多世界転移
異世界転移(したい)者
第1話
朝が来た。今日も学校に行く。俺は海田祥太、大学1年生だ。今日も学校に行こうとすると、いきなり光が身体を包み込み、浮遊感に囚われた。そのまま意識失った。
………
………
どれくらい時間が経っただろうか。随分寝た気がする。周りは明るい。と言うことはあまり時間は立っていないのではないかと考えた。しかしそこは家の前ではなく、自分の周りには木がたくさん生えていた。あの光は何だったんだろう?目をやられているときに誘拐されたのか。
「まずはここがどこなのか調べないと。」
俺は取り敢えず歩くことにした。登って行くか下って行くか迷ったが登っても木しかないだろうと考え、下って行くことにした。60分ぐらい歩くと、建物が見えてきた。しかし様子がおかしい。建物は現代のものっぽくなく、まるで歴史の教科書で見た江戸時代の店や長屋のようだった。そこで1人の男性に会った。
「此処ってどこですか?」
「兄ちゃん、此処は江戸だよ。」
俺は驚いた。現代は東京であるはずなのに男性は此処は江戸だと答えた。男性に礼をいうと俺はこの町を歩いて情報を集めることにした。店っぽいところに入ると
「いらっしゃい!」
と看板娘っぽい子が答えた。
「此処は何を売ってるの?」
「魔法道具です!」
俺はえっと思い、
「魔法がないのに魔法道具なんてあるはずない」
「お兄さん魔法知らないんですか?」
俺は魔法があることに驚き、ようやくここが異世界なのではないかと思った。
「魔法使ったことある?」
「魔法知らないんですか?なら見せてあげますよ!」
といい何やら呪文を唱えたら火が彼女の手の先の魔法陣から放たれた。
「えーーー!それってどうやってするんですか?」
「学校で習うんですよ。」
「普通の人も学校で習うの?」
「高い金払って学校に通ってた人になら全員習いますよ」
と答えた。
「学校ってどこにあるの?」
「あの一番大きい屋敷です。」
と教えてくれた。
多世界転移 異世界転移(したい)者 @yh0000
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