あとがき7
ここまでご愛読いただきありがとうございます
初投稿作をなんとか完結させることができました
もし、この作品を通じて読者さま方の知識への貢献に繋がったのであれば光栄と思う次第です
作中でも語っていたことですが、芸術は〝読む〟ことが出来る物だと知っていただければ今後、芸術を楽しむことにも一役 買ってくれると思います。
芸術の始まりは諸説ありますが、その一つが情報伝達の手段から始まったとも考えられています。
例えば、文字も無かった時代。狩りの仕方などは絵を描いたりして図解で解説していたのではないかと推測されており、それが洞窟壁画として現代に残っているのだと言われています(洞窟内に残されている尖った物が刺さった動物の土人形も同様ではないかと考えらています)
象形文字以前に存在した絵文字などからも判るように大昔の人にとって絵は現代の文字と同じ役割を担っていたことが判ります。
その芸術の持つ情報伝達の機能は現代でも失われておらず我々は知らず知らずに絵を読んでいることがあります
例えばハートマーク。コレを見たとき。本物の心臓とは似ても似つかないにも関わらず我々は無意識に心臓の意味があると理解しますよね。
これが〝絵〟を〝読む〟と言う事ことです。
絵を読み解くことができるようになると芸術は大きく理解しやすいくなり他人の評価(芸術の権威の評価)など気にせずに自分の意見を持てるようになります
おかげさまで今では自分の芸術的感性をいくら否定されようがどこ吹く風です。他人と意見を合わせないと叩かれるからといって無理して合わせる必要もなくなります(まぁ実際やったら嫌われますが)
他にも作家の考えや当時の時代背景。思想観。技術力などを読み取ることなどもできるようになるので多角的に作品を楽しめるので娯楽の充実にも繋がりますし絵を描くうえでも表現技術に恩恵を与えてくれる
芸術の理解は本当に人生を豊かにしてくれるので私、個人としては知っておいて損はないと思ってます
そんな芸術理解への興味を刺激 出来ていたら良いなと思いながらこうして あとがきをいま綴っています
芸術の理解は色々な知識への架け橋となります
実際、私は芸術の理解によって芸術と魔術の深い関りを知り、魔術の理解から科学が発展する前の当時の価値観や宗教観を理解し歴史への理解へと繋がっていきました
正直、私が頭が良ければ音楽や数学の理解にも繋げられたと感じられる部分もありました
それ程までに芸術とは知識へと結びつける強力な力を持っています
もしも今後、芸術を見る機会があれば、この芸術どうやって〝読む〟のだろうと考えて見てください。その疑問が次の知識へと繋がっていくようになります
と言っても風景画のように最初から読む事を目的としていない芸術もありますが
それと絵は文化や人によって読み方が違うので意見が食い違ってもケンカするようなことはないようにして下さい
長くなりましたが、私がこの作品を通じて一番 語りたかったことは芸術の理解がより広がれば良いなという思いでした
初の投稿小説で至らない事だらけだったとは思いますが、改めて ここまで読んでいただきありがとうございました。
この作品の世界観は私、自身 気に入っているので今後、気が向いた時にスピンオフとか短編を書くかもしれない、そんな思いを抱きながら、この作品の筆を置かせていただきます
ArsMagia─アルスマギア─ 上代 @RuellyKamihiro
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