廃材アートとその存在意義について。
長月瓦礫
廃材アートとその存在意義について。
どうも、霧崎さんです。
突然ですが、「廃材アート」って聞いて何を思い浮かべますか?
私はアルミ缶で恐竜とか作ってるイメージ。
あとは、ショッピングセンターの通路に展示してある感じでしょうかね。
何でこんなことを突然言い出したかというと、自作小説のタグでこの言葉を使い始めたからです。
「拡散する憂鬱の種」、「うつくしきもの」、「らすと」に登録しています。
多分、これからも増えると思います。
まあ、そこまで見てる人が本当にいるのかなとは思うんですけどね。
変に誤解されても困るんで、説明はしておこうかなと思った次第です。
タイトルにもあるように、そもそも廃材アートって何でしょう?
「廃材」を「アート」にしている。
見ての通り、「廃材」と「アート」という二つの単語に分けることができます。
シンプルに、一つずつ考えていきましょう。
「廃材」は一言で説明すると「ゴミ」です。
何の役に立たなくなり、捨てるもののことを指します。
そこに「アート」が加わります。
アート、すなわち芸術という視点から見たら、ゴミも立派な素材のひとつとして扱われます。
金属や木材の破片だとかダンボールだとか、役に立たなくなったものを使って、クリエイターの方々は新しい何かを生み出しています。
ゴミだって考え方次第、使い方次第であんなかっこいいものに生まれ変わる。
だから、あんな輝いて見えるわけです。
小説の場合だと、仕方なく消してる文章ってところでょうかね。
自分の作品を何度も手直しているうちに、「ここいらねーな」って思う部分が出てきて、みなさん削除されてると思います。
あの一文のことを霧崎さんは言ってるんです。
その文章の中に、「これ気に入ってるんだけどなー」ってやつ、あったりしません?
自分としてはハマったんだけど、作品全体でみると余計なものだから、しょうがなく消してる文章。その文章に霧崎さんの貧乏性センサーは反応しました。
「なんか消すのもったいないから、コピペしとこ」
最初のきっかけは多分、こんなもんだと思います。
そんで、「必要になったら取り出して、使えばええやろ」と。
要は文章をリサイクルするわけですね。
本来なら削除されるはずの文章を活かして、さらに次の作品作りにつなげていく。
こう書くとすごいかっこいいですね? 自分でもちょっと驚きました。
まあ、そういう事情もあって、没になる文章を使った作品には「廃材アート」って単語をタグに登録してます。今後も増えます。
消されるはずのお気に入りが増えていく限りはね。
その作品たちが輝いてるかは分からないですけど。
決して無意味じゃないことは、分かっていただけたかと思います。
これを手抜きと見るか、発想の転換と見るかはみなさんの自由です。
「そこまでして小説書きたいのか」ってドン引きする人もいると思います。
「楽しようとしてむしろ苦労してねえか?」ってツッコミもあると思います。
残念ながら、そういう奴なんです。
今後もこういう変人にお付き合いいただければ、幸いでございます。
それでは、何かまじめなことを話したくなった霧崎さんでした。
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