突然校舎に響いた間の抜けた放送。それをきっかけに主人公、北原ムンクたちの世界は一変した。ゲームのようなシステム……そしてモンスター。そんな世界でムンクの得た力は『詐欺師』だった!?そりゃないよと一人ごちながらも、現れる敵を倒し、仲間を得て前へ進む。一筋縄ではいかない仲間とともに、このデスゲームに挑み無事生き残れるか?果たしてこの世界はいったいなんなのか?そしてムンクの行く末は?謎が謎を呼ぶサバイバル冒険活劇(コメディ風味)を召し上がれ。
実に高い位置でバランスをとっているように感じました。じっくり愉しませていただきたい。そう思う作品です。
世界観はシリアスなのに主人公の語り口のせいでギャグにしか見えない、そんなギャップがハマっていて面白いです。時折見せる馬鹿みたいな主人公の儚さや熱さには感情移入できることでしょう。一度読めばハマること間違いなし!
今後も期待です