気持ちがあわさる
おはようございます、このはりとです。
いま書きかけの物語は、「誰かを思って」を目的に始めたものです。しばらくは何も考えず、その目的に向かっていたのですが、内容を突き詰めていくうちに「会いたい」気持ちが大きくなってきました。みっともない自賛ではありますが、自身が生み出した登場人物をどうにか魅力的に、と苦心するうち、すっかり魅了されてしまったんですね。早く会いたくて(=書きたくて)しかたがありません。
しかし、どうやら視野が狭くなりかけていたようです。当初の目的である「誰かを思って」が、「会いたい」の気持ちに塗りつぶされてしまいそうになった、と。本エッセイにいただいた応援からほどよく熱が冷め、そのあと、「誰かを思って」と「会いたい」があわさったような、そんな気がしました。とても清々しい気分です。
読んでくださったかたからの応援は、単にうれしいだけでなく、そういったきっかけも得られるのですから、感謝の念に堪えません。
つづく
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