壁に話すのではなく
こんばんは、このはりとです。
わたしは、カクヨムではもちろん、現実でのコミュニケーションの場でも「壁」にならないよう気をつけています。ここでの壁は、何かを阻むものではなく、“ものを言わない”、そんな壁ですね。
壁は、もしかしたら話を聞いているかもしれませんが、何かを返してくれることはありません。自身がそんな存在にならないよう、誰かが「声」を発したら、それがわたしあてならば当然、もしわたしあてでなくても、できるだけその声を拾い、言葉を返そうと心がけています。
いつもそうはなりませんが、わたしが返した言葉に言葉が返ってくるとき、とてもうれしい気持ちになります。それを知ってしまうと、壁にはなれそうもありません。ここまで書いて、ふと「言葉を返してくれる壁」というちょっとしたホラーが思い浮かびましたが、物語にできるほどには膨らみませんでした。
つづく
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