揺れる
増田朋美
揺れる
その日も、暖かくて、いろんな人が、春が来て喜ぶと言ってよいレベルの暖かさだった。でも、みんな流行している発疹熱のせいで、外へは出なかった。それでは家の中で何をしているんだろうか。テレビも面白い番組はすべて休止になってしまうし、外食は、ほとんどの店が持ち帰りのみにしてしまったのでできないし、ラジオも、ニュース番組のみしか放送されなくなってしまった。何よりも、真偽は不明だが、人に会いに行くのが、法律で取り締まりになるという変な噂も流れ、みんな電話を多用したり、インターネットを利用したりするから、一時回線が、追いつかなくて、パニックになってしまうほどであった。それでもまだ、運送会社は動いているから、まだいいかと多くの人は言った。その会社の従業員も何人か死んだが、そういう人たちは、いわゆる義人の扱いを受けてたたえられた。
世の中で、身分の高い人というのは、自分を殺して世のために働く人か、自分を上手にコントロールして、他人に迷惑をかけない人、というように定義が変わった。自分のことを、最優先にする芸術家は、あらゆるところで迫害され、自殺に追い込まれた。同じような感じで、障害のある蘭も杉三も、あらゆるところで白い目でにらまれることが多くなった。最も、そういうことに鈍い杉三は、そうされても平気な顔をして、笑っていることが多かったけれども。
その日、杉三は、部屋の中でいつも通りに着物を縫っていた。どんなところでも、いつでもどこでも、平常心を忘れないというのが杉ちゃんだった。いつでもどこでも何をするにも、口笛を吹いて、にこやかな顔をしている。今日も、線路は続くよどこまでも、なんて歌を歌いながら、着物を縫っているのだった。そうしていられることは、ある意味超人だと思う。
そんな中、インターフォンがなった。杉ちゃんが針を止めて、いいぞ、入れというと、入ってきたのは、珍しく蘭であった。
「おう、蘭じゃないか。どうしたのこんな時に?」
と、杉三が聞くと、蘭は、ひどく落ち込んだような感じで、こう答えるのだった。
「いやあね、うちの車に落書きをされちゃってさ。ぜいたくは敵だ、障碍者は出ていけ、と。」
「落書きってどこへだよ。」
確か、蘭の車は、ベンツのワゴン車であった。妻のアリスが、強引に買い求めたものだ。
「うん、車のボンネットにさ。多分刃物か何かで傷をつけたんだと思うんだけど、しっかり描いてあったよ、障碍者は出ていけと。」
杉ちゃんが聞くと、蘭は答えた。テーブルの上にのっていた、車いすのフェレットの正輔が、蘭のほうへやってきた。遊んでほしいとでも思っているのだろうか。蘭は、とても、そんなことに応じる気持ちになれなかった。
「そうなんだね。ほんなら、車屋さんにもっていって、傷を塗りなおしてもらうんだな。もっとも、今は休業中だと思うけどな。落ち着いたら、直してもらうといいさ。」
杉ちゃんにそういうことを言われて、蘭はあのなあという顔をした。
「あのなあ、杉ちゃんさ、そんなこと言ってどうするんだよ。確かに車屋にもっていけば直してくれるけどさ。その前ってもんがあるだろうが?」
「事実に、前も後ろも古いも新しいもありませんよ。ただ、どうすればいいのかを考える。それでいいじゃないかよ。」
そういうことをいう杉ちゃんに、蘭は、その言葉は観音講で、庵主様がよく言っていた言葉だと思った。確か、庵主様は、人間にできるのはそれしかないと、よく言っていた。いつでもどこでも何をするにも。ただ、蘭は、とても今、そういうことをする気にはなれない。
「杉ちゃんそうじゃなくてさあ、障碍者は出て行けって、書かれたのは悔しくないのかい?例えばだよ、この前、宇都宮ナンバーの車が、石を投げつけられて、運転していた人がけがをしたという事件があっただろ?その運転手さんだって、悔しかったんじゃないのかな?」
確かに、蘭の言う通り、先日宇都宮ナンバーの商用車が、国道一号線を走っていた時、何者かに石を投げられて、運転していた人がけがをしたという報道がされたことがあった。
「まあ、宇都宮ナンバーでも、こっちのナンバーでも標的は同じさ。ただ、腹いせにそうしたいだけのことだから、気にしないで直してもらいに行くことだな。」
杉三はカラカラと笑った。
「杉ちゃんよく平気でいられるな。本当に単純というか、なんというか、変な奴だよな。そうじゃなくてさ、車に傷をつけられて、喜ぶ奴がどこにいる?」
「だって、仕方ないものは仕方ないじゃないか。そんなこと、いちいち愚痴ることなく、直してもらいに行けばいいんだよ。どうせ僕らは、嫌がらせの標的になっても仕方ないさ。それはそれで仕方ない。あきらめろ。」
杉ちゃんのいい分は、いつも変わらないのだった。
「少なくともいやな気持はしないのかい?歩けないからと言って、障碍者は出ていけとか、そういうのを描かれるっていうのは。」
「いやというか、そういうもんだろうがよ。僕らはそういうもんだ。」
「はあ、杉ちゃんはよく平気でいられるな。」
蘭は一個、ため息をついた。杉三は、口笛を吹きながら、また着物を縫っている。杉ちゃん、車なんか乗ったことほとんどないし、乗っても、岳南タクシーばっかりだから、そういうことが言えるんだなと、蘭は思った。
それにしても、障碍者は出ていけと車に傷をつけられてしまうとは、いったい誰がやったんだろうと思う。宇都宮ナンバーの車に石を投げられることも同じだが、そういうことをされて、泣き寝入りするしか、方法はないのだろうか?それよりも、人にはやっていいことと、悪いことがあるとしっかり示すべきではないだろうか?
