第305話 影踏熊

「本当にこの毛皮、もらってしまっていいんですか!」

「ああ、今回の功労者はお前だ、ヨモサ。その毛皮を換金したいなら、この場で俺が買い取ってやる。何か防具にでも使うなら取っておくといい」

「はいっ! ここまで立派な素材は見たことがありません。私、これで自分の外套マントを作ります! ものすごく防御性能の高いものが作れそうです!」

 ヨモサのドワーフ魂が刺激されたようだ。赤毛狼の籠手のできもよかったので、今回もかなり上等な装備品になりそうだった。


「うぅ~ん……メグ今回、何がなにやらわからないうちに終わったのです……」

「まぁ、メグは頑張ったと思うよ……。あたしの方が役に立っていたかどうか……」

「はっはっはっ! 僕なんて跳ね飛ばされて何もできなかったさ!」

「不覚だわ。不意を突かれたとはいえ、反撃の一つもできないままバラバラにされるなんて……」

 喜びに舞い踊るヨモサとは対照的に、他の連中は黄金魔熊相手にうまく戦えなかったことを悔やんでいた。


 メグはまだ混乱しているのか、頭を抱えて少しふらふらしていた。

 鼻の骨が折れていたらしく、自分でむりやり形を整えると治癒術式で回復に努めている。瞬間的に傷を治すような高度な治癒術は使えないらしいが、自己治癒能力の向上で時間をかければ骨の再生はできるらしい。戦闘もこなせる上に治癒術式も使えるとは、なかなか多才な能力を持っている。


 黄金魔熊に跳ね飛ばされて体がバラバラになったミラは、今ちょうど遠くに飛ばされていた手首を拾ってきて腕に取り付けなおしたところだ。ある一定以上の力が加わると、体が破壊されるより先に自らバラバラになることで損傷を避けるらしい。胴体部に頑丈な核があって、それさえ無事なら死ぬことはないのだとか。

 昔、宝石の丘の旅路で脱落したときも核だけを送還術で安全な場所に飛ばして、残った人形の体を自爆攻撃に使うといった離れ技も見せていた。もうこの人は完全に人間離れしている。


「本当に今回の魔獣は強かったわぁ~。階層主だったのかしらぁ? クレスお兄さんはどう思うー?」

「メルヴィ、お前はさっさと服を着ろ」

 黄金魔熊に服を引き裂かれたメルヴィは、恥じることなく外套マント一枚の裸で先ほどからうろうろしていた。絶対にわざとだ。

「それがぁー、服なくなっちゃったじゃない? 予備もないし、このままの格好でいるしかないのよぉ」

「嘘をつくな、嘘を! 予備の服くらい召喚術で呼び出せるだろ! なんなら俺が適当なダサい服でも召喚してやろうか!?」

「えぇ~。それは嫌だわぁ。せっかくクレスお兄さんの外套を貸してもらえると思ったのにぃ」

 紫檀の杖を太腿の間に挟んでモジモジしながら、メルヴィは裾の短いマントをぴらぴらとこれ見よがしに開いて見せる。

「……レリィ。お前にも着替えをやるから、メルヴィと一緒にそっちの木陰で着替えてこい」

「あぁー、うん。着替えは助かるかな。あたしもだいぶ派手に切り裂かれちゃったから」

 そう言って脇腹のあたりを擦っているレリィ。騎士の闘気による効果か傷は綺麗になくなっており、レリィの白磁のように滑らかな肌が露出している。


「あらぁ~ん。クレスお兄さん、そんなに熱い視線を送って……レリィお姉さんの裸が気になるのかしらぁ?」

「ちょっとクレス!?」

「傷の具合が気になっただけだ!」

「やーっぱりレリィお姉さんの裸、熱心に見ていたのねぇ~。うーん……メルヴィも、もう少しお姉さんみたいに成長したら、クレスお兄さんにじっくり見てもらえるのかしらぁ?」

 わざとらしく誘惑するような発言をしながら、小柄な体には不釣り合いな豊満な胸をさらに寄せ上げて強調している。

「……って、別にあたし裸じゃないし! メルヴィも変なこと言わないでね! さあ、着替えするよ!」

 俺が召喚術で取り寄せた白い胴着をひったくるようにして奪うと、レリィはいつまでも裸でいるメルヴィを抱え上げて近くの木陰へと姿を隠した。



 日が沈み、林道は真っ暗な闇に包まれた。全員が黄金魔熊との戦闘で疲弊していたので、一旦ここで朝まで休むことになった。魔導ランプを幾つか周囲に設置して、中心には林道の枯れ木を集めて燃やした焚火を用意した。

 昼間は暑いくらいの環境だったが、夜になって急に冷えてきたので体を温めるにも焚火は好都合だった。燃料となる薪は近くに山ほどある。火の付きがよく、炎も長時間保つというやけに上質な薪だった。魔窟ゆえの高品質といったところだろうか。

