センチネル、F91というバリエーション豊かなガンダムの世界。マジンガー、ゲッターだけに留まらず、ダイターン、コンバトラー、ザンボット、ライディーン、グレンダイザー、ゴーショーグン、ダイモスのスーパーロボットたち。サイバスター、ダンバインなどのリアルロボットたち。

 生まれる前の時代から、これだけ多くのロボットたちが存在していたのかと驚かされました。スパロボで初めて書き下ろされたゲッター號など、ここを起点に広がった作品もあり、現在のロボット人気を支える一助にもなっているのではないかと思います。

 容赦なくザンボットの人間爆弾を物語中に入れてきたり、ゴッドボイスを使い続ければ終盤に出撃不可になったり、劇中の設定も各所にちりばめられており、プレイ当時は元のアニメで是非見てみたいと思ったものです。


■まとめ

 やはりロマンがありますよね、ロボットアニメは。独自設定も多いので誤解を招くところもありますが、本編では解決できなかった個人の問題が他の作品とのクロスオーバーで解決したりと、本編で見たかったIFも見れますので、一度本編を見てからだとこのシリーズは違った感動があるのでしょう。この辺りはクロスオーバーという設定を存分に活用していますね。

 実を言うと、機動戦士ガンダムも序盤の途中までしか観たことがなく、私はこのゲームをやるまで「ニュータイプ」というものを知らなかったりします。今の関連知識から考えると驚きますね。


 それでは、また次回。

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