「杉ちゃん、やっぱり僕、警察に行ってくるよ。いくら障碍者だからと言って、悪い目にあうのも当然だというのは、おかしいと思うよ。ちゃんと被害届を出すべきだと思うから、行ってくる。」
「無意味だと思うけどね。あの宇都宮ナンバーの車の持ち主だって、何も仕返しもできないだろうよ。だから、意味はないと思うよ。」
と、杉ちゃんはそういうが、蘭は、一度言いだしたら聞かないタイプだった。テーブルの上で、フェレットの正輔が、自分のことをバカにしているようで、仕方なかった。
「まあいいや、お前さんの気が済むのなら行ってきな。」
と杉ちゃんに言われて、蘭は怒りながら、杉ちゃんの家を出て、警察署へ向かった。
警察署は、蘭の車いすでも、二十分くらいで行けてしまうほどの距離であった。だから、その日は晴れていたし、蘭はそのまま行くことにした。途中で何人かの人にあったが、おはようとかこんにちはと声をかけてくれるはずなのに、今日は誰もしなかった。まあ、それでいいかなと蘭はこの時は思った。自分に向かって暴言を言うとか、そういうことではないので。
蘭は、国道一号線の横断歩道の前に立った。障碍者用の押し釦を押せば、赤信号が点灯して、向こうへ渡らせてくれる。ほかに横断歩道を渡ろうとする人は誰もいない。蘭は、何の迷いもなく、押し釦を押した。すると、信号機は赤を示してくれて、歩行者信号が青を出し、蘭は、特に困ったこともなく、渡ることができた。
横断歩道を渡りあえた直後、蘭の目の前に水が飛んできた。横断歩道の向こう側に一軒の家があって、そこに住んでいる男性が、ホースで水を撒いていたのである。それが蘭の顔にかかったのだ。でも、その人は、すみませんとも、ごめんなさいとも言わなかった。
「あの。」
と、蘭は、水を撒いていた、男性に言った。中年の、長そでシャツにジーンズをはいたおじさんだったが、蘭に対して何も言わず、水まきを続けている。
「あの、顔に水をかけるのはやめていただけないでしょうか!」
と蘭は強く言ったが、その人は、水まきを続けていた。その顔が、ものすごい怒りの顔で、まるで口を開いたら、障碍者のくせに何を言うんだと言われそうな気がしたので、黙ってその家の前を通った。
そのあとは、住宅街を横切っていけば、警察署へ行けるはずだ。もうちょっと行けば何とかなると、蘭は頑張って車いすをこいだ。周りは住宅地であった。普通の家というか、中流階級の人が住んでいる、割と小規模な一戸建ての家がいくつか立っている。蘭は、その前を車いすで移動した。
と、突然、頭上から、卵が落ちてきた。それは、蘭自身の体にあたったのではなく、彼の目の前で割れた。もし体に当たったら、大変なことになるかもしれない。蘭が周りを見渡すと、タワーマンションが多くたっていた。きっと、その中の住人が、卵を落としたのだろう。大型のタワーマンションだから、誰がやったのかを特定することは、できなかった。仕方なく、その卵を踏むような感じで、蘭は、警察署へむかって移動した。
とりあえず、そのマンションを通り越すと、警察署が見えてきた。ああやっと着いたか、と蘭は、警察署の正面玄関から、建物の中に入る。とりあえず受付に、車を傷つけられたので、被害届を出したいというと、婦人警官が、じゃあこちらに記入を、と、蘭に一枚の紙を渡した。蘭がそれを渡されたボールペンで、必要事項に記入しいていると、
「おう蘭じゃないか。どうしたんだ?」
と、ぼさぼさになった髪をかじりながら、華岡がそこを通りかかった。蘭はやっとほっとした。
「実はさ、うちの車に傷をつけられてしまってね。障碍者は出ていけと書かれてしまった。」
蘭はため息をついてそう答えるのだった。
「そうか、お前の家もそうなったか。実はなあ、ほかにもそういう被害届を出してきた人がいるんだよ。なんでもその人は、八王子ナンバーだったそうだが、八王子は出ていけと書かれていたそうなんだ。犯人はまだ捜査中だが、なんだかヘイトクライムでも持っていたのかなあ。」
