信じて待つ

 こんばんは、このはりとです。


 なしのつぶて、の状況を前にすると、これまでのわたしは、すぐにあきらめたり、ひどいときには、相手に否定的な感情を抱いたりしてきました。自身のことなのではっきりと理解しているのですが、信じる心が持続しないのです。そこには、自分が相手にとって取るに足りない存在、という事実を突きつけられたような、そんな気持ちもあったのでしょう。面と向かってそうは言われていないのに、です。

 ですが、いつからか待てるようになりました。暗い感情は少しだけわきますが、「何を根拠に信じるのをやめるのか」や、「自分の力でどうにもならないのなら、考えても状況は変わらないし、何より疲れる」と、“疑わず、心を休める”を覚えたのです。行き過ぎると「無関心」になってしまいますので、そこは気をつけつつ、ですね。

 カクヨムでも現実でもそうして待ってみたら、わたしの信じる相手は、確かに動いてくれました。この結果はたまたまかもしれませんが、「たまたま」が「いつものように」になればいいな、と思っています。



 つづく

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