 レリィが追加で薪を炎のなかにくべる。全力で闘気を放出して枯れたように紅く染まった髪が、焚火の炎に照らされてより一層赤く映える。

「魔窟を進むにつれて、レリィが全力を出す場合も増えてきたな」

「んー? そーかもね。まだ本当に苦戦するほどじゃないけど」

 レリィが本当に闘気を絞りつくしてしまうと、反転して『魔導因子収奪能力』が発現してしまう。そうなると周囲の者は術式が使えなくなり、俺の手持ちの魔蔵結晶も魔導因子を吸収されて使い物にならなくなってしまう。


「クレスさん、その武装は解かないんですか? 疲れませんか?」

「ん? 気になるか?」

「ですよー。鉄の塊がなんだか威圧的で暑苦しいですー」

 黄金魔熊との戦いの後も、俺は『鉄砂の鎧』の術式を解いていなかった。一度構築した術式を解くと、再び術式を発動するのに手間がかかるというのもあるが、何より俺はこの階層での本当の闘いがまだ終わっていないと感じていたのだ。

「ここの階層主を倒したのなら、武装は一旦解いてもいいのではないかい?」

「そうね。不必要に警戒しても疲弊してしまうわ」

「…………? ムンディ教授、それにミラまで。少し気が緩み過ぎじゃないのか?」

「クレスお兄さんが神経質すぎるんじゃないかしらぁ? ふわわぁ……私、ちょっと眠くなってきちゃったわぁ」

 気の抜けた声を出して欠伸しているメルヴィ。ムンディとミラも妙に警戒が薄れている。


「いや、気を抜き過ぎだろう。まだ階層主は倒していないんだぞ?」

 俺はなんとなく、ここ第四階層の階層主『影踏熊かげふみぐま』が出現するのではないか、という嫌な予感がしていた。めったに現れないと言われる影踏熊だが、この林道には夜を迎えてからずっと重苦しい空気が漂っている。おそらく出るだろう、という直感的な危機意識が俺には働いていたのだ。

 しかし、俺以外の連中は誰一人として影踏熊を警戒していない。そればかりか――。

「階層主って、あの黄金魔熊のことじゃないの? あれを倒したならもうこの階層で魔獣は出てこないんじゃないの?」

 レリィまでもが、おかしなことを言い出す。

「黄金魔熊はただの魔獣にしては強かったが階層主じゃない。ここの階層主は『影踏熊』だからな? 最初に説明したはずだが……」

「おや、そうだったかい? 僕は記憶にないんだが。ギルドの新情報かな」

「そうねぇ……私も初耳だわぁ」

「メグはもう、疲れたですー。野宿でもいいから、今日はもう寝たいですよー」

「影踏熊だなんて、ギルドの噂でも聞いたことありませんけど。クレスさん、それどういう魔獣なんですか?」

 おかしい。おかしいぞ。

 異常事態だ。あれだけしっかりと影踏熊について皆の前で話をしていたはずだ。それなのに誰一人、直接会話をしていたはずのレリィやメルヴィまでもが忘れている。第四階層の階層主『影踏熊』の存在を。


「――――っ!! 全員、警戒態勢だっ!! 意識をはっきり持て!!」

 あらん限りの大声で俺は全員の目を覚まさせる。メグが大声に驚いてひっくり返り、レリィが反射的にがばっと水晶棍を持って立ち上がる。

 気が付けば夜の林道は深い霧に包まれ、異様なまでに寒々しい気配が漂っていた。

「――これは、幻惑の呪詛!?」

 いち早く異常に気が付いたミラが驚愕の声を上げた。その瞬間、ミラの首から上が真横に吹っ飛んで視界から消える。

 霧の中から剛毛に覆われた太い獣の腕が伸びてきて、ミラの頭を殴り飛ばしたのだ。


 既にいる。

 間違いない、影踏熊だ。まさか幻惑の呪詛を使ってくる魔獣だとは思わなかった。

 俺は『天の慧眼』の術式で周囲の魔導因子の流れを読み取る。すると、明らかに歪な魔導因子の流れが至る所で発生していた。

(――いつの間にこんな――!?)