蘭は、華岡がやっとそういうことを言ってくれたため、安心し、横断歩道のすぐそばに住んでいたおじさんのことや、タワーマンションから卵を投げつけられたことも話した。そうなると、やっぱりヘイトクライムだなと、華岡は、臭い髪をかじりながら、その話を聞いていた。
「だから頼むよ。人の車にいたずらするような奴は、法律で厳しく取り締まるということを、早く犯人を捕まえて、教えてやってくれよな。」
と、蘭が言うと、華岡は、おうわかったぞ、と頷いた。
「じゃあ頼むよ、華岡。警察は、政府の言いなりになってばっかりじゃないんだからさ。」
と、蘭は、被害届の紙を書き終えて、受付に渡して、改めてお願いした。すると、華岡の部下の刑事が、血相を変えて走ってきた。
「あ、警視、そこにいたんですか。今ですね、八王子の車のナンバーに落書きしていた犯人が、出頭してきました。名前は、篠田というそうです。中年の男です。」
「ああそうか。じゃあ、すぐに取り調べを始めよう。で、容疑は大体認めているのだろうか?」
「ええ、大筋で認めています。ただ、ちょっとおかしなことがありまして。」
部下の刑事は、耳の痛い話を始めた。
「その、被害にあった、八王子ナンバーの車を持っていた人が、家に監視カメラをつけていたんですよ。それに映った映像が、どうもその篠田という男ではなさそうでしてね。本人はどうしても、自分がやったと言ってきかないんですけどね。」
「はあ、それもまたおかしいな。」
二人の刑事が、そういうことを言い合っていると、蘭は何か気になることがあった。自分がやったと言えば、すぐに逮捕させるのが警察ではないのかと思ったが、この華岡は、何でも慎重すぎて、なかなか逮捕に踏み切れないのは、蘭も知っている。
「よし、その篠田と直接話をしてみよう。もしかしたら、誰か別の犯人はいるかもしれない。」
「あのさ、華岡。」
蘭は、華岡に話を持ち出してみた。
「僕も、その人と話をさせてもらえないかな。」
「ええ?でも、一般の人が、警察の取り調べに参加するのは、ちょっと変といいますか、やってはいけないのではないかと思われますけどね。」
と、部下の刑事はそういうが、
「いや、僕も、監視カメラは用意してないけど、車に落書きされた一人でもあるし。」
と、蘭は言った。華岡がそれを見て、
「よし、蘭、今日は特別だ。お前もその人と話していいよ。ただ、警察がやるべきところでは、口を出さないでくれよ。」
と言った。蘭は、こういう時、親友でいてくれて、本当に良かったと華岡に感謝して、華岡と一緒に、取調室に行く。
取調室に行くと、確かに篠田という男性が、机の前に座っていた。蘭は、その男性をしっかり見つめたが、どうも悪そうな人には見えない。それよりも、善良そうな、優しそうな男性である。
「えーと、名前は篠田。」
と華岡が言うと、
「ええ、篠田幸三と言います。幸せが三つと書いて篠田幸三。」
と答える。そんな幸せな名前をもらったのに、車に落書きをするという犯罪を犯したのか、と蘭はあきれてしまった。
「じゃあ、あんたが、八王子ナンバーの久保田さんの車に、傷をつけたことは間違いないんだな。」
と、華岡がもう一回言うと、
「はい、間違いございません。」
と、篠田は、そういうことを言った。
「しかしですねえ。篠田さん、これは、監視カメラの映像を解析してみればわかる話ですけど、そこに映っている映像と、あなたとは、似ても似つかないという話もあるんですけどね?」
華岡が聞くと、篠田は、自分が、逮捕されないように、変装していたといった。確かに、眉毛をそったり、髪を短くしたりして、変装することはよくあるが、それだったら、逃走を続ける可能性が高いと蘭はおもった。そんな犯罪者が、堂々と出頭してくることはあるだろうか?
