神事を見てしまった男の子の心がばらけてしまう。そんな不思議な事件が七年前にあった……その後の話です。その彼は七年経ち高校生になっています。神事を行っていた少女は彼のばらけた心を一つにするために頑張ります。恐らく彼女は、この七年という月日を彼を戻すために色々と駆けずり回ったのだと思うのです。その様子が透明感のある雰囲気で伝わります。ばらけた心はそれぞれ色を持っています。それぞれの心と相対しながら……甘いスイーツのようなお話。読んでみませんか?