反勇者主義について


最近、私の作品内でよく付けてるタグです。

これもこれで盛大に誤解受けそうだったので、これを機に説明します。


反勇者主義とは、「物語に登場する勇者の在り方は本当に正しいのか、改めて考えてみましょう」という捻くれ者が考えたお気軽タグです。


反勇者主義ってことは勇者主義ってのもあるんだよね? 

当然、そう思ったでしょう。


勇者主義ってのが、今までの勇者の姿です。

王道ストーリーってやつですね。


何らかの理由で世界を救うために旅立ち、仲間たちと共に困難を乗り越え、成長する。これが現在の勇者は登場するお話の根底にある。


ヒーローものなんかもこのイメージがあるんじゃないでしょうかね。


弱気を助け強気を挫く人格者。

これがいわゆる勇者であり、ヒーローです。


それに反するわけですから、勇者やヒーローのスタイルそのものを否定することになります。


「勇者は本当に英雄なのか? 

あくまでも世論が盛り上げているだけで、本当に世界を救うことはできているのか」


別の見方をすれば、他国に侵略する害悪ですからね。要は戦争屋なんですよ。

戦争を仕掛けているのは、どっちのほうか。


ふと思った疑問を単純にぶつけてみただけです。


別にご都合主義や超展開を否定してるわけじゃないです。

ていうか、これらに関しては管轄外です。


あくまでも、主義のターゲットは英雄視というスタンスです。

何でもかんでもヒーローになるわけじゃないでしょ。ってことです。


じゃあ、ダークヒーローと何が違うのってお話です。

ここマージで重要。一昨日のテストに出ます。


ダークヒーローってのは、ざっくり言うとヒーローの性質を持たないキャラのことです。アンチヒーローとも言います。


人格者ではなく、自分自身の理念や思想の元に行動を起こすのが特徴かな。

基本的には敵サイドだったり、悪者だったりしますが、彼らにもそれなりに正義があります。


正義を裏返せば別の正義。みたいなジャンルです。


この主義でターゲットにしてるのは、勇者や英雄と呼ばれる存在だけです。

コイツらのあるべき姿を否定しているわけですから、根本的に違うんですよ。


対象外ではありますが、場合によっては、こいつらのスタイルも否定することになりますかね。


まあ、そんなところです。

正義に対して疑問を投げかける言葉がどーしても思いつかなかったので、勝手に作っちゃいました。


もっとふさわしい言葉があったら、教えてください。そっちに切り替えます。


というわけで、本日のお相手は長月さんでした。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

廃材アートとその存在意義について。 長月瓦礫 @debrisbottle00

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