貴に雅な本格平安物語

物語冒頭から美しく色鮮やかな世界観に魅了されました。
色男の橘宮と夫を持つ姫君との和歌を交えた恋物語はまるで歌物語を読んでいるようで、作者様の文学的素養の高さを感じました。
主人公わらびとひき丸の関係もとても微笑ましいです。
一人の少女の失せ物探しが行き着く先、今後のお話がとても気になります。
素敵な物語をありがとうございます。