ユーモアなSFもの。レビューを書く際ネタバレにならないよう配慮し、とくに掌編や短編は短い故に下手にレビューを書いてしまうと作品の根幹部分に触れかねないので、端的なレビューを書くようにしています。が、この作品に関してはギミックを凝らした構成であるため、レビューを書こうとすると確実にネタバレになるでしょう。それくらいに秀逸なショートショートでした。このレビューに価値はありません。いいからこのユーモアあふれるSFを読んでください。数分で読め、楽しい体験ができます。
変に複雑な設定でなく、薬の性質が簡単だったためすんなりと理解できました。それにまつわる問題も、想像しうるものですね。後半の急展開には驚きましたが、その場面あってこそまた最初へ繋がっていくオチは、読んでいて気持ち良かったです。
星新一先生のような少ない文字数で大きな印象を与えるいい作品でした!とてもいいものを見せてもらいました、ありがとうございます!