夢を見たり、挫折したり、腐ってみたり、また顔を上げてみたり。モラトリアムの葛藤や青春時代の瑞々しさが、主人公のユーモア溢れる独白で描写されています。すらすらと読み易く、クスッと笑ってしまう。そんな面白いお話です。