別れと再開

別れと再開

はると言う人の話である

ある夕暮れの日

静かな家の中にいた

僕は、付き合っている病気の子と

僕のLINEにある一通のメッセージが届いた

彼女からだった。

彼女は、今がんで2年前の記憶がなかった。

そして今彼女は、ずっと戦っていた。

なんか俺は、嫌な予感がした。

嫌な予感したせいで

彼女からのメッセージを見たくなくなった。

だけど大切なことだったら困るから見ることにした。


私病院移動することになっただからね私達別れよう


僕は、返信した。


僕は、別れたくないよ ずっと居たいよ


ごめんね私もうねはるちゃんのこと傷つけたくないの

だから別れよう


やだよやだよ

それから返信は、来なかった

そのあとは、ずっと泣いていた

大声で声がもう出ないぐらいに

次の日LINEがきた

なんだと思って開いた。

こう書かれていた。


ごめんねはるちゃん別れたことにしてねお願い

今からはるちゃんメッセージを送ります

電話とか手紙が良かったけどね

LINEした。 LINEでごめんね

今から私の気持ち伝えます

えーとねまずこれから言うね

別れた事ね

はるちゃんは、まだ付き合っているとか思っているでしょー

だけどね別れた事実は、変わらないし

お互い別れたくないと思う

私も別れたくないんだ

だけどね私と付き合ってたからはるちゃんを悲しませるだけだから

別れようと思った

2年前の記憶無くなってがんのことも忘れた時

がんのこと黙ってくれてたんだね

先生から聞いたことに

少しでも気持ちを楽にしたいから先生に頼んだんでしょ

嬉しかった。

その日私泣いたんだよ

はるちゃんからこんなにも愛されているていうことが

嬉しかった。

まだ私を見てくれてるとね

でもね引っ越すて聞いた時に聞いていたんだ。

あの日には、もう知ってたんだ

私達がやった日には、もうね

だから最後の思い出作りとしてやったんだ

はるちゃんは、優しいよ自分を犠牲までしてね

人の方を優先するなんて

そんなところ好きだったなー

私も別れることが一番良かった選択かは、

分からないだけどね

このまま付き合ったら

またはるちゃんを傷つけることになる

引っ越し先は、言わないよー

はるちゃん絶対来るからずっとそばにいたからわかるよー

多分もうこれでLINEは、出来なくなると思う

今までありがとう

そして幸せになってください

はるちゃんにとってどれだけ

ショックなのか分からないだけどね

私は、はるちゃんと会ってとっても嬉しかった。

あの日覚えてる


小学校の時のこと私一人でいた時声かけてくれだね

その時掛けた時とっても嬉しかった


最初の言葉が(名前お互いはるてっ着くんだねよろしく)

最初の言葉それー!!と思った

その時心で笑ってた

でもすごく暖かったとっても

だから私がはるちゃんの

人生をダメにしちゃーいけないと思う

こっちは、はるちゃんに助けて貰った立場だから

こんな私でも愛してくれてありがとう

はるちゃんは、いい旦那さんになるよ

もしも私死んだらお酒でもなんでもいいから置いといて

そしてね

誕生日プレゼントに貰った。

ネックレス君の親に預けた

手術成功した時取りに行くから

待っててね

そして私の分まで恋愛してね

幸せになってください

はるかより

その言葉が最後だった連絡しても既読は、つかなかった。

僕は、そのあとすごく泣いた。

ずっとずっと

自分の大切な人がどっかに行ってしまう

ことがとても悲しかった。

今すぐに会いたかっただけどもう

彼女は、県外に旅立った


3年後

僕は、家で勉強してた。

僕は、もう彼女には、覚えられてないと思ってた。

でもいいと思った

ずっと僕一緒にいたら不幸になるだけだと

僕は、思う

彼女の判断は、正しかった。

僕は、それからは、

恋愛と言うものに

興味を持たなかった

またあんな思いするなら

しないと決めていたから

今日隣に引越ししてくる人がいるらしい

誰だろうと思ってた。

親が何故か今日ご機嫌が良かった

何故だろうと思った。

ここ最近ずっとイラついた。

珍しかった。

久しぶりにこんな笑顔が見れたと

思った。

お母さんに


(隣の人に挨拶してらっしゃい)


笑顔で言われた。

(なんで挨拶しないといけないの?)


(わかった。挨拶しに行ったらなんか買ってやる)

お母さんは、そんなに必死なの?と思った


僕は、

(なんか企んでるでしょ)


(企んでないよ。 はい行ってらっしゃい)

僕は、強制的に行かされた

僕は、隣を見た

そしたら見た事のある顔がいた。

ずっと前に別れた彼女がいた。

僕は、足から崩れた。


彼女は、生きてた生きてた。

僕の目の前にいると思った。

嬉しかったとっても

そうすると彼女が


(はるちゃんなの!!!!!)


(はるかなんだね)

僕は、泣いていた。


はるかがよってきて


(会いたかった。ずっと寂しかった)

とはるかも泣いて僕に抱きついてきた。

僕は、すぐに家に戻った。

ネックレスを返すために

はるかは、もしかしたら

忘れているかもしれない

でもいいと思った。

また帰ってきたと言うことで

プレゼントとしてでもいいと思った。


(はい ハア……ハア約束のもの)

はるかは、泣いた。

(もう無くしたと思った。

3年前の約束だから忘れてると思った

嬉しい)


(今からやり直さない僕達の青春を

また僕と付き合ってよーどう?)


(うんいいよ 好きだよはるちゃん

もう離れない)


(いい加減俺の呼び方はるちゃんと呼ばないでよー)

フフフフと笑顔で笑った

とても可愛いと思った世界一。

僕のお母さんとはるかのお母さんに全部見られていた。

そのあと一緒に泊まればとかしつこかった。

でもはるかが帰ってきたことが一番嬉しかった

一緒に居たかった

でも今度からは、


(一緒にいられるねもう絶対離さないからー)

それは、勘弁してくれよー

と思ってた。

でもそれよりはるかが帰ってきた

ことが何より嬉しかった

人生で一番喜んだ日だった

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

別れと再開 @AiKaiKoi

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