編集済
拝読しました。
とても気持ちがいい物語ですね。面白かったです。
この時代はいろいろ辛い想いが重なりましたが明るい未来ヘと向かうとても良い読後感です。
諦めたらそこで…という有名なセリフがありますが、終わるのも続けるのも自分の心次第ですからね。
佳吾も多分何らかの形でチャレンジを続けるのだろうなぁと。
作者からの返信
島本葉さん、コメントと評価をいただき、ありがとうございました。
とても気持ちのいい物語との感想、嬉しいです。
そうですね、ちょうど3年前の作品ですが、当時コロナの影響で大会中止が相次ぎ、辛く悲しい思いをした高校生たちに自分なりに何か出来ないかと思って書いたのが、この作品でした。
おっしゃる通り、終わるのも続けるのも自分の心次第だと思います。
佳吾は自ら終わる決断を、冴香はまだまだ続ける決断をしましたが、彼らが悩み抜いたうえで選んだ決断だったと思いますし、応援してあげたいと思います。
佳吾はきっと、陸上で成し得なかった夢を、何か別な形で追い続けるのだろうと思います。
素敵な感想、ありがとうございました。
こんにちは。ロードバイクと言うキーワードにホイホイつられました。
私はコロナとは全く別の理由でロードバイクを断念したので、気持ちはよく分かります。
僕の分まで、冴香にはずっと走り続けて欲しいと思いました。
作者からの返信
草薙 健さん、初めまして。コメントありがとうございます。
作品への評価もいただき、ありがとうございました!
ロードバイクというキーワードでこの作品を見つけ、読んで下さりありがとうございました!
草薙さんも、何かの理由でロードバイクを断念したことがあるんですね。
この物語の主人公が断念を考えた理由はコロナですが、好きなことを断念する決断をしたのは、本当に辛かったこととお察しします。
そうですね、冴香は続ける決断をしたんですから、コロナで諦めることなく、今後も可能性ある限り挑戦していってほしいと思います。
深く考えさせられるエピソードです。
それぞれに理由があり人生がある。一つの縁で、諦めかけていたものに再び火が点く。心情描写や空気に拘ったテーマにピシっと合った一作ですね★★★
作者からの返信
愛宕平九郎さん、コメントありがとうございます。
そして星印までいただき、嬉しい限りです。
冴香と佳吾、それぞれに競技をやめる理由がありましたが、佳吾との出会いで、冴香の気持ちに火が付いたのは確かですね。
色々諦めなくちゃいけないことが多い今年の夏ですが、涙にくれている中高生に前を向いて頑張ってほしいというメッセージも込めて、この作品を書きました。
色々嬉しい感想をいただき、ありがとうございます!
苦しいのは、自分一人じゃない。もっと強い痛みを堪えながら前を向いている人が、たくさんいる。
笑顔でさらりと自分のことを話す佳吾くん、強いですね。それを知った時の冴香さんは、どんな言葉よりも強く背中を押されたのではないかと想像します。
そして、こういう強さで前を向ける佳吾さんには、これからも輝く幸せがたくさん訪れるに違いない。はっきりと、そう思います。
明るい力を分けてもらえるような、素敵な物語でした!(*´∇`*)
作者からの返信
aoiaoiさん、コメントありがとうございました。そして星マークまでいただき、嬉しいです!
おっしゃる通り、佳吾自身にも冴香と同じような葛藤があったはずなんですが、そんな自分の境遇を、さらっと話していたんですよね。
冴香は自分の苦しさに苛まされ、そのことになかなか気が付かなかったのですが、気が付いた時には、相当勇気づけられたのでは、と思います。
選手のキャリアを捨てて若くして旅館を継いだ佳吾は、色々困難もあると思いますが、彼の今の強さがあればきっと乗り越えられるでしょうね。
温かいコメントをいただき、ありがとうございました^0^/
スポーツ選手にとって、『今』は本当に酷すぎますよね。
インターハイという大きな目標のためにずっと練習を重ねてきた冴香の気持ちは、そんな世の中のスポーツ選手たちのやりきれない気持ちを代弁してると思いました。
大好きなロードバイクへの冴香の強い気持ち、爽やかで清々しいです!
