磨くにも

 ものがなければ始まらぬ。

 と、エピソード名の続きから入ってみました。季語のない五七五です。


 おはようございます、このはりとです。

 たまには普段と違ったことをしてみたくなり、書き出しを変えてみました。あんまりこれをやると、読むときの安心感が損なわれますので、たまに、にします。


 カクヨムを使い始めたころと比べて、このごろは「書きかた」が変わりました。当初は、はじめから最高のものを、と書いていたのですが、今はこう変化しています。「ダメでいいからまずは仕上げて。そのあとの磨き上げに時間をかけよう」と。ダメな仕上がりを見ると、さすがに少し気落ちします。たとえば、「きれいなもの」の表現に「美しい」しか使っていなかったり、文の結びが「〜いた」の連続だったり、あまりの拙さに心がやられそうになります。ですが、拙速せっそく巧遅こうちにまさる、という言葉もありますし、「まぁ、いいか」と割り切っています。

 まず自身の未熟さを知り、磨き上げる工程で上達を感じる。このサイクルで、しばらくは書き続けようと思います。



 つづく

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