第4話

いつものように朝日が昇る前に起きた。

今日も外を見ていた。

そうしていると外に

ある子供がいた。

大声で泣いていた。

なんでこの時間に一人で泣いているの?

と思った。

家出した?と思った。

その時皐がきた。

その子によって大丈夫?

とかけていたんだろう。

その子は、皐に何か話していた。

その時皐は、笑顔が消えた。

何故だろうと思った。

皐は、その子を抱きしめた。

抱きしめた時

皐が泣いていた気がした。

そして私は、どこか懐かしい感じがした。

昔どこかで感じた事がある気がした。

思い出せなかった。

何故だろう?

とても大切な気がした。

今日は、検査の日だった。

検査は、嫌いだ

何個も何個も検査するのだから

そして待つ時間がとても長いからだ。

検査する場所に向かった。

そしたら皐がいた。

私は、つい(あー)と大きな声で言ってしまった。

周りには、凄く嫌な目で見られた。

私は、すみませんと深深と頭を下げた。

皐もこっちにきずいて

(あっ萌花じゃん)

私達そんなに仲良かったけ?と思った

皐と手を振る中だけど

まだ2回しか会ってないのに

あれは、会ったことになるのか?

とか思っていた。

まーいいやと思った。

皐の横に看護師が着いていた。

その看護師は、驚いていた。

何故か知らないけど

(皐さんのおっお知り合いですか?)

と聞いていた。

皐は、(はい知り合いですけどどうしました?)

(えっどこで知り合ったんですか?)

(言えないですけどある場所で知り合いました

手を振りあっただけですけどね笑笑)

(それ知り合いと言えるんですか?!!!!!

皐さんに知り合いなんて!!!!!)

(僕は、知り合いと言えると思いますよー

ねっ萌花ちゃん)

(えっとー知り合いちゃー知り合いです?)

私も看護師と同じ考えだ

ただ外で顔を合わせて手を振り会うだけだよ

それで知り合いと言えるのか?

でもここで知り合いじゃないと答えるの

可哀想だから知り合いと答えた。


皐さんも看護師の驚きに逆に驚いていた。

(そんなに驚きます?)

(驚きますよー)

(なんでですか?)

(皐さんは、お知り合いなんていないと言ってたし

周りとも全然接しないのにー

接するとしたら看護師たちしか接しない

じゃないですかー

それなのに知らない人と接するなんて

信じられません

て言うかどこで知り合ったんですか?

また病室から抜け出したんですか?)

(抜け出してないですよー)

(嘘ですね。 皐さんていつも目が泳ぐ時

嘘ついているんだから)

(ごめんなさい 先生には、言わないでねー)

(これ何回目だと思っているんですか?

いい加減にしてください)看護師は、苦笑いしていた。

私は、その横で笑ってしまった。

久しぶりに笑った気がした。

看護師と皐さんは、

えっ

とした顔だった

その時私は、とても面白かった。

なんで笑っているか分からないけど

とても心地よかった



いくつか私の心のピースがどこかにちっている。



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命と心 @AiKaiKoi

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