希望が持てるお話でした!
作者からの返信
綿貫まりぶさん、コメントと★を頂き、ありがとうございました。
今年は本当ならオリンピックイヤーで、スポーツ選手が脚光を浴びまくる年だと思っていたら、まさかこんな酷い扱いになるなんて、年初には想像すらできませんでした。
冴香を通して、目標に向かってがむしゃらに練習をしてきたのに、その目標を突如奪われたスポーツ選手達の胸中ってこんな感じなのかな、と自分なりに想像しながら書いてみました。冴香は、佳吾との出会いを通して、諦めずに大好きなロードバイクを続けていく気持ちを再確認できたのかもしれません。これからも希望を持って生きて行ってほしいです。
コロナを絡ませた話、いいですね!
間違いなくスポーツしてる選手は大会消えて、目標も消えて、進路を見失うとかやり甲斐を見失ってる。
卒業や、引退が勝手に自動で来たら報われないですよね…。
もし今が肉体年齢ピークだとしたら…なんて、考えてしまう。
作者からの返信
@kazu0518さん、コメントありがとうございます。
この話に限らず、大会をめざして努力をしてきた選手たちは、一瞬にしてその機会を奪われてしまったわけで、この物語の主人公のように、やりがいを見失ってしまう人達も多くいたと思います。インターハイみたいに、3年生でこれがラストチャンスという人は特に。
新聞やニュースでも、連日そうした選手たちのやり場の無い気持ちを伝えていますし。
肉体年齢のピークが今だったら、本当に勿体ないことですよね。オリンピックも、1年後に同じコンディションで競技できる選手はどれだけいるのか、と思うと猶更そう思います。
こんな偶然で有名選手と話せたら、ずっと記憶に残りそうですね。
(私も話すまではいかないですが、有名人とすれ違ったことが何度かあって、ずっと憶えているので(//∇//)
きっと冴香のこれからの人生の心に残る1ページとして刻まれたことでしょう!
…それから2020年8月には自由に一人旅ができるようになっているといいですネ!
作者からの返信
中澤京華さん、コメントありがとうございます。
ずっと自分をからかってるだけだと思ってた相手が、実はレジェンド的な扱いをされるすごい人だったわけですから、これからずっと記憶には残るでしょうね。彼の存在も、彼の言葉も。
冴香にとっては、忘れられない夏の思い出になったことと思います。
しかし、有名人とすれ違ったなんて、羨ましいです。自分は経験上、記憶に無いかも(汗)
このお話では冴香が自転車で自由に旅をしていますが、せめて8月頃にはそういうことが自由にできる世の中でいてほしい、という思いも込められてます。
早期に感染拡大が収束してほしいですよね。
まずは、自主企画にご参加いただいたことをお礼申しあげます。
さわやかさと同時に、切なさを感じさせる、ひと夏の物語に胸を打たれました。
自分自身も、コロナ禍の夏を描いた作品を執筆したこともあり、登場人物の冴香と佳吾のふたりの想いに共感しつつ、若者たちが、あの夏のやるせなさをどう乗り越えていくのか、その先が、とても楽しみであるようにも感じさせていただきました。
素敵な作品を読ませていただき、ありがとうございました。
作者からの返信
遊馬友仁さん、はじめまして。
コメントと作品への評価をいただき、ありがとうございます!
こちらこそ、僕の作品で一番青春を感じられるのはこの作品かな、と思い、僭越ながら参加させて頂きました。
当時はコロナ禍で、インターハイや甲子園など高校生のスポーツイベントが悉く中止となった悲劇的な一年でしたよね。あの夏のやるせなさ、当時の高校生たちはどうやって克服したのか、とても興味がありましたし、この作品でも特に焦点を当てて書いていたつもりです。
佳吾も冴香も、それぞれやるせなさを乗り越えて、選んだ道をきっと元気に歩んでいると思います。
こちらこそ、お立ち酔りいただきありがとうございました。
遊馬様の作品も時々拝見に伺いますね。