第59話 孤独

「周りからどんな目で見られようと構わない」と

言った君の覚悟も所詮はその程度かい

まるで世界を知り尽くしてるように話した

その夜こそが君の最後の晴れ舞台となった


ひとりきりで考えてみればいい


君が望んだ孤独とはどんなものであれ

こんなものではなかったはず

後悔したいと望んだ事があるとして

こんな想いはしたくないはず


ひとりきりで考えてみればいい


君が望んだ孤独とはどんなものであれ

こんなものではなかったはず

後悔したいと望んだ事があるとして

こんな想いはしたくないはず


絶対に 絶対に 絶対に

笑うべきじゃなかった

同じように唇噛みしめながら

見つめなければよかった

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