 これだけ多重の呪詛をかけられては、よほど呪詛に対する耐性が強くない限り幻惑をはねつけることは難しいだろう。

 影踏熊を警戒していた俺は、何重にも強固な防衛術式を維持していたおかげで影響を受けなかったが、他の皆は影踏熊の存在すら忘れてしまうほどに幻惑されていた。騎士や一級術士でも呪詛の影響を受けたのだ。

 おそらく、この強力な幻惑の呪詛こそ影踏熊との遭遇で生存率が極端に低い原因なのだろう。並みの冒険者ではその存在に気が付く前に全滅させられてしまう。


 俺はまず辺りに蔓延する幻惑の呪詛を解呪するため、緑藍晶石ヌーマイトの魔蔵結晶を取り出して即座に術式を発動する。

(――き乱せ――)

因子撹乱いんしかくらん!!』

 漆黒の石の中に走る金色の筋がひときわ強く輝き、振幅の大きく乱れた魔導因子の波動を周辺に撒き散らす。魔導因子の奔流によって、影踏熊が仕掛けたであろう幻惑の呪詛が押し流されて効果を失った。

「ふ、ふぁっ!? メ、メグ寝てたです!?」

「あらぁ~ん、もう朝かしらぁ? クレスお兄さん、メルヴィが寝てる間に変なことしなかったぁ?」

「はて、ぼんやりとしていた頭が妙に冴えてきたね?」

「しっかりしなさい、異界ボケ爺。呪詛に呑まれていたのだわ。これだから研究ばかりで回りが見えていない術士は……」

「そういうミラも、さっきまで気が付いていなかったけど……」

 頭を吹っ飛ばされたミラであったが、いつの間にかレリィが拾ってきていた。生首状態のミラが偉そうにムンディ教授へ説教を垂れているが、まるで威厳がない。

 ちなみに妙に静かなヨモサはまだ幻惑の呪詛に囚われているのか、地面に横たわりながら苦し気な表情で呻いていた。悪夢でも見ているのかもしれない。


「全員すぐに背を合わせて円陣で警戒しろ。ヨモサとメルヴィは円の中心へ入れ。お前ら、一撃受けたらたぶん死ぬからな」

「メ、メグも中心に入ってはダメなのです?」

「メグは戦闘要員だ。円陣に加われ」

「世知辛いのですー……」

 渋々、戦棍を構えて円陣に加わるメグ。ミラは自前の魔導人形を召喚して円陣の周囲をさらに固めた。


(――照らし出せ――)

『煌く陽光!!』

 日長石ヘリオライトの魔蔵結晶を数個、周辺の林の中へ投げて視界を確保する。これで影踏熊が闇に紛れて近づいてきても丸見えになるはずだ。


「あそこ! 何かいる!!」

 レリィの鋭い声が響く。指さす方向を見ればそこには光に照らされて、断崖に映し出された大きな影が揺らめいていた。

 一瞬、駆け抜けた影は何かの小動物のようであった。光源に近い位置を走り抜けていったのだろう。実体よりも大きく見えたのだ。

 しかし、レリィの鋭い視線は先ほどから一点を集中して見据えている。そこにはまだ、大きな影が一つ揺らめいている。

 ――否。それは影のようで影ではない。その正体は光源によって岩壁に投影されたものとは違う、実体そのもの。瑠璃色るりいろに輝く両目を持った巨大な熊であった。

 再び闇に姿を消すかと思われた影踏熊は、日長石が照らす光の下へゆっくりと歩み出てきた。

 揺らめき昇り立つ黒い靄に包まれた、闇に紛れるような漆黒の体毛。輝く瑠璃色の目だけがその存在を知覚する唯一の手段だ。


「何だろうな……この魔獣。以前にも見たことがあるような……」

「グズリだわ」

「グズリ?」

「覚えていないかしら。宝石の丘への旅路の途中。幻想種の群れに襲われて、魔獣化した熊人くまびとのことを」

 ミラに言われて当時の同行者達の顔ぶれを思い出す。

 いたかもしれない。名前までは憶えていなかったが、確かにいた。グレミー獣爪兵団の部隊長だったか。最期は魔獣化したグズリを止めに入った団長グレミーと相打ちになって死んだはずだ。

「本物なのか?」

「本物か偽物か、そんなことわからないわよ。グズリの姿をした別物かもしれない。けれど、少なくともあれはグズリに関わる何かなのよ」

「……こいつも迷い出てきたくちか」

 本物ではないだろう。仮に本物だとして魔獣化したグズリへの対処も変わらない。

 そのことがはっきりすれば、迷いを抱くことはなかった。

「冥府へ送り返してやる。もう一度な!!」


『カァアアアー――!!』

 元より大柄だった体を数倍に膨れ上がらせた魔獣グズリは、耳をつんざく奇声を発して突撃しながら俺に向かって腕を振るった。

 鋭い鉤爪が薄青い魔力の光を帯びている。鉄砂の鎧をまとっていても、そのまま攻撃を受けるのは危険だろう。

 黄土の盾で魔獣グズリの爪を受け止める。爪と盾とが衝突した瞬間、青い火花が飛び散った。魔力の一部が反発して散逸したのだ。グズリの爪に灯る青い光がわずかに弱まっている。

