前のエピソード――そうだ京都、行こう。【ライターズ・ブロックの対処法】

　タイトル通りのお話をします。

「もっと収入を増やしたい！」という欲求は誰しも持っているでしょうが、その欲求の先には大抵「自由が欲しい！」があるわけでして。私もこれから先の人生、ひとつでも選択肢を増やしたいという一心で、webライティングやらブログやらに手を出しておるのですが──。

　一歩引いて考えてみたのですよ。

　本業やって副業やって、副業では一応得意分野に入る心理学の記事を執筆できていて、ブログ運営して、web小説の感想をTwitterでつぶやいて、動画投稿のネタ探しにウロウロできるヒマがあって、月末京都に行く余裕もあって。

　──すでに割と自由じゃない？

　目を瞠（みは）るような成果こそ出てないけど、別に縛られてなくない？

　そうした事実にようやく気がつきまして。そこまで焦ることなかったなーと。

　いや、『そうだ京都、行こう。【ライターズ・ブロックの対処法】』でも触れた一連のノルマ自体は今日も今日とてこなしたのだけれど。でも、それはやらないと落ち着かないレベルで習慣として定着しているからこなしたに過ぎないのであって、「これをやらないと自由が遠のく！」みたいな焦燥に駆られてやったわけではないから。

　心身ともに無理がないなら、まあいいのではないかなと。

　だから、すでに自分わりかし自由というのを大前提にこれからの人生どう好転させてゆくかを模索していこうかなと思った次第。

　──これで締めくくるとあまりに独り言過ぎて読んでくれている人に大変申し訳ないので、ちょっとだけ為になる（かもしれない）話をしますね。

　私、科学は大好きなのだけれど皆が皆がその知識を活用する必要はない──というより、ド正論で自らの価値観を塗り替える必要はないと思っていて。

　たとえば「適度な甘いものは脳にイイ」みたいなお話、誰しも一度は耳にしたことがあると思うのですがあのシュガーハイって現象もう否定されておりまして。糖分摂取から三十分後に疲労感増加、そのうえ一時間後に集中力まで低下するというダブルパンチなのですよ。

　云うてね？　

　じゃあ、これ知った全員が明日から勉強や仕事の合間に精白された砂糖摂るの止めるかっていったらそうはならないじゃないですか。私自身も絶対止めるべき！　とかは思わないのですよ。

　ぶっちゃけ頭の回転を良くするためだとか集中力を上げるためだとか、そういう目的"だけ"で甘い物食べる人なんてまずいないじゃないですか。美味しいと思うから、食べたいと思うから食べているわけであって。

　精白された砂糖は、確かに躰に悪い。

　でも、皆が皆健康のために生きているわけではないから、そこは各々の価値観に従って生きて行ったら良いと思うのですよ。

　喫煙に関しても健康面から云えば当然吸わないに越したことはないのだけれど、絶対止めろ！　みたいなスタンスで他人様の人生にズカズカ介入してゆくのも違うのではないかなぁと思ったり。

　ただ、喫煙に関してはアレ血管が縮むので。唐突に下（̪しも）の話で申し訳ないのだけれど、男性の場合は下半身の機能に支障が出るので。だから、将来"活躍"させる予定がある人は真面目に禁煙を検討しても良いのではないかなぁと私は思うよ──とだけ云うに留めておきます。

　だから、色々やっているとついつい「もっと収入を！」「もっと成果を！」とか思ってしまうのだけれど、客観的に観れば別に今でもそんな縛られていないよね。私は、焦らずもっとゴーイングマイウェイで良いんじゃないかなと。そんなふうに考え直したから、これを読んでいるあなたもきっとゴーイングマイウェイで大丈夫だよとか、そういうお話でした。

　ぐんない。