やる気が出ないPIENな物書きたちへ【デキるヤツに近づきましょう】
結論から云うと「甘えるな」って話なんですけど。
所謂やる気のホルモンとされるドーパミンって、行動しているうちに少しずつ分泌されるものなのですよ。だから、床に大の字になって「何かやる気出なーい」とか云ってるシチュエーションよくありますけど、アレ科学的には根底から間違いでして。
「うるせぇそもそもアクション起こさない限りやる気出ねぇのが人間なんだよ。うだうだ云ってるヒマあるならとりあえず動けや」というのが科学的視点から提示するもっともシンプルかつ残酷な解決策なのだけれど──。
とはいえね?
これで明日からやる気出して頑張れ♥というのは、流石に乱暴じゃないですか。むしろ前述した理屈で「はい! わっかりましたーッ!!」って敬礼した末、肝心の行動に移せるような方、そもそもこんなタイトルのエッセイ読んでないでしょうし。
なので、小説投稿サイトだからこそできる、私なりのやる気の出し方をお伝えしようかなと。
その前に──残酷という単語から思い出したのだけれど。偶にあるじゃないですか、「連載小説一話切り」は残酷だー無慈悲だーみたいなお話。アレ、私は全く以てそんなことねぇだろと思っていて。
ぶっちゃけ小説の起承転結で云うところの起承あたりまで読んで、「これこれこうこうでした~」とそこそこ好意的な(いかにも続き楽しみにしてまーす的な)感想を二言三言残して、以降全く読まねぇ方が遥かに残酷じゃない?
コレ私が図らずもよくやっちゃう"手口"なのだけれど。下手に期待させない分、一話切りの方が遥かに有情でしょ。
──はい、お話戻させてもろて。
肝心のやる気の出し方なのですが、これまた結論から申し上げますと、自分から見てこの人やる気に溢れているなーとか、日々安定した生産性保ってるよなーとか、そう思える作者さんとまずはお近づきになる。で、見守る。以上。
こちら参考にしたのはハーバード大学のオフィスワーカー約二千人を対象にした研究で、二年に渡って全員の働きぶりを調査したんですよね。その結果判明したのが、仕事で発揮する生産性のうち一〇パーセントは隣に座っている人の影響を受けている──と。
つまり「結果出したいなら結果出してるヤツの横座れ!」ということでして。
他の研究によれば、生産性以外にも集中力とか意志力の類も隣人から伝染するとされていて。成程確かに視界の端にデキるヤツがいたら身の引き締まる思いはするよな──とうんうん頷いている方もいらっしゃるかとは思うのですが。
コレ面白いのが、たとえばデスクの間にパーテーションとか置いてもこの効果は確認されることがわかっていて。
つまり、私らって「何か隣の人集中してるな」「この仕切りの向こうで頑張ってるんだろうな」という"雰囲気"を察するだけで、それが伝染するのですよ。
だから、これを小説投稿サイトで頑張るweb物書き諸君に応用すると、毎日投稿しているとか、熱い志のもとアウトプット活動に励んでいるのだろうなーと思える人を自分の中で決めてお近づきになる、もしお近づきになるのが難しそうならとりあえず見守ればいいのですよ。で、その人の発する"雰囲気"からやる気を得ると。
で、こういうこと云うと、「いや、自分のやる気はそういう理屈じゃねぇーんだよ」って云っちゃう方、確実いると思うからこそ忠告しておくのだけれど──何事もやる前から「理屈じゃねぇ」とか云ってはいけない。さんざん試した末、「やっぱ理屈じゃねぇ」って云うのならまあわかりますけど、何一つ試していないのに「理屈じゃねぇ」は通らないので。
ちなみに私はYouTubeでメンタリスト DaiGoさんや中田敦彦さんの動画をよく観るのだけれど、これも教養として為になる以外に観ている理由があって。お二人とも毎日配信なのよね。だから毎日有益な情報を発信している人を見るとね、私も毎日頑張らないとなー、何かをアウトプットしないとダメだなーと思うわけで。
そんなわけで最近なんとなくやる気出ないなー、モチベ湧かないなーと思っている人はぜひ。
あなたから見てこの人頑張ってるなー、すごいなーと思う人とお近づきになったり、交流図ってみたり、スネークしてみたり(使い方あってる?)してはどうかなと。
そういうお話でした。
以下、蛇足ですが、最近「他薦ノ章」で紹介する作品を探すのが手間になってきました(素直)。「無駄な手間は省く」というのが姫乃さんの人生における最重要課題の一つなので。自薦・他薦は問わず、腕に覚えのある方──でなくても全然構わんのですが、「この作品どうですか?!」という方、もしいらっしゃいましたらぜひ応援コメントまで。お気軽にどうぞ~。
よしなに~。
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