第2話

余命宣告されてから数日たった。

この数日は、あまり覚えてない。

ずっと闇の繭の中にいた

ご飯も一口とかしか食べていない

私は、余命宣告されてから

泣くことが出来なくなってしまった。

私の心は、黒い雲に隠されている。

今の私には、生きている感じすらしない

やりたいことすら無くなった。

私の夢は、保育士になることだ。

今は、もうその夢すら闇に包また。

私は、もう夢や人に希望を与えられない

そして周りには、絶望しか与えられないのだろう

きっと

久しぶりに外を見た。

朝日が昇る前に起きたから

あまり人が見えなかった。

でもある人が桜を見ていた。

まだ咲いていない桜を

その人は、笑顔だった。

何故だろうなんかいいことでもあったのだろうか?

桜の蕾を見てなんで笑顔になるのだろう。

桜が咲きそうだからか?

それともその桜には、何か思い出もあるのか?

何故だろう?

今の私には、分からないのだろう。

私の花は、もう灰となって消えたのだから。

あの人は、いつも桜を見ているのだろうか?

毎朝

私には、そう見えた。

周りからは、(おはようございます)と

かけられていた。

そして桜の木を撫でている。

多分これを毎朝しているのだろう。

そう思っていたら

その男の人と目があった。

目があった瞬間何かに照らされた気がした。

とても眩しい光に

太陽と違った

暖かくて優しい光に

私は、その時どんな顔をしていたのだろう。

とても優しい顔だったのかな。

醜い顔だったのかな?

そう考えていると男の人が

笑顔で手を降ってくれた

嬉しかった

何故だろう

初めてあった人なのに

私は、手を振り返した。

とても綺麗な笑顔だった。

満開の桜以上にとても綺麗で優しく明るかった。

私は、男の人の名前が知りたかった。

だけどこの距離からだと大声出さないと

聞こえないだろう

まだみんな寝ているから

大声出せなかった。

久しぶりに外を見たら

とても綺麗な笑顔をもつ男の人を見かけた。

私の花が芽吹いた感じがした。

まだとても小さく

また何かがあるとすぐに枯れてしまうぐらいのだ。

私は、また花を咲かせようとしている。

なぜかは、分からないけど

でも私の心は、まだ黒い雲に隠されている。

私には、この黒い雲の世界から抜け出せない。

他の人は、この黒い雲の世界でどうするんだろう?

私みたいに諦めて黒い雲の世界にずっといるのだろうか?

それとも黒い雲の世界から抜け出そうとして

歩き続けるのだろうか?

私は、歩き続けたとして

黒い雲の世界から抜け出せる

自信がなかった。

世界とは、そういうものだ。

絶望してそこから這い上がって

綺麗な花を咲かせるのは、

数%しかいないだろう。

ほとんどの人が絶望から這い上がって

蕾のままで死ぬのだろう

でそこに私みたいに絶望から這い上がろうと

せずに芽を出さずに死ぬのだろ

出せたとしてもとても醜いだろう

向日葵みたいにピシッとした茎に育たない

私は、アサガオの枯れた。

茎なんだろ。

人それぞれの花がある。

私には、それが咲かない

他の人は、どんな花を咲かせるのだろうか?







あなたは、どんな花が咲いていると思いますか?

自分の心を見つめ返してみてください

そしたら自分の花がわかると思います。

まだ茎すら見えない人は、

今自分の花を探しているのだと思います。

自分の花が見つかった時は、

変わった時だと私は、思います。


まだ茎しか見えない人は、

そこから上がって行ける人です。

焦らず少しずついけば綺麗な花を咲かせるでしょう


もう花が咲いている人は、

その花を大切にしてください

花は、すぐに枯れてしまいます。

些細なことでもです。

今の花を大切にし

さらに綺麗な花にするのもいいと思います。


私の考えです。

私は、まだ花を探しています。

皆さんも自分の花を探してみてください

どんな花だったかコメントください(*^^*)


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