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言葉に表せない感情が心に積もっていきます……。
とても不思議で、でも切ないような……ごめんなさい、感想を書くのが苦手なので…。
主人公は、『ヨブのごとく』の主人公の後ろの席の女の子で、主人公の友達は『黒白黄色』の主人公ですか…? 私、登場人物の繋がりが好きなので、繋がっていたことが少し嬉しかったです。
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。苦手なのに、こんなにそれぞれの話にコメントを書いてくださったとは、感謝にたえません。主人公と主人公の友達については、そのとおりです。再登場する予定はなかったのですが、書き進めていくうちにそうなりました。作者にとっても思いがけない喜びでした。
少女の一日を通して語られる聖書の文句が素敵です。詩人である作者さんの感性が発露された、とても慈悲深い物語ですね。
昼間に月を見る少女と、夜の山頂で月を見る少女との対比も美しく感じました。
詩や小説を読みかえすたび、koumotoさんは言葉の神様に愛されているのだろうな、と思います。
作者からの返信
ありがとうございます、われもこうさん。とても嬉しいお言葉です。
このエピソードは、自分の好きな音楽と聖書の言葉をパズルのように組み合わせながら書きましたが、面白いくらいにぴたりぴたりと嵌まっていくような気がして、なんだか奇跡みたいだ、と思ったりしました。まあ、あくまで自分にとってはの話ですが。
この短篇集のなかでいちばん自己満足に傾いてしまった作品かな、という反省もありました。ですが、このような感想をいただけると、書いてよかったなあ、と素直に思えます。
自分は非才だな、と思うこと多々ですが、腰を痛めて横になりながら、人に読まれたことをきっかけに自分の文章を読み返していると、少しでも自分に書く能力があるなら、力を尽くしたいな、もっと書きたいな、とあらためて思えました。いつも励ましてもらい、いつも感謝していますが、感謝はいくら重ねても尽くせないですね。本当に感謝しています。