キャラクター紹介(呪花編)

 ≪サーカス団・世界を手にする者たち≫

 ★イザード・ベシア

 中性的な男性。毒の魔力という珍しい力を持つ魔種。28歳。

 サーカス団の団長。カリスマ性を持ち、部下たちをまとめ上げる。

 一人称:わたし。濃い緑の瞳を持つ。

 銀の華の各地での評判を知り、自らの目的に利用しようとした。

 しかし下に見ていた弟・ジスターと銀の華に邪魔されて作戦はとん挫し、イザード自身の行方は知れない。リンを毒で呪うため、ユキに最初の毒を埋め込んだ。


 ☆シエール

 イザードの右腕的存在の男性。猫人。25歳。

 身軽な空中ブランコ担当。ただし戦闘狂で、イザードの邪魔をする者を倒すのが趣味だった。葉月とはライバル同士。


 ☆夏姫なつき

 猫人の女性。25歳。

 シエールと共にサーカスを盛り上げる。話術が巧みで、セクシーな見た目と声で男を次々と篭絡していた。ただし、イザード命。ツンデレのツン多め。


 ☆ゼシアナ

 歌姫を担う魔種の女性。21歳。

 歌により人の心を操る能力を持ち、イザードの思想を広めることに一役買っていた。

 その美しい容姿を武器に、夏姫と共に男性ファンを多く得ている。


 ☆葉月はづき

 狼人の男性。25歳。

 サーカスでは司会を務める。シエールとは戦闘マニア同士でライバル関係にある。良く二人で本気の戦闘をして、イザードを楽しませていた。


 ☆アリーヤ

 魔種の女性。20歳。常に眠たげ。

 死者を傀儡として操ることが出来ると共に、生きている人も傀儡とすることが可能。ただし、後者の場合は傀儡にした時点で死んでしまう。アリーヤは傀儡を「人形」と呼ぶ。

 狩人の旧拠点の一つからリンたちの母親の遺骨を偶然発見し、傀儡として組み替えることを思い付いた。

 イザードが消え、アリーヤもまたジスターの前から消えた。


 ☆ジスター・ベシア

 水を操る魔力を持つ魔種の男性。26歳。一人称:オレ。

 黒の短髪は癖がない。吊り目がちな水色の瞳を持つ。

 水で創った魔獣を操り、戦う戦闘スタイル。幼い頃は戦い方が確立しておらず、魔力の使い方も下手だった。

 動物に懐かれやすく、本人も当惑している。更に実は料理上手で、サーカス団では時折料理番をしていた。

 本当は動物好きで穏やかな好青年だが、兄の理想を実現して彼に認めてもらいたいがために無理をしていた。

 現在は、兄と戦い倒したショックから目覚められずにいる。

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