空に落ちた人類と捨てられたアンドロイド

人類社会の発展と維持のため人と同じような体と人格を与えられたアンドロイドたちは、宇宙空間へと旅立った人類にはもう必要のない存在だった。
なら彼らは何のために、誰を思って生きればいいのか?

腐った世界とそこに抗う心を巧みに描く著者の言葉遣い、作り込みに脱帽です。
かつての主従関係を越えて捨てられたアンドロイドとの新たな関係を結んだ主人公にはどんな心境の変化が起こっていくのか気になりますが、これで完結というのだから辛いです。
今後にますます期待です。

その他のおすすめレビュー

ネコイル (猫頭鷹と海豚🦉&🐬)さんの他のおすすめレビュー21