第3話
次の日私は、朝日が昇る前
私は、外を見た。
その時桜は、咲いているのかわからなかった。
少し桜色があったけど咲きかけなのか
一つだけ満開に咲いているのか
分からない。
そう考えていると朝日が昇った。
とても綺麗だった。
オレンジ色をしていて
私の心もこんな朝日が昇ればいいと思っていた。
私の心は、いまだに黒い雲に隠れている。
私の心は、黒い雲に隠された世界に散らばっている。
私の心は、砂漠だ
オアシスもない
砂が果てまで続いている。
そして心の空を見ようとすると
黒い雲に覆われている。
太陽すら当たらない心の世界で
一人で身を守るかのようにいる。
私が外を見ていると昨日の人がいた。
昨日と同じに桜を見ていた。
その時の笑顔は、昨日と違っていた。
親が子供を優しく包むような優しい笑顔
そしてそこからかすかに感じる
応援している時の感覚が
何故だろうと思ったがすぐにわかった。
多分桜があと少しで満開に咲くのだろう
だから応援しているのだろう。
あと少しだもう少しで咲く
あと少しだ頑張れと思っているのだろう
その顔は、やっぱり親が子供の成長を微笑ましく
見ている時の表情だ。
その時だった私と彼が目が合った。
昨日と同じく手を振った。
やはりとても綺麗な笑顔だった。
見たことも無いくらい
その時彼は、紙を取りなんか書いていた。
何書いていると思った。
そしたら紙飛行機を作った。
なぜ作ったのだろうと思った。
そしたら私の病室に近づいてきた。
そしたら急に紙飛行機を投げた
私の病室は、2階だったのでギリ届いた。
そこに書いてあったのは、
(大丈夫? 君の笑顔て作り笑顔だね。
君の本当の笑顔見たいなー。
名前も知らない人に言われたら怖いよね。
僕の名前は、九条皐です。
よろしくね)と書かれていた。
手紙を貰らったのは、初めてで嬉しかった。
私は、すぐに自分の部屋にあった。
紙に自分の名前を書き。
よろしくねと書き
最後にありがとうと書いて紙飛行機にして
皐に向かって飛ばした。
彼は、それを見てとても笑顔だった。
また違う笑顔だった。
子供が走り回っている時見たいな
元気のある笑顔だった。
彼は、最後に手を振ってどっかに行ってしまった。
私の運命の人は、彼なのだろうか?
こんなすぐに運命の人とか
言って大丈夫だろうか?
他の人は、運命の人に出会ったのだろうか?
運命の人では、なくても大切な人は、いるのだろうか?
自分の命より大切な人の命の方が大切という人は、
他の人には、いるのだろうか?
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