「一体何の理由で、久保田さんの車に落書きをしたんですかね?他県ナンバーの車が、発疹熱の病原体でも運んでくるんだと思ったんですか?」
華岡がそう聞くと、篠田は、
「ええ、発疹熱のせいで、仕事がなくなり、家で何十時間も閉じこもったまま、どこにもはけ口がなくて、それで、他県ナンバーの車が、病原体を運んできたのではないかと思って。」
と、答えた。確かに、感染者が一番多いのは東京都であることは、蘭も報道で知っている。
「しかし、久保田さんは、観光でこちらに来たわけではありません。十年前に八王子から、こちらに引っ越してこられたのです。それを知っていましたか?」
と、華岡が聞くと、
「ええ、それは知りませんでした。ただの、八王子から来た、観光客だと思っていました。」
と篠田は答える。
「ますますおかしいですな。だって、被害にあった車は、店舗などの駐車場に止めてあったものではありませんよ。そうではなくて、久保田さんは、10年前に富士市に引っ越してきて、家を富士市に建てています。本人の話によりますと、車のナンバーを変えるのは、お金がかかるからあえてしなかったということですがね?」
華岡は、クイズ番組の司会者みたいに、そういうことを聞いた。
「そんなこと知りませんでした。ただ、嫌がらせのつもりでやっただけです。」
と、篠田は、そういうことを言った。
「そうでしょうか?ほかにも被害にあった車を調べてみますと、皆、出ていけとか、死んでしまえと書いてあったそうですよ。よほど強い恨みがなければ、できないと思うんですけれども?」
華岡がもう一回言うと、篠田は、それを振り切るように、
「いえ!私がやったんです。他県ナンバーがどうしても許せなくて。医療関係者や、ほかの人が一生懸命やっているのに、他県からのんきにやってくるのがどうしても許せなかったんです。」
といった。
「じゃあ、僕たちの車に、障碍者は出て行けと書いたのも、あなたですか?あの、赤いベンツの、ワンボックスカーです。」
と、蘭が思わず聞くと、篠田は、はいそうです、と頷いた。
「それでは、赤いベンツのナンバーを覚えていますか?」
「ええ、普通車ですから、白の330ナンバーでした。外車であると知って、もっと嫌悪感が増して、余計に、落書きしたくなりました。」
蘭が聞くと篠田はそう答えるが、
「違いますね。僕たちの車のナンバーは、ご当地ナンバーです。つまり、普通車の3ナンバーではありますが、富士山の絵が描いてあるご当地ナンバーに、妻のアリスが変えてしまったんですよ。」
と、蘭は言った。驚いた顔をする篠田。蘭は、これで、この人が犯人ではないと確信した。
「では、誰かかばっているのですか?篠田さん、今度こそ正直に答えていただきたいんですけどね。もしかして、蘭さんの車に落書きをした犯人を、知っているのでは?」
と、華岡が聞くと、篠田も、もう嘘はつきとおせないと思ったらしい。
「はい、犯行をしたのは、自分ではありません。」
と、彼は言う。
「じゃあ、誰なんですか?」
と華岡が聞くと、
「弟なんです。」
と、篠田は答えた。
「弟!」
蘭も華岡もびっくりしてしまう。
「篠田さん、なんで弟さんに自首しろと言わないで、自分が来ちゃったんですかね。それじゃなくて、弟さんに、ちゃんと罪を償えというべきじゃないんですか?」
と、華岡が警察らしく、そういうことを言ったが、
「いえ、弟は、仕事もあるし、社会でやることもあります。ですから、それをなくししてしまうわけにはいかないから、私が代わりに来たんですよ。」
と、篠田はそういうことを言った。
「そうですけど、誰だって、誰かの代わりに、自首するなんてことは、あり得ない話でしょ。誰だって、犯罪者にはなりたくないですから。そういう時は、弟さんを叱り飛ばしてしまってもいいと思うんですけどね。だって、他人の車に傷をつけるなんて、やってはいけないことじゃないですか?」
蘭がそういうと、篠田は、車いすの方なのに、もっともなことを言いますな、同じ障害を持っている方とは思えないくらい、身体と精神では違うんですね、と蘭には意味不明なことを言った。
「だって、障碍者だからって、水をぶっかけられたり、卵をわざと投げつけられたりしたら、立腹するでしょう?それと一緒ですよ。弟さんのしたことは、人を立腹させることだ。それを、責めないで何になるというのですか?」
と、蘭は、そういったが、篠田はそれは違いますと言った。
「違うって何がです?人に嫌がらせをさせることは、したことは確かに悪いのですから。」
と、華岡も蘭と同じ意味のことを言ったが、
「いいえ、私は弟に養ってもらっている立場ですから、弟が何かしたら、代わりに何かすることが義務です。こういうときしか、精神障碍者というのは役に立たんのですよ。」
と、篠田は言った。それは蘭もなんとなく感じていたことだったが、蘭は、決して口には出さないと誓っていたことだった。
「だけど、悪いことを、かばうことは、いけないんじゃありませんかな。」
華岡がもう一回言うと、篠田はこんなことを言った。
「いいえ、こういうことしか、私はやくには立たんのです。あなたは、水をぶっかけられても、卵をぶつけても怒っていいのでしょうが、私はできません。そういうものなんですよ。」
揺れる 増田朋美 @masubuchi4996
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