顔が見えなくても
こんばんは、このはりとです。
わたしはこれまで、ネットワーク上での「顔の見えない交流」は、ほとんどしたことがありませんでした。昔、わたしをよく知る友人に、『やめておいたほうがいい。たぶん、もたないから』と言われたのを、よく覚えています。気遣いから出た言葉ですね。
なぜやめたほうがいいのか。その理由は、テレビの中のできごとのように、うっすらとは知っていました。顔が見えないのをいいことに、誰かを傷つけたり、不快にさせる言葉・感情が渦のように存在するのだろう、と。たちまちのみこまれて、わたしの心が暗く沈んでしまうのは、火を見るより明らか。友人は、そうならないよう、助けてくれたんですね。
そのわたしは、今こうしてカクヨムを利用しています。「不用意」。振り返ってみると、危険なものへの備えなんて、言葉どおり何も用意していませんでした。獰猛な獣に牙を突き立てられる自分を想像もしないなんて、なんだか笑ってしまいます。ですが、運がいいのでしょうか。今のところは、そんな獣を見かけはしますが、襲われずにいます。顔が見えなくても「友人」と呼べるつながりができて、幸運以外の何ものでもありません。
先述で「渦」とたとえましたが、今のわたしがいるカクヨムは、どこまでも続く、透き通った「遠浅の海」のようです。眠気がさめないよう、ぼんやりとしたまま書いていますので、明日の朝読み返したら、恥ずかしくて消したくなるかもしれませんね。
つづく
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