第3話やる時が来た

 最後の大会まで、あと四週間。


 今日は、球技大会でサッカーをする事になった。

 全六クラス、一組の恵太と六組の光輝は決勝で当たる事になった。二人は楽しみそうに、決勝で会おうと言った。でも光輝のクラスは準決勝で内田のクラスに負けた。


 決勝は、一組の恵太、四組の内田のクラスになった。


 結果は、四組が勝利した。

 内田は、嬉しそうにこう言った。

 「また、サッカーしよ」

 恵太は、うんと言った

 

あと三週間。


 明日から期末テスト……

 お前ら二人はいけそうか?

 光輝、内田


 背の高い方は、英語だけ平均取れるか心配とかほざいている。


 練習バカは、数学だけ平均取れるか心配とかほざいていた。


 恵太はどうなの?


 俺は、全部平均取れなくて心配。


 「なんかごめん」


 結果、恵太以外の奴は全教科平均以上を取った。


 大会前日。


 明日は、中学最後の大会!

 二人とも頑張ろうかと言った。

 でも内田はスタメンじゃないから試合には出れるからわからない。


大会当日。


 この大会勝ち上がれば、全国までいけるから頑張ろ。っと内田言った!

 

 笛の音が、フィールドに鳴り響き試合が音と共に開始された。

 

 いつも通り、恵太は点を決めて勝利を掴んだ。

 光輝の活躍もあった。


 県大会決勝の日。

 

 相手は、毎年全国出場のところで恵太と光輝も苦戦していた。

 前半は一対一で終わり、後半の笛が鳴った。

 後半も残りわずかで、相手のクセとかを見抜いた内田はフィールドにいる、恵太と光輝に伝えたゴールとともに笛は鳴り響き、二対一で勝利した。

 

 全国大会の日。


 とうとうここまできたんだ。

 

 2020年夏。


 最後の笛が鳴った。

 

 やる時が来た。

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また、やる時が来るとは リッキー @fukukunn

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