 魔力の余波で鉄砂の鎧に引っかき傷が生じる。爪痕は大きなものではなかったが、何の対策もなく生身で受けていれば深く肉が裂けるほどの傷を負っただろう。

『ゴォオオッ!!』

 おぞましい咆哮を上げて魔獣グズリが両腕を振るう。俺は黄土の盾と金剛杖で攻撃を受け止めた。鉄砂の鎧を瞬間的に凝集硬化させて、鉄骨の強度を再現する。

 バキン! と鉄砂の鎧に罅が走った。

 グズリは剛腕でもって無理やり押し潰そうとしてくる。半ば腐りかけ、肉と骨が一部露出した不気味な熊の顔面が間近に迫っていた。だが俺としては、このまま力比べなどする気は毛頭なかった。


(――組み成せ――)

『鉄血造形!!』

 動きを止めた魔獣グズリをその場に縫い留めるために、鉄砂の鎧を変形させて鉄条網と化して縛り付けた。俺は鉄砂の鎧を脱ぎ捨てて、安全圏まで一気に下がる。

「やれ! レリィ!!」

「えぇぇえいっ!!」

 既に魔獣グズリの背後から距離を詰めていたレリィが、闘気を込めた水晶棍の先端で一突きにする。

『ゴォファ――ッ!!』

 闇色の毛皮がざわりと総毛立ち、黒い靄を口から吐き出しながらグズリが暴れもがく。水晶棍が根元近くまで潜り込むレリィ渾身の一撃だったが、仕留めきるには至っていない。

「しぶとい!?」

「こいつも不死者アンデッドか!」

 背中から腹にかけて大穴の開いたグズリであったが、貫いた水晶棍をそのまま取り込む勢いで黒ずんだ肉が盛り上がってくる。レリィは慌てて水晶棍を手放してグズリから距離を取った。


 こいつも浄化の炎で焼き尽くすほかない。そう思って術式を準備しようとしたところ、メグが俺よりも一歩前へと出て胸を張る。

「ここは悪魔祓いのメグに任せて欲しいのです! さまよえる魂を前に、無様は見せないのですよ」

「……よし。任せた」

 立て続けに失態を見せていた分を取り戻したかったのかもしれない。ふざけた様子は一切ないメグの真剣な表情を見て俺は彼女にグズリの浄化を任せることにした。悪魔祓いとして面目躍如のときである。


 メグは戦棍を背負いなおして両手を空けた。そして、いまだ鉄条網に絡まっている魔獣グズリへと一歩一歩近づいていきながら、胸元にかけられていた銀の十字架を手の中に握りこむ。

『……異界座標、煉獄より我は喚びこむ……』

 意識を集中しながら、祈りの呪言が唱えられる。それが術式起動準備の楔の名キーネームとなっていたのか、銀の十字架から金色の光の粒がちらほらと舞い立つ。

 強い魔力の気配を感じ取ったか、魔獣グズリが暴れ始める。俺が魔力を込めて強化している鉄条網も、バキン、バキン、と引きちぎられていく。今この距離でグズリが拘束を解けば、一瞬でメグへと肉薄される。

(――もう、もたないぞ――!!)

 焦らせて集中が途切れてはまずいので声はかけないが、いよいよ猶予がなくなってきた。早く術式を完成させなければグズリが枷を外してしまう。


『……あらゆる亡者を灰と化すもの。魔に魅入られし、悪しき獣を焼き滅ぼし給え……』

 両手の指を組んで合わせると光の粒がより一層舞い上がり、手の平からは赤い炎の光が漏れ出てきた。

 聖霊教会の悪魔祓いが編み出した異界の炎を召喚する祈祷儀式。

 それが今、完成した。

『――煉獄浄火れんごくじょうか――!!』

 メグが両手を解くと同時、浄化の炎が現出して火柱となった。立ち昇る炎を、両手を前に突き出すことで前方の魔獣グズリへ向けて浴びせかける。


 ゴファァアアア――ッ!!


 鉄の枷を引き千切り突っ込んでくる魔獣グズリに対して、メグは一歩も引くことなく煉獄より召喚した浄化の炎を真正面から放射する。

 炎を突き破って出てきたグズリはほぼすべての毛皮と肉を焼失しながら、骨の形骸だけを残して前のめりに崩れ落ちた。地面に横倒しになったグズリの骨は砕け散り、火の粉を帯びた真っ黒な灰となって虚空に消えていく。

「……魔獣を骨まで焼き尽くす炎か」

 祓霊浄火ふつれいじょうかが純粋に幻想種を滅ぼす効果であるのに対して、物理的な燃焼効果に比重を置いた対魔獣用呪術といったところだろうか。

 魔獣グズリが燃え尽きた後には、両手でやっと包める大きさの橙色に透き通った大魔石が一つ残された。

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